PIOピアノ雑記帳

ピアノ、音楽関連の話題を主とした雑記帳blogです。

カテゴリ:旅行 > ドイツ旅行2018

本日6月8日は、ロベルト・シューマン(1810-1856)の誕生日です。
シューマンは、ザクセン州の小さな町で生まれ、ライプツィヒ大学法学部で学んだのですね。
クララとの恋愛が始まり、障害を乗り越えて結婚にこぎつけた二人が新婚生活を送ったのもライプツィヒでした。(1840年~1844年)
先月のドイツ旅行では、そのシューマン・ハウスにも足を運んだ私です。

ここで、シューマンがクララに「献呈」した愛の歌を、
リストによるピアノ用編曲版で、旅行中の写真とともにエイヤっとアップします。
この曲が発表された1840年は、シューマンにとって「歌曲がわき出でる泉のほうに作曲された」時期にあたり、「歌曲の年」と呼ばれているそうです。(→PTNAピアノ曲辞典



つい先日、近所のホールで練習した際のデータを使った動画ですが、ちゃんと聴いてみて
「小節のしっぽが走る」
という、私の癖を再認識しました。
「付点のリズムが崩れる」
という欠点もまだ残っていますね。
久しぶりに弾いたのですが、以前に弾いていたときより走ってしまい(演奏時間が短いぞ!)、結果、細かいパッセージがかなり崩れ、音も固くなりました。
「焦り癖」、どうにもこうにもガンコです。
これはあくまで通過点。(と、言い訳をしておきます💦)
より洗練させるべく、これからも努力していこうと思います。

前回の音源に、画像の中の一つとして載せたピアノがベヒシュタインだったのですが、
そこで、はたと気づきました。思い出しました。
わたくし、先日のドイツ旅行で、
古いベヒシュタインのピアノを実際に弾いたのであった、と。

滞在先の古い友人(ドイツ人)と一緒に、彼女の友人宅を訪ねた折のことでした。
文化財にもなっているという、歴史的な立派な邸宅での小さなホームパーティー。
メーデーの休日午後のひととき、
美味しいお料理と、美味しいワインにも舌鼓をうち(飲めないくせに!)、
半ば酔っぱらってから弾いたこともあって、
暴走の結果、指はもつれ、不用意に鍵盤叩きまくり、ミスタッチ続出。
実にお恥ずかしい演奏になり果ててしまいました。

でも、そのピアノの音色は、なかなか魅力的だったかも。
ああ、もすこしちゃんと、慈しんで弾いて来ればよかったなあ。
ピアノに申し訳ないことをしました。反省。

曲はピアソラの「ブエノスアイレスの冬」……タンゴ!とリクエストを受けて。


ドイツでは、スーパーでいろいろお土産を買いこんできました。
こんな感じです。
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既に配り終えてしまって、手元にないものも多々ですが。。。
自分で購入しておきながら、「どーやって食べる?」と唸ったのが、
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実は、買う時には
「あ、カスタードパウダー。わ、安い💛」
と思ったのですけれども、「Ohne Kochen=Without cooking」というのは、「火を使わない」ってことなんですね。
単に冷たい牛乳にパウダーを入れて攪拌せよ、ってことでした。
案の定、お味は、なんといいますか、それなり。。。規定量で作ったら水っぽいし。。。
(クリーミーにしたい場合は牛乳の量を減らせって、ちゃんと書いてありました💦)

で、思い立ってアイスクリームにしてみましたよ。
ボウルに入れて冷凍庫へ。30分ごとに攪拌again!を繰り返すこと数回。
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で、一晩経った先ほど、食してみました。
シャーベットっぽく、あっさりしたお味で、まあ、これもアリかな。
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なにせ、材料はパウダー1袋(3袋で1ユーロ未満)と牛乳250ccのみ。
それを家族3人で分けてたっぷりあったのですから、一人あたり10円かそこらです。安っ!

