PIOピアノ雑記帳

ピアノ、クラシック音楽関連の話題を主とした雑記帳blogです。

カテゴリ:【旅行】 > 海外旅行

今年の3月にSIMフリーのスマホに変えたばかりの私。
SIMフリーの利点を享受しようじゃないか!と意欲満々、ネットショッピングで、チェコでもポーランドでも使えるというSIMカード【15日間 1.5GB、通話も可能】というのを事前に購入しておきました。
1000円ちょっとというお値段、WiFi機器借り出しよりずーっと安く済みます。
ただ、SIM交換の前に、日本で使用している携帯会社のプロファイルを削除しておくべし、とのこと。
帰国したら、欧州用プロファイルを削除して、日本のプロファイルを再インストールしなきゃ、ですね。

日本出国直前まで、あれこれメールやSNSでやりとりしていたこともあり、欧州到着後にプロファイル削除すればいいや、と考えていたのです。
そして、プラハ到着後、道に迷うに至り、
「さあ、SIM交換しましょ!」
と、スタバに入って作業開始。
ところが!
プロファイル削除のために、自分の携帯電話番号宛にPINナンバーが送られるというのですよ。
いま考えたら、PINナンバー受信ぐらいは、日本の電話番号で受けても大したことはなかったのかもしれませんが、電波状況悪くて延々時間がかかったりしたら、えらい通信量を請求されたりするんじゃあるまいか!と、小心者の私、ビビってしまったのでした。

というわけで、旅行中はずっと
日本での設定のまま、ホテルと空港でのWiFiを頼りに動いていました。
結果オーライでした。

念のため、日本でインストールしておいたアプリ
maps.me
というのが大活躍でした。
これ、web接続なしでも、現在の位置を地図上に提示してくれるのです。
おススメ。
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ただし、現地到着後に周囲の地図をWiFi経由でダウンロードしておく必要があります。

最後にオマケ動画。
ワルシャワ旧市街広場の様子です。




 

ノーテンキな旅行記の中には入れ込めなかった部分です。
やっと心の整理がついた気がするので、文字にしてみます。

ワルシャワを早朝5時50分に出る列車でクラクフに向かい、クラクフから車のプライベート・ツアーで、アウシュヴィッツ強制収容所、ビルケナウ(アウシュヴィッツ第1収容所から約2キロ離れた第2収容所)へ行ってきました。

ワルシャワ中央駅の列車到着&出発の時刻と番線リストをじっくり見たのですが、なぜか我らが乗るべき列車番号が見当たらない。微妙にずれた番号があるのみ。
おそらくこれだろう、、、と思いつつも、不安です。
念のため、インフォメーションの窓口に並んでみましたが、いつまでたっても前の人が終わらない。
やたらめったら時間がかかってます。
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時間は刻刻過ぎてゆく。。。。
もう時間切れか、それらしきホームに行くか、と思いつつ、もう少し待ってみる。。。
やっと順番が回ってきたと思ったら、
「しっ、しっ!」
と追い払われる仕草をされちゃいました。何ごとっ?
めげずに列車番号が印刷されたチケットを差し出し、番号を指さして
ボードには「1302」とあるが、この「1303」か?と英語で大声で言ってみる。
お姉さん、うなずきました。よし!

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やってきた列車のドアには正しい番号「1303」が明記してありましたよ。

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2等車両でこんな感じ。
快適です。
途中で切符を検札された際、パスポートの提示も求められました。
無事にパス。
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ワルシャワ中央駅の次の駅。
だんだん田舎になっていって
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こういう風景に。
だだっ広い平原です。木はあるけれど、山は見えない。

クラクフ駅には8時13分到着。時刻表どおりでした。
ホームから屋上駐車場まで直通エレベーターで上がり、大きな黒い車に乗り込みました。
アウシュヴィッツまでは約1時間半。
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到着。すごい人数の人々が並んでます。
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大混雑。トイレも長蛇の列。ひえ~。
幸い、プライベートツアーを申し込んだ我々は、予約なしの方々を尻目に、さっさと入場できました。ありがたや。
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このゲートを超えると収容所。
ものものしさ感、ありあり。
アウシュヴィッツ第一収容所は、1940年6月から1945年1月まで存続したとのこと。
最初の収容者は728人のポーランド人で、移住だと言い含められ、喜んでやってきたのだとか。
1942年にナチがユダヤ人への最終政策を決めてから、その役割が変化。
管理手段として、1943年春までは入所する際に写真を撮影していたそうですが、それ以降は収容者の身体に数字の刺青を彫って、その番号で管理したとのこと。刺青を使ったのは、ここアウシュヴィッツだけなのだそうです。

建物の一つ一つの内部では、博物館のように展示を行っているのですが、廊下に入所者の写真がずらりと並んでいる建物があり、絶望の表情の集団から見つめられる側に立たされました。
その写真の下に併記された「入所日~死亡日」までの短さが、こちらに刃を突きつけてきます。

