PIOピアノ雑記帳

ピアノ、クラシック音楽関連の話題を主とした雑記帳blogです。

タグ:♪福間洸太朗

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このお二人の初めての出会い、去年の9月とのことでしたが、
私、その会場に足を運んでおりました。
なんだか、はるか昔のことのような気がします。

そして、福間さんプロデュースによる新企画の案内が。



これは面白そう。
そうそうたるピアニスト達が登場します。

いつもわくわくと、次に向けて準備をされている様子。
その場、その場での柔軟な対応にもたけているんですね。
フィギュア・スケートの会場で、アクシデントが起これば生演奏を申し出る、とか。

自然体で、スケールの大きい活動を展開する日本人音楽家、
続々と登場してきそうな予感もして、うれしいです。

2020年6月14日(日)19時開演 20時40分終演
@サントリーホール ブルーローズ(無観客配信)

 <出演>
ヴァイオリン:郷古廉
チェロ:佐藤晴真
コントラバス:幣隆太朗
ピアノ:福間洸太朗/秋元孝介

<プログラム>
(チェロ独奏:佐藤晴真)
ガブリエッリ:チェロのための無伴奏リチェルカーレ第5番 ハ長調
J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV 1011 より第1曲「前奏曲」、第5曲「ガヴォット」
ガブリエッリ:チェロのための無伴奏リチェルカーレ第6番 ト長調
カタルーニャ民謡:「鳥の歌」

(ヴァイオリン独奏:郷古廉)
J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004 より 第1曲「アルマンド」、第5曲「シャコンヌ」

~休憩10分~

(コントラバス:幣隆太朗、ピアノ:秋元孝介)
ライナー:コントラバス・ソナタ

(ピアノ独奏:福間洸太朗)
佐藤聰明:コラール(2000)
藤倉大:2つの小品(2011)
デュビュニョン:ソロ・ピアノのための3つの舞曲 作品20(1998)[日本初演]

2020-06-14 (12)

昨日は19時開演のコンサートを途中であきらめて、後で後悔の嵐だったので😢、
今晩は家族に頼み込んで、
リビングのTVにノートPCをつなぎ、晩御飯食べながら家族で視聴。

いやもう、感動でございました。
冒頭のチェロの音色から。深い!
そして、
郷古くんのバッハは、圧巻の説得力でございました。

後半は、全曲初めて聴く曲でしたが、
もう、テレビがぶりつきで、視聴してしまいました。
どれも、確信に満ち満ちた演奏。
曲想も、音色も、レンジがrangeが、すごい。

エナジー注入していただいた気分です。ありがとうございました。

(そういえば、勝手にスクショをアップしてはいけないのでは?
……と気づきました。前回のものもこれから撤回いたしますです)

ちょうどよい具合の英語解説、
聴きやすく、メッセージ性のあるプログラム構成による
密度の濃い1時間。
洗練されたコンサートだなあと感じました。
(途中、曲目の字幕がちょいずれたりしましたが)

カザフスタンの民謡は、不慮の死を遂げたフィギュア・スケーター、デニス・テン、そしてもう一人、福間さんのツアー・スタッフだった方に捧げる……胸に響きました。

事前収録ではなくLIVE配信で、
アーカイブも聴けるというのも、ありがたいです。
(昨晩22時には、ほぼ廃人と化していた私。よくある19時開演は主婦には辛い時間帯。LIVE視聴ってなかなか難しいものです。)




福間洸太朗 Youtube ライブ配信コンサート Vol.2
5月23日(土) 22:00~ 

プログラム (60分)
J.S.バッハ / ペトリ:アリア「羊は安らかに草を食み」
シューベルト / リスト:セレナーデ
ワーグナー / リスト:イゾルデの愛の死
ショパン/リスト:私の愛しい人
グリンカ/バラキレフ:ひばり
カザフスタン民謡/トリクパエフ:ヤプライ
レクオーナ:マラゲーニャ
プッチーニ/ハワード:誰も寝てはならぬ
トレネ/ワイセンベルク:街角、あなたは馬を忘れた
ルノワール/福間:聞かせてよ、愛の言葉を