あと2袋はどうやって使うか、また思案のしどころですね。

しつこく、ドイツ🇩🇪旅行の所感でございます。
Autobahn(アウトバーン)。
有名なる、速度無制限の高速道路(それも無料)を指します。

でも、実は、
どこでも速度無制限、というわけではありませんでした。
最高速度120キロ、とか、80キロ、とか、
きっちり定められている区間もあるのです。
そして、その区間に入ると、
走行しているクルマが揃ってピタリと、その速度にスピードを落とすのです。

お見事!

と言いたくなるほどでしたよ。
警察のカメラが漏れなく設置されてるので、
制限区間でスピードを出しすぎた場合は、漏れなく違反切符を切られるのだとか。

なるほど。違うものですね〜。

日本では、たまたまパトカーが走行している時だけ、
それと気づいたドライバーは速度を落として、制限速度に収めますが、
普段は、制限速度80キロの高速道路では100キロ程度出して当然、って感じでしょう。
私、実際に日本の高速道路で違反切符を切られた際、警察に
「ちゃんと周囲の動きを見なくちゃ(いつもより車のスピードが遅いって認識しなくちゃ)。それができないなら、追越車線は走行しない方がいいよ」
と指摘されましたよ。

状況に応じて、不文律が現れる日本、
公表されたルールにあくまで忠実なドイツ。
なんとなく、二国の違いを象徴しているように思います。
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画像は、ライプツィヒからドレスデンへのAutobahn走行中の車内より撮影。

2018年4月27日~5月4日のドイツ旅行記、まだ続きます。

5月3日ワイマール。
美術大学を見せてもらった後、まだ予定は残っていたのでした。
夜7時半からのミュージカル鑑賞です。とりあえず、急いで足を進めます。
その途中、いかにも芸術大学の町らしいオブジェを発見。
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巨大な椅子です。その奥の建物も大学のようです。
ドイツの大学って、「門があって、ここからここまでがキャンパス」といった形式ではなく、町全体に建物(校舎、研究室など)が散らばっているという趣なのでした。

さて、観劇の場所はNationalTheater、国民劇場。
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劇場の前には、ゲーテとシラーの像が。1857年の作だそうです。手をとりあってます。
町を歩く人は若い人が多くて、日本とは雰囲気が違いました。
劇場の中は、こんな感じ。
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友人M曰く
「ふん。田舎の劇場よね~。でもまあ、こういうのも素朴でいいでしょ。」
まあ、あちこちのオペラハウスに行っている彼女から見ると、確かに。。。
やおら、観客のファッション・チェックを始めた彼女、
「舞台鑑賞にふさわしい靴をはいている男性、一人もいないわねえ。」
なるほど。
ちゃんと磨かれた黒い靴、が男性の身だしなみだそうです。勉強になります。

ミュージカルの演目は、マイ・フェア・レディ。
「原作が英語だから、たぶん舞台でも英語。で、ドイツ語字幕だと思う」
と言っていたMですが、
幕が開くと、ドイツ語のせりふ、字幕なし、でした。わお!
これでは、私にはほとんどわかりませぬ~。
でも、音楽はわかりますし、ストーリーはまあ知っているので、予想以上に楽しめました。
前から3列目の中央、という特等席をゲットしてくれてましたし。

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驚いたのは、ステージ上に立つ人の数の多さです。
フル・オーケストラが舞台奥に鎮座してましたし、登場人物30人以上いたのではないかと。
当初、
「田舎の劇場だし、面白くなかったら、途中で帰ろう~」
と言っていたMでしたが、彼女はおおいに楽しんだようで(ドイツ語のジョーク等がかなり入っていたらしく、会場は度々大笑いの渦となっていました。そのあたりは理解できずに残念…)、ちゃんと終演、カーテンコールまで鑑賞。
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終演22時半。ライプツィヒ到着は24時過ぎとなりました。
夜の運転までこなしてくれたMに、ひたすら感謝、感謝、感謝。

4/27夜~5/5昼(ドイツ時間)の滞在中は、ベルリンに一泊した以外はず~っと友人Mのおうちに泊めていただいていました。
その間に食べたものは、みんな美味しいものばかり。
この季節ならでは!だったものといえば、これ。
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立派なホワイトアスパラガス。
訪れたどの町でも「ホワイトアスパラガス」がこの季節限定メニューに載っていましたよ。
とってもおいしかったです
画像は、ライプツィヒのレストランでいただいたもの。ここでは、これも。

