PIOピアノ雑記帳

ピアノ、クラシック音楽関連の話題を主とした雑記帳blogです。

タグ:♪小山実稚恵

東京フィルハーモニー交響楽団
第910回サントリー定期シリーズ
2018年7月19日(木)19時開演 21時終演 @サントリーホール

指揮:ロレンツォ・ヴィオッティ
ピアノ:小山 実稚恵

<プログラム>
ラヴェル:道化師の朝の歌 (約5分)
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 (約20分)
アンコール
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 (約10分)
ドビュッシー:交響詩『海』(管弦楽のための3つの交響的素描 (約25分)
Ⅰ.海の夜明けから真昼まで
Ⅱ.波の戯れ
Ⅲ.風と海の対話
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友人から急遽譲ってもらったチケットで行ってまいりました。
お初の「裏側」2階席です。指揮者に正対する(上記画像でいうと真正面の)席。わくわく。

指揮者は、なんと御年27歳、スイス出身のすらっとしたイケメンでありました。
眼福なり。
特に後半のドビュッシーは、魂込めてます♪のオーラひしひし。

2階席は管楽器の響きがよく伝わります。
ファゴットやフルートが大活躍する今日のプログラムにはGOODといえましょう。
普通の席よりも客の入りが多く見えたのは、このあたりを汲んでのことかと。
管楽器のみなさま、見事な演奏でした。

さすがにピアノの音はちょっと届きにくい感じでしたが(反響板の向きからして当然)、
ピアニストの姿はよく見えました。
小山実稚恵さん、なかなかのグラマーさんです。身体も柔らかくていらっしゃる。
余裕をもって楽しんで演奏されているようにお見受けいたしました。

猛暑の中の清涼剤のようだったコンサート、その余韻を味わっております。
一方で、フランス!というイメージはさほど強くなかったなあ、とも思います。
うむ。なぜだろう……爽やかだったけれど、洒脱さ、癖の強さがなかったのかな?
音楽って奥が深いです。

東京フィルハーモニー交響楽団
第899回サントリー定期シリーズ
2017年12月5日(火)19時開演 21時終演 @サントリーホール

指揮:伊藤 翔
ピアノ:小山 実稚恵

<プログラム>
カバレフスキー:歌劇『コラ・ブルニョン』序曲 op.24 (約5分)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23 (約32分)
アンコール
ラフマニノフ:プレリュードOp.32 No.12

チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 op.36 (約42分)
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The・熱演! でした。
指揮の伊藤 翔さんが醸し出すエネルギーが半端なかったです。
さすが、2016年に第1回ニーノ・ロータ国際指揮者コンクール優勝という新進気鋭ぶり。
今回のコンサート、
陣取ったのは舞台右横の二階席(譲っていただいたチケットで)。オケ団員と同じように、指揮者の表情も動きも、はっきり見えました。その推進力、素晴らしかったです。
後半の交響曲第4番、譜面台に楽譜は置いてありましたが、楽譜を実際にめくることはほぼなく、暗譜でした。(楽章を終えた後に、次の楽章冒頭まで一気にバサッとめくっていました)

小山実稚恵さんのチャイコンは、オケとの息もぴったり。
チャイコフスキーコンクールで名を挙げた彼女。演奏回数、数知れずの曲目でしょう。
まったく気負うことなく、楽しんで演奏している様子が見てとれる、気持ちの良い演奏でした。
(演奏後、慈母の微笑みでオケと指揮者を称える余裕…)

何の予備知識もなく、ただ、ふら~っと足を運んだのですが、実にいいコンサートに行きあたりました。サントリーホール周辺のクリスマスの祝祭感もよかったです。
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