(アンコール)
ハワード・アッシュマン/森下唯:Beauty and the Beast

母の日だから……Live concert。
すごすぎます。

福間洸太朗 Youtube ライブ配信コンサート
5月10日(日) 22:00~ 

<プログラム> (45分)
セシル・シャミナード:ロマンティックな小品、スカーフダンス、田園の踊り、秋(演奏会用エチュード第2番)
ファニー・ヘンゼル:ピアノのための4つの歌 Op.8、序奏とカプリッチョ
徳山美奈子:序の舞 (2018)、Flying Birds (2011)

アンコール
スーク:"Souvenirs" Op.28-5

サポート:EUジャパンフェスト日本委員会

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実は後半しか聴いていないのですが、
「序の舞」「Souvenirs」、ともに良かったです。
派手さはないけれども、流れの中に「聴くべきもの」がある。
そんな印象。

PTNAの音楽辞典を調べたら、"Souvenirs" って、「母について 記憶 」という邦題なんですね。
なるほど、母の日。

アーカイブ、残るのでしょうか。。。
あ、2週間後にまたコンサートをします、とご本人が予告されていました。
1週間後じゃなくて、2週間後ね、と。

2019年9月18日(水)14時開演 16時15分終演
@横浜みなとみらいホール 大ホール

ピアノ:實川風(J) 
ピアノ:福間洸太朗(F)
指揮:原田慶太楼(♪)
日本フィルハーモニー交響楽団(♪)

<プログラム>
ヤン・ヴァン=デル=ロースト/高橋幸代編曲
Jan Van 出rRoost(1956-) 
●横浜音祭りファンファーレ(♪)

フレデリック・ショパン(1810-1849)
●ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11(J)(♪)
 Ⅰ.Allegro maestoso
 Ⅱ.Larghetto
 Ⅲ.Rondo:Vivace

●バラード第1番 ト短調 作品23(F)

~休憩~

●バラード第4番 ヘ短調 作品52(J)

●ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21(F)(♪)
 Ⅰ.Maestoso
 Ⅱ.Larghetto
 Ⅲ.Allegro vivace
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平日の昼間だというのに、大ホールの1階席はほぼ満席!
という盛況ぶりに、まずびっくりしました。
直前になってチケットを求めたワタクシは、ピアニストとほぼ正対して見下ろすような2階席でした。
タイトルじゃありませんけれども、實川氏も福間氏も、まさに貴公子の風格。
見た目も楽しませていただきました。(なにせ表情をガン見できる席だったので)

お二人ともピアノの音色が美しくて、うっとり。
実によい午後の時間を過ごしました。

實川氏、ステージでの生演奏は初めて聴きました。
音を慈しんで奏でるかたです。響きの美しさが秀逸。
バラード4番に痺れました。

福間氏を聴くのは2度目ですが、ますます磨きがかかっていました。
音がクリアで、ぐぐっと音楽を凝縮し、まとめあげる力が見事。
聴衆を惹きつけますね。
会場の多くが福間氏のファン?といったムードを感じました。

今度はそれぞれのリサイタルをじっくり聴きたいものです。

90min.concert
夜クラシックvol.13 福間洸太朗(ピアノ)/吉田誠(クラリネット)

2017年6月30日(金)19:30開演 21:10終演
@文京シビック大ホール

<プログラム>
ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」より”月の光”(Pソロ)
メサジェ:ソロ・ドゥ・コンクール
ショパン:ノクターン第2番 変ホ長調 Op.9-2
ショパン:ワルツ第2番「華麗なる大円舞曲」Op.34-1
メシアン:鳥たちの深淵(「世の終りのための四重奏曲」より)(Clソロ)
ミヨー:協奏的二重奏曲

サティ(福間・吉田編曲):ジュ・トゥ・ヴ
ジャン・ルノワール(福間編曲):聞かせてよ、愛の言葉を(Pソロ)
武満徹(福間・吉田編曲):ワルツ(映画「他人の顔」より)
サン=サーンス:クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op.167

アンコール2曲

****************

洗練かつ闊達
フランスのエスプリに満ちたコンサートでした。
お二人とも、パリ国立高等音楽院で学ばれた(ただし時期は重ならず)ということが納得されました。

文京シビックホール、初めて行きましたが、響きが良くてびっくり。
クラリネットの音が朗々と響いてきました。
かすかな微音もはっきりと届きました。
1階席中央を押さえてくれた友人に感謝です。

若い才能っていいですね。溌剌とした輝きを感じました。
そして、そのコラボレーションで輝きがますます増すことも。
お洒落でしなやかな音楽が堪能できました。

画像は、この公演のためのインタビュー記事byシビックホールより。

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