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豚肉のローストとポテト。これも美味でした。
これらを供してくれたのが、こちらのレストラン。
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英語のメニューがあって助かりました。
ウエイターさんとの英語のやりとりは、ちょいギクシャクしましたけれども。。。笑

この日のお昼は、カフェにて。
ドイツ語オンリーのメニューと格闘しながら注文したのが、こちら。

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薄いパリパリのピザに、焼きチーズの載ったサラダです。
上手く注文できてよかった。
このカフェ・カンドラ―、内装もすてきでした。

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バッハの聖トマス教会の目の前のカフェです。有名なケーキもおいしかったです。

外食したのは、以上。
パーティーやご招待では、バーベキューもいただきました。
魚も肉もソーセージも、実に柔らかくジューシーに焼けていて、びっくり。
日本のような「網焼き」ではなく、
タジン鍋のような大きな蓋つきのセットを使って焼いているようでした。

そして、一番お世話になった食事が、こちらです。

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毎朝(!)、友人Mのご主人Wが作ってくださった朝食!
黒パン、チーズ、サラダ、卵、生ハムやシュニッツェルン、果物。
朝はこれらをたっぷり食べて、昼、夜は軽く、というのが友人Mの流儀でした。
広いキッチンに、実に合理的に整然と食材や調味料、その他が収納されているので
ご主人Wも、毎日ルンルンと鼻歌を歌いながら朝食の用意をしていましたよ。
カルチャー・ショックでございました。

飲み物は sencha、コーヒー。
「sencha」として、緑茶のティーバッグが
紅茶と同じ扱いでスーパーの棚に並んでいるのにも、びっくりしました。

Liebe - Freude Musik Für due Mensshheit
2018年4月28日(土)16時開演 18時終演 
@コンツェルトハウス・ベルリン

ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団
指揮:IVAN FISCHER(イヴァン・フィッシャー)

日本語詩の朗読:HANNAH YUKIKO KUSAKA (2003年生まれ)*

ベルリン放送合唱団**
ソプラノ:CHRISTIANE KARG(クリスティアーネ・カルク)**
アルト:GERHILD ROMBERGER(ガーヒルド・ロンバーガー)**
テノール:MAURO PETER(マウロ・ピーター)**
バス:Hanno Müller-Brachmann(ハノ・ミュラー=ブラッフマン)**
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<プログラム>
武満徹(1930-1996) 系図(Family Tree)~若い人たちのための音楽詩~*
                                  (詩:谷川俊太郎)
~休憩~

ベートーヴェン(1770-1827)  交響曲第9番「合唱付き」 Op.125**
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まずは、会場コンツェルトハウス・ベルリンの重厚さに圧倒されました。
外装といい、内装といい、その威容、華麗さに歴史の重みをひしひしと感じました。

武満徹の「系図」は、谷川俊太郎の詩集『はだか』から選んだ6篇の詩を少女の一人称の形に武満自らが再構成し、管弦楽曲全編にわたって配した作品です。
今回の舞台には、振袖姿の15歳の少女が登場し、その詩をすべて日本語で朗読。
ステージ上方に詩のドイツ語訳が同時投影され、会場全体が意味を理解しつつ聴いていることが肌で伝わってきました。
第1曲「むかしむかし」、第2曲「おじいちゃん」、第3曲「おばあちゃん」、
第4曲「おとうさん」
〈おとうさんのはしがさといもをつまんだ/くちをあけたらおくのきんばがみえた/おとうさん/おとうさん/ずうっといきていて〉
といった具合に続いていく詩です。第5曲「おかあさん」、最後の第6曲「とおく」。
異国で聴く日本語詩に、なんだかジーンとしました。
管弦楽団との共演は珍しいのでは…と思われるアコーディオンの音色も、詩と合っていて心に沁みました。

