PIOピアノ雑記帳

ピアノ、クラシック音楽関連の話題を主とした雑記帳blogです。

カテゴリ: 【音楽セミナー・レッスン・集い】

動画から得たアドバイスの要約です。
私にとっては、とっても役立ちそう……今から心がけます。

ピアノの椅子に座ったら、
坐骨がちゃんと椅子にのっていて
股関節がいいバランスをとっていて
太ももが楽に伸びていて、
足がちゃんと床についている感覚を掴む。

背骨が積み重なっていって、
首が楽になっていて、
その上に頭が自由に載っていて
肩関節、肩鎖関節がうまくバランスをとっていることを感じる

胴体がリラックスして、充分なゆとりを持っていて、
椅子の上に安定して座っていることを感じる

頭がリラックスしていること、
つまり、顔が緊張していなくて、
頭にも重さがないような感覚を持てているか、
目が、ちゃんも目力のある状態になっているか、
全身の状態をチェックする。

最初の音を鳴らす前に、
その音の響きをイメージし、
腕と鍵盤の間に、その音が響くことを想定して
耳の準備をする
大地のエネルギーが、腕を通って鍵盤に届くイメージを持つ
肩、肘に余計な緊張がないこと、
掌の下の方の感覚が感じられる程度に掌がリラックスしていることを確認する

実際に鳴る音を想像して、
鍵盤に触れる際、掌と鍵盤の間に空間を作る
実際に掌に音が共鳴するので、それを感じられるだけのアンテナを準備する

上記の引用元は、こちら


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友人の演奏を聞いてきました。
演奏が始まる前は、なんだか薄~い感じの存在感だったおじいちゃま、おばあちゃまが
演奏を聴いているうちに、だんだん生き生きしてきて、
終わってみれば、別人みたいになっている方も!
音楽の力って素晴らしい!と思いました。

50分程度の演奏+トーク。
デュオを組んで、もう10年になるんですって。
大拍手👏👏👏大喝采💙💙💙

即位礼正殿の儀の行われる日
って、長い名称ですね。
特にTVに釘付けになることもなく、1日が過ぎました。

本当は、お友達のピアノ発表会を聞きに行こうと思っていたのですが、鬼の撹乱。
ちょっと体調不良で、取りやめました。 
珍しくも、お腹の具合が、、、💦

でも、練習はしなくては。
本番まで2週間を切っていますが、どうにも納得のいかない箇所がまだ多々。
思い切って、指遣いを見直したりしています。
「凶」と出てしまうかもしれないけれど、それも織り込み済みの上での決断です。

このところ、佐野主聞(さの しもん)さんの生中継ピアノ練習解説を度々視聴しています。
YouTubeから「オススメ」されて、はまりました。
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数年前の浜コンWEB視聴で、お名前、知ってましたよ。
さすが、納得の解説。
ご本人による美音演奏付きなので、説得力バリバリです。
私からも、オススメ。 

 

めでたく本日、誕生日を迎えました。
牛田智大くんと同じ誕生日で、光栄でございます。
彼は20歳になったとか。
私は57歳になりました。
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たまたま仕事もお休みになり(学校行事のため)、
親しい仲間内での弾き合い会&ランチ&ティータイムを楽しみました。
いろいろアドバイスもいただけて、ありがたい限り。
来年のショパコン・チケットをゲットしたという友人の話、ピアノ演奏の深さにまつわる話の数々、楽しいひとときでした。

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偶然ながら、昨日、56歳最終日もまた、友人たちとの弾き合い会。
こちらは仕事を終えて駆けつけ、その後、ディナーへと突入。
なんだかワタクシ、酔っぱらってハイになり、口角泡飛ばしてしゃべりまくったような。。。恥💦
2019-10-16 (4)

弾くほうでも、崩壊したり、ぴたりと止まったり、いろいろやらかしましたが、なんとかあと17日で修正しようと思います。
素敵な仲間に恵まれたことに感謝です。

monthly lessonの記録、
なんと2019年4月でストップしちゃってました。
1月に書いたのと、まったく同じ理由によります。

なぜかというと
曲想云々という前に、体の使い方&音色でNGが出て、それでレッスンが終ってしまうから。
「固い」
以上。That's all.


あはは。
実際に先生の音を聴くと、その差は歴然!なのです。
結局は、その先生の音を聴きに通ってるようなものです。
生音で聴けるかどうか、は、ほんと大事!

