PIOピアノ雑記帳

ピアノ、クラシック音楽関連の話題を主とした雑記帳blogです。

カテゴリ:【音楽コンクール】 > 浜松国際ピアノコンクール

浜コン、いよいよ予選が始まります。
2018-11-08 (1)

今回の審査委員長は小川典子氏。
先日のリーズ国際での解説も光っていました。(→
ぶらあぼ」の記事によると、今回の応募者は382名だったとのこと。
うち95名が予備予選を通過。
6名の辞退者がいるので、実際には89名による演奏となるようです。

小川典子 審査委員長の発言を引用します。

「レベルが大変高いです。どこも資金難のため参加者数を減らす中、95名も出場する浜松コンクールは、審査のムラが最小となる数少ないコンクールの一つといえます。第1次予選の練習曲で若者の最先端の技術力、第2次予選の選曲の個性と日本人委嘱作品の解釈、そして音楽性が丸裸になる第3次予選のモーツァルトの室内楽と、聴きどころはたくさん。本選は、オーケストラ、指揮者を携えてどれだけ自分の音を届けられるかがポイントとなるでしょう。ネット配信もあるので、できるだけ早いステージからチェックし、彼らが乗り越えてきたものを知ったうえで聴いていただけたら」

第1次予選は、練習曲を含む自由なプログラム20分。
その演奏順とプログラムはこちら

注目の牛田智大君は、10日(土)11:10am~
 F. リスト:超絶技巧練習曲第1番「前奏曲」
 S. プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第7番 変ロ長調 Op.83

去年、高校生で音コン第1位となった吉見友貴くんは、11日(日)15:30~
 J. S. バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 変ロ短調 BWV.867
 F. ショパン:練習曲 イ短調 Op.10-2
 M. ラヴェル:ラ・ヴァルス

最年少は、八木大輔くん(2003年生まれ)。12日(月)11:50am~
 R. シューマン:トッカータ ハ長調 Op.7
 F. クライスラー/S. ラフマニノフ:愛の悲しみ
 S. ラフマニノフ:絵画的練習曲 ニ長調 Op.39-9

プログラムが多彩で、聴くのも楽しそうです。
ただ、残念ながら私、
明日は朝から晩まで仕事が詰まっていて、つづく週末の土日月はネット環境の悪い場所に移動する予定。
第一次予選、ライブではちょっと聴けそうにありません。あとから追いかけて聴く余裕があるかなあ。。。

第10回浜松国際ピアノコンクールの出場者が発表されました。
ホームページ

個人的に楽しみなのは以下の方々。

55 中島 英寿 日本 1995年生まれ
72 SUN Yutong 中国 1995年生まれ
79 牛田 智大 日本 1999年生まれ
92 吉見 友貴 日本 2000年生まれ

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中島君は、今年3月のセミナーでその生演奏にレッスンに、たくさん聴いて、その個性的な演奏&人柄に接しました。
ユトン君は、クライバーンコンクールの視聴でその演奏に惚れました。
牛田君、もはやアイドル並みの人気では。満を持しての登場でしょうか。
吉見君は、前回の日本音コンのTV番組で視聴した演奏に惚れました。写真が急に大人びていてびっくりです。そうか、2000年生まれの若者が活躍する時代になったのですね。



日程
第一次予選:2018 年 11 月 9 日 ( 金 ) ~ 11 月 13 日 ( 火 ) 中ホール
第二次予選:2018 年 11 月 15 日 ( 木 ) ~ 11 月 17 日 ( 土 ) 中ホール
第三次予選:2018 年 11 月 19 日 ( 月 ) ~ 11 月 20 日 ( 火 ) 中ホール
本選:2018 年 11 月 23 日 ( 金 ) ~ 11 月 24 日 ( 土 ) 大ホール
表彰式:2018 年 11 月 24 日 ( 土 ) 大ホール
入賞者披露演奏会:2018 年 11 月 25 日 ( 日 ) 大ホール

審 査 委 員:
小川 典子(日本)
ヤニーナ・フィアルコフスカ(ポーランド / カナダ)
ポール・ヒューズ(イギリス)
ヤン・イラーチェク・フォン・アルニン(ドイツ)
アレクサンダー・コブリン(アメリカ / ロシア)
ムーン・イクチュー(韓国)
ロナン・オホラ(イギリス)
迫 昭嘉(日本)
エリソ・ヴィルサラーゼ(ロシア)
ウー・イン(中国)
ディーナ・ヨッフェ(イスラエル / ドイツ)

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