また、後半の第九では、いつもステージ上に陣取るはずの合唱団も、声楽ソリストも姿が見えず、
どういうことかと思っていたら、ソリストは目立たないようにオーケストラ団員の中に座っていて、歌う箇所になると立ち上がり、舞台中央に歩を進めるという形。
そして、合唱団はというと、なんと彼らは舞台ではなく、客席の中に散らばって座っていて、こちらも歌う個所になると立ち上がって歌いだし、終わればまた座るという形だったのです。
すぐ近くの席から聞こえてくる合唱団員の歌声は、それはさすがのもので、驚嘆しました。
また、天井が高く音響のいいホールならではの演出に感じ入りました。
同じパートの中に陣取って集団として歌うのではなく、客席の中に散り散りになって「個人」として歌いつつ合唱とするには、相当の技量が必要なことでしょう。

前半、後半ともに忘れられないプログラムとなりました。
(下記の写真で立ち上がっているのがソリストたち。演奏後の拍手時の写真です)
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5月5日(土)13時5分 ライプツィヒ発、
ミュンヘン経由 16時15分(日本時間23時15分)発
5月6日(日)10時50分 羽田着
無事、帰宅いたしました。
以下は、ドイツ旅行中のコンサート記録、その1です

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2018年4月28日(土)17時開演、19時終演
ドレスデン レジデンツ オーケストラ
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ各2名、チェンバロ
@ツヴィンガー宮殿

〈プログラム〉

ベートーヴェン(1770-1827):メヌエット  ト長調  WoO10-2
モーツァルト(1756-1791):ディヴェルティメント ニ長調 KV138
    1.アレグロ   2.アンダンテ  3.プレスト
ボッケリーニ(1743-1805):ロンド ハ長調
モーツァルト(1756-1791):セレナーデ no.13 ト長調「アイネ クライネ ナハト ムジーク」より第1楽章 アレグロ
ボッケリーニ(1743-1805):弦楽五重奏 ニ長調 G.448より ファンダンゴ
モーツァルト(1756-1791):ピアノソナタ ホ長調 KV331より「トルコ行進曲」

休憩

ヴィヴァルディ(1678-1741):四季 
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若手の演奏家6人による、溌溂とした演奏でした。
前半、すべての曲目が長調だったことも、明るい印象を強めたかもしれません。
みな、とても楽しげに演奏していて、見ていて気持ちよかったです。

コンサートマスターにあたる第1 ヴァイオリン(「四季」ではソリスト)をはじめ、弦楽器演奏者6名中4名が女性(第2ヴィオラ、第2チェロが男性)、そしてチェンバロが女性という構成。
ヴァイオリンは2名ともアジア系(友人は「韓国系」と予想)、
最初の挨拶もしたチェロの女性は、友人曰く「チェコから来た人に見える」とのこと。
プログラムには、演奏者名は掲載されていませんでしたが、ドイツ国外から多くの若者が音楽の勉強に来ていることが伺えました。

びっくりしたのは、楽章の切れ目で盛大な拍手が沸き起こっていたこと。
演奏者のほうも戸惑っている様子が見えました。
5月1日(火)が祝日(メーデー)で、4連休の学校、職場も多いとのことでしたから、その初日の土曜日夕方のコンサートでは、いつもにもまして観光客が多かったのかもしれません。