来月初めに本番があるのですが、
曲目は、迷った末に、8月に取り組んだ小曲1つと、あと2つは昔弾いた曲にすることに。
で、今日はその、お久しぶりのピアソラでレッスン受けました。
またまた、おんなじ指摘でございました。

わかってるんですけど、ね。
聴き手を息苦しくさせる演奏になってますよ!と。
あと3週間で、どこまで直せるかわかりませんが、トライしてみます。

さて、話は変わりますが、
昨日の台風は、大変でした。
警戒レベル、お初の「5」(最高)になり、スマホはリンリン鳴りっぱなし。
多摩川の水、ほんとに堤防を越えてくるかと思いました。
(「越水」っていう言葉、初めて見て、聞いて、自分でも使いました)
でも、土手くんが頑張ってくれて、なんとか事なきを得ました。

下の画像は、今朝6時半に撮影したものです。
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川の流れ、本来は、中央の木より奥にあるだけなのです。
手前側の河川敷グラウンドが完全に水没して、川と一体化しています。
自然の力、改めて、凄いです。

今は、既にグラウンドから水がひいてきています。
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ということで、私は無事です。
心配してくださった方々、ありがとうございました。

年に何度か、小さなステージに立ちながら、
毎回、失敗したあ、失敗だあ、ダメだ、ダメだ、と繰り言を述べている自分に、つくづく嫌気がさしました。

で、レッスンを受けたり、いろんなところで見聞きしたりしたことのメモを読みかえしてみました。
メモってるだけで実践しないのでは、何の意味もありません。
今後のために、自分へ喝!ということで、
今の自分に足りないところを改めて書き残しておきます。


練習ではゆっくりのテンポで弾いて、冷静さを保つ訓練をしておく。
肩。脇は自由に、弾いていて楽か、自然か、必要なことはただそれだけ。
表面的な身体の硬さ、動きを気にするより、
「いい音に結びついているか」を常にチェックすべし。
冷静に聴く。
妙な身体の動きは、音楽の流れを妨げる。
「上手に弾こう」なんて考えは雑念でしかない。

緊張していることに動揺する必要はない。
「あー、今日も順調に緊張してるねー」と許容すればよい。
事前にイメトレをしておくことが肝心。
本番での細かい流れやシチュエーションを想像する。
本番での音の響きを想像して、その中で弾いてみるイメトレを繰り返す。
「弾く」ことでなく、「音を聴く」ことから意識を逸らさない訓練をする。

歌を習っている方々の発表会、
なかなかとれない会場で、時間に余裕があるので、ピアノを弾いてみたいかたもどうぞ!
ということで、弾いてきました。

午前中。
トップバッター。
リハーサルなし。

という、初めての経験。
ステージ出入りのお試しもなかったので、
舞台袖の位置が微妙な角度で、出てみて初めて、「おお、こういうことか!」ってな感じでした。
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画像は、第2部、お歌のときのセッティング。
ピアノのときは、蓋が全開だったのかな?
心臓バクバクで、そんな確認もできませんでした。

演奏。
今回は止まらずに最後まで行けたので、それはまあ、よしとします。
ほぼ暗譜していたのですが、不安感ハンパなく、結局楽譜を立てました。
この中途半端感が、いかんですねえ。目が泳ぎます。
最大の反省点は、いつもと同じ。「走る!」



演奏曲目
・ラフマニノフ(V.グリャズノフ編曲)
 「ここは素晴らしい」Op.21-7
・ショパン
 エチュードOp.25-1「エオリアンハープ」

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朝も早くから聴きにきてくれた友人からのお花。
感謝!

今回、初めてお会いしたピアノ演奏の方々でしたが、緊張マックス状態になりながら控室でご一緒したりすると、あっという間に同朋意識のようなものが芽生えるものですね。
そんなご縁にも感謝です。

初めての会場で、発表会模擬リハーサル? 合わせお遊び? などなど。
サロンじゃなく、コンサートホール並みのステージの高さです。
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こんな会場が、手軽なお値段で借りられるなんて、知りませんでした。
ステージに上がってみると、蚤の心臓のわたくし、案の定、心臓バクバク。
でもまあ、こういう体験ができてよかったです。
ピアノはスタインウェイ!
弾き手側に音がよく届いたのは、ピアノの特性?ホールの音響?
いろんなピアノがあるものです。

