横浜みなとみらいホール25周年音楽祭
反田恭平オルガン道場
2024年3月24日(日)17:30開演 19:35終演
@みなとみらいホール 大ホール
<プログラム>
パイプオルガン公開レッスン(講師:近藤岳 受講生:反田恭平)
~休憩~
10代のためのパイプオルガン・レッスン修了生による演奏
2時間たっぷり楽しめました。
これでチケット代1000円って、素晴らしいコスト・パフォーマンス💖
反田さんの第一声
「お客さんまで、遠いっすね。昨日と全然違うわ。」って、まさに!
私、双眼鏡片手に鑑賞しましたが、ステージ上のスクリーンに映し出される映像がありがたかったです♪
前半は40分におよぶ公開レッスン。
「こんな大勢のお客さんの前でレッスンを受けるなんて、やったことない。緊張するわ~」
とのことでしたが、4回目のレッスンで、複雑な足鍵盤もこなすって、さすがです。
手のほうの鍵盤が上下に4段も並んでいるだけで、目がくらくらしそうですが、
鍵盤の位置によって硬さが違う(鍵盤の反応スピードが異なる)のが、大変なのだそうです。
右、左で鍵盤を押すスピードを調整しないと、同時に音を出すことができない、とのこと。
同様に、離鍵も難しい、とのお話でした。
近藤さんのアドヴァイスとしては
「パイプが、管楽器が風によって音を出す様子をイメージして」
「指によって音が残ってしまう箇所があるので、注意」
反田さん、
「オーケストラと同じですね。そこ、音が残ってるよ、って、俺、よく言ってるし」とのこと。
幼いころは、いろいろな音が出せる電子ピアノで、あれこれ遊んだという反田さん、
今日もブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」のテーマや、交響曲を朗々と弾き始めたりして、それに応じて近藤さんは、てきぱきとストップを出し入れしたりして、二人とも実に楽しそうなご様子でした。
休憩後の演奏会では、ふつうはあまり聴けない練習曲なども聴けて、大変興味深かったです。
みなさまレベルが高くて、びっくりでした。
鍵盤が2段、3段と連結されて動くようになると、がぜん音色が豊かになること、
足鍵盤のビンビン響く音色など、スクリーンの動画でよくわかりました。
でも、やはり、最後の近藤さんの演奏がピカイチ。
音響としても、音楽の作り方としても。
足元の動きは、足鍵盤を駆け上がったり駈けおりたりする一方で、シャッターペダルで音量調節も行っている様子がよく見えました。
オルガン演奏って、マルチタスクの極致ですね。
ストップが自動でパキパキ出たり引っ込んだりしているように見えたのは、事前にプログラミングされているんでしょうけれど、どこでどう操作しているのか不思議です。
近藤さん、他の方々の演奏時は隣に控えて、ストップの出し入れに、譜めくりにと大活躍。
反田さんの演奏後、「楽器に関係なく、音楽そのものが響いてきて感動で涙が出た」と話されていましたが、みなさま、尊敬の念を抱き合って音楽づくりをされている様子に、こちらも感動の念を覚えました。
反田恭平オルガン道場
2024年3月24日(日)17:30開演 19:35終演
@みなとみらいホール 大ホール
<プログラム>
パイプオルガン公開レッスン(講師:近藤岳 受講生:反田恭平)
~休憩~
10代のためのパイプオルガン・レッスン修了生による演奏
- 大塚結音 伝C.P.E.バッハ:ペダル練習曲 ト短調 BWV 593
- 伝J.S. バッハ:「8つの小プレリュードとフーガ」より第8番 変ロ長調 BWV 560
- 米田咲希 J.S.バッハ:「いと高きところには神のみ栄光あれ」BWV 711(ビチニウム)、BWV 260(コラール)
- 天田桂菜 J.S. バッハ「わが心の切なる願い」 BWV 727
- ヴィエルヌ:「24の自由な形式による商品」Op.31より「カリヨン」
みなとみらいホール・プロデューサー反田恭平による演奏
- 反田恭平 J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565より「トッカータ」
- ブラームス:<11のコラール前奏曲>Op.122より「一輪のバラは咲いて」
- ショパン:ラルゴ 変ホ長調
みなとみらいホール・ホールオルガニスト近藤岳による演奏
- 近藤岳 ラフマニノフ(近藤岳 編曲):前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」
- リスト:コンソレーション 第4番 変ニ長調
- ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘
2時間たっぷり楽しめました。
これでチケット代1000円って、素晴らしいコスト・パフォーマンス💖
反田さんの第一声
「お客さんまで、遠いっすね。昨日と全然違うわ。」って、まさに!
私、双眼鏡片手に鑑賞しましたが、ステージ上のスクリーンに映し出される映像がありがたかったです♪
前半は40分におよぶ公開レッスン。
「こんな大勢のお客さんの前でレッスンを受けるなんて、やったことない。緊張するわ~」
とのことでしたが、4回目のレッスンで、複雑な足鍵盤もこなすって、さすがです。
手のほうの鍵盤が上下に4段も並んでいるだけで、目がくらくらしそうですが、
鍵盤の位置によって硬さが違う(鍵盤の反応スピードが異なる)のが、大変なのだそうです。
右、左で鍵盤を押すスピードを調整しないと、同時に音を出すことができない、とのこと。
同様に、離鍵も難しい、とのお話でした。
近藤さんのアドヴァイスとしては
「パイプが、管楽器が風によって音を出す様子をイメージして」
「指によって音が残ってしまう箇所があるので、注意」
反田さん、
「オーケストラと同じですね。そこ、音が残ってるよ、って、俺、よく言ってるし」とのこと。
幼いころは、いろいろな音が出せる電子ピアノで、あれこれ遊んだという反田さん、
今日もブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」のテーマや、交響曲を朗々と弾き始めたりして、それに応じて近藤さんは、てきぱきとストップを出し入れしたりして、二人とも実に楽しそうなご様子でした。
休憩後の演奏会では、ふつうはあまり聴けない練習曲なども聴けて、大変興味深かったです。
みなさまレベルが高くて、びっくりでした。
鍵盤が2段、3段と連結されて動くようになると、がぜん音色が豊かになること、
足鍵盤のビンビン響く音色など、スクリーンの動画でよくわかりました。
でも、やはり、最後の近藤さんの演奏がピカイチ。
音響としても、音楽の作り方としても。
足元の動きは、足鍵盤を駆け上がったり駈けおりたりする一方で、シャッターペダルで音量調節も行っている様子がよく見えました。
オルガン演奏って、マルチタスクの極致ですね。
ストップが自動でパキパキ出たり引っ込んだりしているように見えたのは、事前にプログラミングされているんでしょうけれど、どこでどう操作しているのか不思議です。
近藤さん、他の方々の演奏時は隣に控えて、ストップの出し入れに、譜めくりにと大活躍。
反田さんの演奏後、「楽器に関係なく、音楽そのものが響いてきて感動で涙が出た」と話されていましたが、みなさま、尊敬の念を抱き合って音楽づくりをされている様子に、こちらも感動の念を覚えました。