窓越しに美しい景色も見えるホールは、実に素敵な雰囲気でした。
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2018年4月27日(金)の夜に到着して以来、本日5月5日(土)までお世話になった友人Mのお宅は、ライプツィヒ郊外のMarkkleeberg(私の耳には「マクレバー」という発音に聞こえる)地区。鉱山で掘った穴の後を湖として整備し、市民の憩いの場、お洒落なスポットとして生まれ変わった地区だといいます。
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DDRの時代からこの地で事業を営んでいたというご主人と出会い、結婚し、共に事業を拡大してきた友人M。
7年前に会社に隣接する形で立派な邸宅を建てて以来、何度となく「遊びにおいでよ!」と誘ってくれた彼女のおかげで、今回の旅が成立しました。
滞在最終日は、毎年この時期に行なっているというパーティーの開催日。
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湖のほとりの、こんなレストランを借り切って催すのです。上の写真は、招待客の席にネームカードを並べるお手伝いをするために訪れた折の撮影。
ここに移動する前には、友人Mの自宅でシャンパンタイムが🥂持たれ、
近所に住む日本人ピアニストのYさん、妹と3人で、バッハの曲の6手連弾も披露しました。Yさんとお知り合いになれたのも、大きな収穫です♪(下の画像の左手奥が、ミュンヘンで製造されたアップライトピアノ)
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レストランでは、夜も更けるまで飲めや歌えやのパーティー。
「9600キロを移動して来てくれた友人」と紹介された我らに声をかけてくれた方々も大勢いらして、グローバルに活躍されている様子をいろいろ拝聴できました。^ - ^
私は(妹も)疲れてしまってその日のうちに退散し、ただ今こうして書いておりますが、友人たちは午前様当然でしょう!のノリで盛り上がっていくばかりでした。
さすがゲルマン民族、やはりコメと野菜で生きてきた日本人より数段タフだなぁ〜と感じた次第です。 
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フランツ・リストの家を出てから、友人と再び落ち合い、
絶対見るべし!と友人一押しのゲーテの家&ゲーテ博物館へ。 
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「ファウスト」「若きウェルテルの悩み」の作者としての小説家ゲーテ、の認識しかなかぅた私ですが、
実は彼、哲学者であり、政治家であり、色彩学、音楽学諸々の学者であり、美術品の蒐集家であり、まさに「天才」ゲーテだったのですね。いやはや、恐れ入りました。
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ピアノ、弦楽器などの楽器演奏もこなし、ゲーテ宅のサロンではメンデルスゾーンも演奏したとのこと。ワイマールでの芸術家の交流ぶりにもうならされます。

すっかり感服してゲーテ博物館を出てから、
友人の姪・アナが学ぶ、バウハウス大学ワイマールの中を案内してもらいました。
建築学、都市工学、美術、メディア学の大学とのこと。
古い建物も利用しつつ、新しい校舎もあり、街に溶け込んでいるキャンパスです。
アナが学ぶ美術の研究室をいくつか見せてもらいましたが、その自由闊達な雰囲気と、建物の天井の高さ、大きな美術作品群などに圧倒されました。
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ライプツィヒからワイマールは約120キロ。
ドレスデン、ベルリンは北東に向かって行きましたが、ワイマールは西に向かう感じ。
またまた友人が車を出してくれました。感謝。約1時間半のドライブでした。

ワイマールは人口の半分が学生というほどの小ぢんまりした街。
なるほど、徒歩でお散歩するのにちょうどいい感じ。
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ここの美術大学で学ぶ姪御さんと久しぶりに会うという友人とは、市庁舎の前でいったん別れて自由行動に。
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まずはワイマール桜花の王宮の外観をながめつつ、緑と鳥の声が美しい公園へ。
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ゲーテのガーデンハウスを見て散策を続け、たまたま行き着いた大学カフェテリアで昼食をとりました。楽器ケースを携えている学生も多く、音楽専攻の学生たちかと。
建物の位置から見ても、フランツ・リスト・ワイマール音楽大学の学生たちでしょう。
楽しげに緑の中で談笑する若者たちは、国籍も多岐にわたるように見えました。
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ここが公園の一角をなしていて、その隣がフランツ・リストの家です。
なんと訪問者は我ら2人のみ。🎧ガイドで、英語の解説が聴けます。
ワイマールには、若い頃とその20年後の2回住居を定めたリスト。
同時代に活躍したワーグナーと比較されることに苦しんだとは、知りませんでした。
別のイヤホンセットでは、関連音楽も聴ける仕組みで、小一時間ほど楽しみました。
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続きは、また改めて。

ライプツィヒ観光、妹と2人でインデペンデントに、の日です。
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トラムで到着したアウグスツスプラッツから、ライプツィヒ音楽軌道に沿って、