大きな課題は……集中!精神統一!
同席してくれた友人二人からの有益なるコメントもありがたい限り。

・最後の音まで心を配ろう。(最後の一音には感謝を込めて)
・盛り上がっても、主張すべきじゃない音までしゃしゃり出てはいけない。
・落ち着くことは、ドッカリ休憩することではない。音楽はあくまでも流れているべし。

不穏な暗い空の下、解散となりましたが、
雷注意!との予報だった天気、なんとか自宅にたどりつくまで降らずにもってくれて、よかった、よかった。
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普通なら、反対側の正面から見るこの像、始めて裏側から見ました。
レクチャーホールの出入り口がこちら側だったのです。

貴重なものが収めてある区画への出入りとなるからでしょうか、警備が厳しゅうございました。
届け出てあった参加人数と実際の人数との一致がチェックされ、ホール入場前に氏名を書かなくてはいけません。
そして、「Staff」カードを首から下げているように求められました。
でも、会場設営の必要ありませんし、ピアノのセッティングもホールの方がしてくださいました。
ありがたや~。

昨日、めちゃ暑の日曜日午後、
近くの多目的ホールに、友人たちと4人で集ってお遊び会の時間を持ちました。
初見でいろいろ合わせて遊びましたよ。
  • ピアノ連弾。
  • 二胡+ピアノ。
  • フルート+ピアノ。
  • 鍵盤ハーモニカ+ピアノ。

ピアノしか弾けないのはワタクシなもので、ひたすら伴奏。楽しゅうございました。
でも、その反面、いやはや、自分でも嫌になっちゃいました。あまりの出来なさに。

ソロもちょいと弾きましたが、いろいろ突っ込んでいただけて感謝。
アラがはっきりいたしました。
実は今月末に人前で弾く機会があるというのに、旅行中は当然ながら全く鍵盤に触れず。
帰国してからも、留守中の穴を埋めるべく〆切仕事に追われていたこともあって、ピアノにはなかなか向かえず。
なんだかいろんなことが初期化されちゃってました。

よく、ピアノに向かえないときこそ楽譜に向かって頭の整理!
などというお話を聞きますけれども、私はそういうの、からっきしダメなんです。
このあたりに大きな問題があるという自覚はあるものの、克服の気力がわいてきません。
いろんなことに手を付けて忙しそうにしてますけれど、それらすべてが、私にとっては現実からの逃避行動のような気もします。

いかんなあ。
どんどん自己否定の方向に意識が走って行ってしまいます。
どうやって止めたらいいのかなあ。

8月13日(火)午前に中欧旅行から帰国し、さほどの時差も感じずに過ごしております。
(帰りの飛行機でワインを1杯飲んで数時間ムリヤリ寝たこと、帰国後は昼寝せずに夜まで活動したことが奏功したのでは…)
ただいま、東京の暑さにヘキエキしながら、うまい避暑ともいえる旅行だったんだな~と改めて感じています。

さて、体調にも問題ないので、公開レッスンの聴講に行ってきました。
昨年、感銘を受けたネルセシアン先生よ、再び!ってことで。
8月15日(木)午後の部、3名について聴講。


2019-08-15


受講生Oさん(大学2年)
シューマン「謝肉祭」第14曲「再会」〜第20曲「フェシリテ人と闘う”ダヴィド同盟“”の行進」

「謝肉祭」にはさまざまなキャラクター、マスク(仮面)が出てくる。
小曲それぞれのポーレイト、性格の違いを出すこと。
音楽の中に風刺は込められていても、必ず愛がある。身近な人への愛。
乱暴な演奏はご法度。シューマンの愛を感じながら弾くことが大切。

大勢の視線が集まる「踊り」と、
ふたりきりの対話、「愛のささやき」とでは、表現ジャンルが異なる。
同じように単調に表現しないこと。

演奏者がフォルテを出せば出すほど、聴き手は、ただ疲れる。
弾き手にとって「ラクだから」出すフォルテには何の意味もない。
フォルテは弱音があってこそ生きる。

ドイツ風舞曲の曲の中になぜ突然「パガニーニ」が現れるのか?
きちんと考えて演奏しているか?
・和音進行の予測できる舞曲=古いものの象徴
・パガニーニ=新しいものの象徴
二つの対立を明確に描き出すべし。

曲のタイトルと曲想をよく考えて。
「告白」は、大勢に対する演説ではない。小さく美しく、恋人の耳元でささやく。
「プロムナード」は、お別れのあいさつ。それぞれのキャラクターを生かして別れを惜しむ。
終曲は、三拍子の行進曲という新奇さを十分に出す。弱音を愛して弾こう。


受講生Mさん(大学4年)
ベートーヴェン ピアノソナタ第30番 ホ長調 Op..109

プロフェッショナルな演奏で、さまざまなテクニック、引き出しをもっている演奏家であるとわかる。
ただし、「持っている」だけでは足りない。
それぞれの楽章が、バスに乗り合わせた客のように、それぞれ関係のない、違う顔に見える。
大きな曲全体で何を表現したいのか、そのためにどのテクニックを使うのか、
曲をどう終わらせるのか。よくよく考えて自分のものにしてほしい。

誠実な演奏なのに、急にドラマチックになりすぎてしまう箇所が目立つ。
楽譜面はドラマティックに見えても、描いているものはそれだけではない。
「牛は赤い色を見ると突進する。ピアニストは黒(音符の多い楽譜)を見ると突進する。」
と表現した教師がいるが、そういうものではない。

楽譜に「f(フォルテ)」とあっても、さまざまな解釈が可能。
肉体的・物理的な強さか、精神的なエクスタシーか。この曲第1楽章は精神的なフォルテ。

第3楽章のヴァリエーションは、飛翔。
雲の上で歩みを進めていく感覚。
弾き手が居心地よくどっかり座り込んで演奏してはだめ。それでは聞き手は退屈する。
弾き手は熱いものをうちに秘めつつ、もっと風をはらんで、上へと飛翔しなくては。


受講生 コンスタンチン・エメリヤーノフ(今年のチャイコフスキー国際コンクール第3位)
ドビュッシー 前奏曲第1巻、第2巻より
「帆」「西風が見たもの」「風変わりなラヴィーヌ将軍」「亜麻色の髪の乙女」「花火」

これらの曲は私には難解で、ちょっとついていけませんでした。
ただ、次のような表現が印象に残りました。

・次々に出てくる新しい素材を捉え、「出来事」として響きを構築すること。ただ穏やかに静かに流せばいいという音楽ではない。何かが起こる瞬間があるはず。

・力を加えるクレッシェンドではなく、自然に豊かに広がっていくクレッシェンド、世界に届けたい響きを表現しよう。

・ドビュッシーといえども、どこか一箇所、人間的な色が欲しい。メインとしてでなく、装飾になるような形で。

・あとで発展する要素はクリアに表現しておくこと。元ネタがある要素も、それとわかるようにクリアに。

・一本調子のルバートはやめたほうがいい。重さが生まれてしまう。同じような弾き方を続けるのは、演奏としてよくない。



「どんな作品にも大事なアイディアがある。それをどう表現したいのか。自分が弾く曲に関して、一言、二言で、簡単にまとめるどうなるか。」
という問いかけに、わが身を振り返ってドキッとしました。
どんな曲とも真摯に向き合わなくてはいけないなあ~と、背筋の伸びる思いでした。

年に一度の門下生発表会(「研究会」と称しています)が、終了しました。
どういうわけか、今朝は、起きたときからうまく弾ける気がしなくて、
案の定、とてもとても会心の出来とはいえませんでした。

フルートとのアンサンブルでは、何か所か音をはずし、最後のコーダを走ってしまった。
ソロ演奏では、なんと、最初の7小節目ぐらいでパタリと止まってしまい、「ごめんなさい」して、最初から弾き直し。うう。ありえん。

精神的な問題だと思います。
このところ、仕事多忙につき(学期末&飛び込みの仕事)、夜中に就寝する毎日だったのに、毎朝5時には目覚めてしまい、振り返ってみたら連続3日間、睡眠時間3~4時間。
これじゃ、脳神経シナプスも暴走しようってもんです。
ナポレオンじゃないんだから。

家庭でもあれこれあって、このところ完全に自己嫌悪モード。
通勤途中も、がっくり首を垂れ、足を引きずって歩いている自分にハッと気づいたり。
この負のスパイラル、どこかで断ち切らねば。

なんとも温かい先生&門下生仲間たちから
「以前より格段に歌えるようになったよ」
お褒めの言葉もいただけたことを糧として、また精進しようと思います

<追記>
昨年の記事を見たら、全く同じような内容のことを書いてます。
まるでデジャヴ。。。つくづく、成長なさすぎです!