1)新ゲヴァントハウス コンサートホール
2)メンデルスゾーンの家

と、辿り始めたのはいいのですが、
メンデルスゾーンの家の見学に2時間近くかかってしまい、全部で23ポイントもある軌道すべてを回るのは無理と、早々に判明。
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有名なフェリックス・メンデルスゾーン(作曲家としてだけでなく、バッハの重要性を世に訴えたり、ドイツ初の音楽学校を創設したり、オーケストラ運営のノウハウを確立したり…と多くの功績あり)が素晴らしいのは言うまでもないのですが、
その姉、ファニーについての情報に圧倒されて、長居をしてしまった次第です。
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上の動画制作が2017年とあり、このコーナーは近年整備されたものかと思いますが、必見です。
彼女の書いた美しい楽譜(夫である画家ヴィルヘルム・ヘンゼルの挿絵入り)の数々や、時代考証資料としても価値の高い手紙、使用された装身具などの展示物が充実していますし、陳列棚の下の引き出しを引っ張ると解説が出てくる(英語の要約付き)という仕組みもわかりやすくて良かったです。
入館料を払うと無料でついてくるタッチペン式イヤホンガイド(日本語あり)も、フェリックスについては詳しすぎてかえって見学の邪魔でしたが、ファニーについては有益でした。

さて、カフェでちょっと休憩した後、バッハがカントールを勤めた聖トーマス教会へ。
まずは教会そのものの存在感に圧倒されました。
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たまたま、15時からの無料コンサート(オルガンとソプラノ)が聴け、その音響の素晴らしさに驚きました。 
そして、バッハ博物館。(下の画像は博物館内から見える聖トーマス教会)
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有名な「音楽の父」ヨハン・セバスチャン・バッハに限らず、バッハ一族について世界規模で研究している財団による展示だけあって、情報もアップデートされており(2008年に新発見の楽譜が出た経緯、意義の解説、楽譜そのものの展示、演奏CDの視聴、など)、実に有意義でした。
で、はっと気づけば、ここでも2時間強が経過。

慌てふためいて、シューマンの家へ。
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ここは、ただその場所を公開して、彼の一生をたどる古めかしい展示パネルが申し訳程度にある、といった空間に過ぎませんでした。
ただ、その中心部となる音楽室では、ピアノレッスンの真っ最中。15歳ぐらいの少女のレッスンを聴いて、なるほど〜などと思いました。
 
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5月1日、メーデーはドイツ🇩🇪の祝日。
友人 : 祝日の朝は早起きしなくてOK。店は軒並み閉まるしね。
私    :  遠出はしないで、ゆっくり過ごそうかな。
友人 : 午後、友達のうちに招かれてるから、一緒にどう?古風な大きいうちよ。

ということで、友人のお呼ばれについて行くことに。
何か持って行った方がいいだろうと、
日本から持参した白米でご飯を炊いて、 塩昆布、焼き海苔、とろろ昆布でミニおにぎりを作り、
友人の持参するポテトサラダ、白ワイン等に加えてもらいました。IHの火加減と、初めて使う鍋の癖がつかめなくて、ご飯が🍚うまく炊けなかったのですが、致し方なし。

訪れた家は、ロココ調の邸宅でした。
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室内はまるで美術館のよう。
けれども、住んでいるオーナーの方はここ2年ほど、この家を売ろうとしているものの、買い手が見つからずに苦労されているのだとか。暖房にも管理にも手間とお金がかかる古い家、それも「歴史的建物」として広大な敷地の使用法に制限が設けられているため、買い手を見つけるのは至難の業なのでは、という話でした。
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 アンティークなベヒシュタインのグランドピアノにちょっと触らせてもらいました。

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広いお庭を駆け回れて、ワンちゃんも幸せだなぁと思ったのですが、事情はなかなか大変なようです。

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 おまけ画像。ミニおにぎり🍙(⌒-⌒; )

ベルリンから帰ってきたのが19時。
途中、アウトバーンのSAでコーヒータイムをとり、軽く食べたので、
夕食は、KDWでゲットしたパン🥖にチーズ🧀に果物🍇で。
なるほど、実に時間に無駄なく、健康にもよい食生活です。