数か月に一度集っている3人、通称トリオ・リブラ。
この3人が知り合うきっかけとなった、ドイツ在住のT子さんが一時帰国されたタイミングを逃すまじ!ということで、4人で集いのときを楽しみました。

せっかくの機会、今回はファツィオリ初体験でございます。
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中身も外見もぴっかぴか
なるほど、巷で噂に聞くとおり、明るい音色です。
フルコンではないので、ペダルは3本。いたってノーマル。
(フルコンはペダルが4本ついていると聞いてます)

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鍵盤保護シートも高級感たっぷり。

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ピアノカバーもキルティングの重厚感。

弾き合い会も充実の内容でした。
4人そろって同じ曲を練習中のため(意図的に!)、いわばアドバイス合戦のような様相に。
「私はこうやって腕を使ってみている」
「ここの指はこういう意識で弾くとよさそう」etc.
ほんと、ありがたいことです。

その後、インドネシア料理でアジアン・テイストのディナーを満喫。
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風邪っぴき状態で参加したわたくし、
皆様にうつしたりしていないことを、ひたすら祈っておりまする。
このところ、かなり落ち込みムードでいたのですが、
おかげ様で、ちょっと気分も上向きになりました。
友情の輪に、感謝、感謝。

お歌とピアノで大車輪な日々を送るお姉さまに誘われて、オシャレで美味しいレストランでのライブ・コンサートへ。
インティメットで和やかな雰囲気の中、楽しいひとときを過ごしました。
必死でメモった曲目を備忘録として。(もしかして、こういうのって野暮?

2019年6月27日(木)6:00開場  6:30開演  9:30終演
@元住吉のイタリアンレストラン

ソプラノ:川越塔子
サックス:吉川秀和
電子ピアノ:野口幸太

曲目
クルト・ヴァイル作曲  スビーク ロウ
Les Misérablesより オン マイ オウン (ボニーヌが歌う曲)
Just a two of us (サックス)
ニューシネマパラダイスより、愛のテーマ(ピアノ)
ユー レイズ ミー アップ 
いつか王子様が(サックス3本)
クルト・ヴァイル作曲 ユーカリ  タンゴ (歌&鍵盤ハーモニカ)
アラジンより   アラビアンナイト(鍵盤ハーモニカ)
デスペラード  イーグルス(サックス&ピアノ)
バーンスタイン作曲 キャンディードより 着飾ってきらびやかに   
枯葉 シャンソン
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画像はレストラン入口です。
演奏の印象は「輝くオーラ、しなやかな物腰、あふれ出る音楽」。
ううむ。あやかりたい~♪

209年5月25日(土)14:00〜15:00
@ヤマハミュージックメディアバイカウント

オルガン:山口綾規

《演奏曲目》
1~3は山口綾規編曲、4は江口弘子編曲
  1.  おもちゃの兵隊の行進(キューピー3分クッキングの曲 イエッセル作曲)
  2.  リベルタンゴ(ピアソラ作曲)
  3.  虹の彼方に(映画音楽「オズの魔法使い」より) 
  4.  ハナミズキ(一青窈の歌 『Organ Favorites 第2巻』より)

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バイカウントとは、
イタリア製の電子式オルガン、viscount のこと。
ヤマハが直輸入して販売しているそうで、そのショールームが会場でした。
演奏されたのは、ショールームに10台(!)展示されている中で一番大きいオルガン、Unico400。 
鍵盤は三段で、ストップ用のボタンがいっぱいついている機種です。
(上の画像には写っていません……終演後は人だかりになっていたので)

曲を弾いてから、その曲に使われていたオルガンならではのテクニック、
音色や音量の変化のさせ方などを解説してくださる、という方式。
目からウロコのお話、満載でした。
この催し、「オルガン・エンターテインメント(6/23@川口リリア)」のプレ講座でもあります(詳しくはこちら)。

なぜ鍵盤が三段も?腕は二本なのに?
  • 音量を変えるため →メイン鍵盤(音量最大)は二段目だったり下段だったり、機種で異なる。
  • 音色を変えるため →オーケストラのような効果が。ざっくり言って「笛の音(整った素直な音色)=黒い文字のストップ」「ラッパの音(牙をむく音)=赤い文字のストップ」に分けられる。
  • 音程を変えるため →ストップには数字でパイプの長さ(=音程)が記載してある。「8」が普通。「32(パイプの長さが32フィート・最低音)」まである。