食事を終えても、外は青空。
そうでした。こちらは21時近くまで明るいのでした。
日曜と祝日(メーデー)に挟まれた月曜日の夕べ。
友人曰く
「祝日は店が軒並み閉まってしまうけど、そんな日の前の晩は、夜を楽しむ人々で街は活気に溢れるのよ。まだ時間があるし、これからライプツィヒの街中まで、ちょっと行ってみましょう!」

私より一回り近く年上の友人。
その行動力には脱帽でございます。ありがたく連れて行ってもらいました。
友人宅はライプツィヒ郊外の「countryside」だと言いますが、
市内中心部まで車で5分、トラム🚊の停留所まで徒歩2分、乗車時間15分という便利さ。
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車の乗り入れを制限している街中は、お散歩するにも気持ちよく、暖かい雰囲気。
狭い路地を通り抜けるにもワクワクします。
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どこもかしこも人でごった返していた、どこか東京を彷彿とさせるベルリンと比べ、
ライプツィヒは、街のつくりも人の動きも、まさにドイツ的だなあと感じます。
統一後に、DDR時代の古い建物に手を入れて使いやすい用途に転換し、
新たに建てるビル🏙も景観に溶け込むよう配慮したという街並みは、どの角度で見回しても美しさをたたえているように思えました。
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滞在している間に、次は 「independently に」妹と2人でライプツィヒ散策を楽しむ予定です。
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ホテルの素敵な朝食をとりつつ話し込んでしまって、慌ててチェックアウトした我等3人(私、妹、そして友人)。女子会ベルリン1泊旅行の2日目は、ショッピングに決定。
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東西ドイツ🇩🇪統一を象徴するモニュメントそばにある
ドイツで一番広いというwarehouse、カーデーヴェー(KDW)へ。
倉庫のことかと思ったら、大型デパートのような趣の店でした。
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日本では合うサイズを見つけにくい私、似たサイズの友人のアドバイスにより、ピッタリサイズで上質かつリーズナブルなジーンズ👖や靴👟をゲットできて大満足。
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友人の運転と案内で、ライプツィヒへの帰路につきました。
ドライバーに観光ガイドに、ファッションコーディネーターまでこなす彼女に、改めて脱帽です。
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 高速道路では、風力発電の設備群何度も遭遇。環境問題への意識が高いドイツを実感しました。

ライプツィヒからベルリンまでは、約200キロ。
友人の運転で12:30にライプツィヒ出発。
高速道路アウトバーンの両側には、
黄色い花が輝く小麦畑の風景が続きます。
小麦の花は菜の花にそっくり。
この3日の間に、その黄色の鮮やかさを増したように見えます。
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ベルリンと一口に言っても、面積は東京都全体の面積の1.5倍という広さ。
一つの都市と言うには大きすぎる存在です。
車で移動していても、その大きさが実感できました。
東京の首都高を思わせる市内の道路(トンネルによる道路の交差や、複雑な経路表示)、
信号機🚦の数の多さ、短時間に道を横切ろうとする人々の早足、錯綜する車のレーン。

「ここはトルコ🇹🇷移民が激増している地域」
「あの黒い服の集団は、たぶんロマ(ジプシー)の人たち」
「ここは元DDR(東ドイツ🇩🇪)だった地域」
「ここはモダンなオフィス街」

といった友人の説明を聞きながら市内を進み、
15時過ぎにベルリン中心のホテル🏨にチェックインしました。

ベルリン訪問の第一目的は、ベルリンコンツェルトハウス交響楽団のコンサートに足を運ぶこと。
ライプツィヒのゲヴァントハウス交響楽団がヨーロッパツアー中で聴けないことを悔しがった友人が、
「ベルリンのコンツェルトハウスに行きましょう!」
と、チケットを確保してくれました。
(コンサートについては、稿を改めて後ほど)
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16時〜18時過ぎのコンサートで感激のひとときを過ごした後は、
ベルリン東西分断時代、東ドイツとにしドイツの国境に置かれていた検問所、
チェックポイントチャーリーへ。
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ドイツ全土が、ソ連、アメリカ、フランス、イギリスの4カ国によって分割統治されていたという歴史の重みを、ずっしりと受け止めました。
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