音量を変える方法は?
  • 鍵盤の段のどこを弾くか、手と足のどちらを使うかで調整する。
  • ストップで音色を変えることで音量も調整する。
  • オクターブで音をとることで、音量を上げる。
  • 足鍵盤の低音の方なら、音階がはっきりしないので、隣の鍵盤と合わせて踏んでもよし。
  • 長く音を伸ばすと、アクセントがついて聞こえるので、リズムで音量効果も出せる。

音色の変え方は?
  • 鍵盤両脇に並んでいるストップを直接押す。
  • 組み合わせパターンを記憶させたボタン(手鍵盤のすぐ近く)を押す。
  • 両手がふさがっているときは、足鍵盤の近くにあるストップを足で押す。
  • 分数表示のストップは音程を変化させる(ドがソになる等)ので、こういうストップを組み合わせると、1つの鍵盤を押しただけで和音が出せる

オルガンの活躍の場は?
  • 伝統的には教会。宗教音楽。
  • でも、今は電子オルガンが個人で買える時代。もっと幅を広げていい。
  • かつては大阪のホールのオルガンで六甲おろしを演奏して、音楽界に苦言を呈されたこともあるが、今はもう時代が変わったはず。
  • ハモンドオルガン、シアター・オルガンなど、いろいろな種類のオルガンがある。個人的には、無声映画の時代に使われたシアターオルガンの魅力を追求していきたい。

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ここで
山口綾規氏、ラジオ出演のお知らせ

6月2日(日)12:00-12:20 文化放送ラジオ
6月のリサイタルについて話すとともに、
自身の編曲で、武田真治のサックスとも共演予定とか。
楽しみです♪

気持ちの良い青空の水曜日。
昨年11月以来の仲間3人で集っての弾き合い会。
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大きくりっばなベーゼンドルファーの響きを堪能。
なにしろ、鍵盤の数が多いんです。左端の黒く塗られた鍵盤がその証拠。
この音程、普通はピアノには付いていないもの。

大きなボディからは豊かな音が出るのですが、
実際に鍵盤に向かう位置では、この音量は実感できず。。。
客席で聴く音との差、大きいです。
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3人揃って同じ曲、というのもありました。
やはり、曲の捉え方に個性が出て、面白く聴きました。
忌憚のない意見をいただけたのも、得難い収穫です。

プチ打ち上げは、
オシャレなお店で、ベルギー🇧🇪ビール🍺。
非日常の時間、満喫いたしました。

昨日、友人が出演するバレエのステージを見に行きました。
バレリーナとして活躍していた方が近所にバレエスタジオを開いたのが13年ほど前。
以来ずっと通い続けている友人です。

実は、彼女も、バレエスタジオ主宰者も、息子の小学校時代のPTA仲間。
私と同世代です。
友人がまさにバレエに「ハマって」練習に励んでいるということは知っていましたが、
13年で、トウシューズを履いて舞台でソロが踊れるようになるなんて、びっくりしました。
「シニアクラス」は中学生以上、とのことですが、
プログラムに出演者として写真入りで紹介されていた16名の大半が、ママ世代ではないかと。

そして、ステージの完成度も素晴らしかったです。
総合芸術の練り上げ方次第で「観客を惹きつける舞台」が出来上がるのだなあ……と感銘を受けました。
出演者がアマチュアだとか、技術がどうとか、まったく感じませんでした。
  • 幼稚園児のチャイルドクラスの初々しさ
  • 小学生のジュニアクラスの若々しさ
  • シニアクラスの個性
それを生かす演出の見事さに舌を巻きました。

子どもにとっては、その後の成長につながる貴重な体験となるでしょうし、
大人にとっても、生活に張りを与え、身体にもいい効果が。
皆様の姿勢の良さに感服です。

こうやって、取り組むことに夢中になれる何か、
(もちろん、舞台に限らず、スポーツでも何でも)
そのパフォーマンスによって、人々の心に何かが伝わるようなもの、
そんな対象を全く息子に与えることのできなかった自分~親失格の自分~を、改めて猛反省した時間でもありました。


お祝いのスタンド花を小分けしたものを、
帰り際にいただけたのも嬉しゅうございました。
なんとも小粋な配慮。
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