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こうして煙突が並んでいる建物は厨房です。
このような平屋建ての建物は、もとはポーランド軍の兵舎だったとのこと。20棟。
ナチはそれを接収して収容所としたのですが、
建物が足りなくなって、二階建てのバラックを28棟建てたのだそうです。
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「バラック」という呼び方に違和感を覚えました。
こんな立派なレンガの建物も「バラック」と呼ぶのですね。
日本語の語感とはずいぶん異なります。

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整然と並ぶ建物。

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この奥の壁が「死の壁」。
銃殺刑が執行された場所です。
両側の建物内の収容者から見えないよう、窓は木で覆われていますが、音は隠しようもなく、何が行われているかは明らかだったとのこと。

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アウシュヴィッツの位置です。
ナチが支配した地域の中心に位置し、収容者を運んでくるのに便利だったことがわかります。かつ、大きな都市から離れていて、何が行われているかが伝わりにくい場所だったことも大きなポイント、と。

1944年夏が殲滅(せんめつ)のピークだったとか。
貨車で到着する人の7-8割がガス室に直行だったとのこと。
サイクロンbというシアン化水素は、微量で、短時間で大勢を死に至らしめることができる「効率の良い」薬品であるという説明、意味の恐ろしさよ。

そうやって死に至った人々の膨大な量の遺品実物も展示されています。
義足(ドイツ軍の負傷兵に使わせた)、食器(高級なものは支配層が使用。収容者の使うものもここから調達)、メガネ、かばん、などなど。
中でも「髪の毛2トン」は、本当に恐ろしかったです。
ソ連軍がここを解放したときには7トンあったのだとか。衣服を編む原料として使ったのだそうです。

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左が収容所。右は管理のための建物。二重の鉄条網で隔てられています。
ガス室は右側のほうの敷地にあります。
ここは、初めからそのために造られた場所ではないので、狭くて効率が悪い、とは、なんたる響き。

そして、第二アウシュヴィッツとも呼ばれるビルケナウへ。専用バスで移動。
5分ほどで到着します。
はじめに、入口の建物の上階から全景を見渡しました。

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レンガの建物を建設するゆとりがなくなり、牛舎、馬小屋の材料での木造建築をメインとしたこともあって、建物自体はあまり残っていません。殺伐とした雰囲気。
アウシュヴィッツ第1が2万人を収容したのに対し、ビルケナウは9万人収容。
とにかく「効率よく」物事を運ぼうと、線路を敷地内まで引き込んだのは1944年のこと。
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全体図。
右上の航空写真のキャプションは英語です。
イギリス軍が撮影したものだから、とのこと。でも、何を目的とした施設なのかまで把握していたかどうかはわからない、との説明でした。

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レンガの建物の内部です。三段ベッド。
この建物自体も収容者自身が建設したとのこと。しっくいのムラも、むべなるかな。

ビルケナウは、この建物の中以外は、ほぼ炎天下を歩く形での見学となります。
なんだか頭がクラクラしてきて、早々に引き上げました。
こういう環境を創り上げてしまう人間、「効率」を追い求めることをよしとする価値観は、それを差し向ける
方向を間違えると、こんなことになってしまうのだ、という現実が心に迫ってきました。

本や映画では感じえない、実物の存在感に圧倒されました。

ワルシャワでは、とにかくクラクフ1日ツアーの早朝列車を考えて、中央駅のすぐそばのホテルに泊まりました。
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この立派さで、ホテルの値段はプラハとさほど変わらず。
たっぷり、立派な朝食付きです。
スペインやイタリアから観光客が押しかけているのは、この物価の安さもあるのでしょうね。
そうそう、プラハよりよかったのは、WiFiの速度が格段に速くなったことと、毎日1本ペットボトルの水が提供されたこと。
4つ星ホテルとのことですが、5つ星ホテル級の心地よさを味わいました。

さて、食事です。
到着後、ホテルでウェルカムドリンクが提供されるというので、さっそくロビーバーでランチとしゃれこんでみたところ、
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そうでした。こういう量が出てくるんでした!
とても食べきれず、こっそりドギーバッグで部屋に持ち帰り、即冷蔵庫へ。
夜は、ちょいと買い足したものとビールで部屋呑み~。こういうのも楽しいです♪

翌朝は5時前起きで、駅へ。
ホテルチェックインで朝食の案内を受けた際、
「明日は早朝の列車に乗るんですが、朝食のテイクアウトってできるんでしょうか?」
とダメ元で聞いてみたら、なんと、5時20分までに準備してくださるとのこと!
列車の中でいただいたのが、こちらの朝食です。
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2等車両でしたけれど、新幹線並みの心地よい座席でした。
日本よりず~っと座席にゆとりがあります。
ポーランド人は日本人とあまり変わらない体格だなあと思いましたが、国境を越えて走る列車でしょうから、オランダ人並みの体格にも対処しなくちゃいけないんでしょうね。

この日はランチも観光用の自動車の中で。
さすがに疲れて帰ってきて、夕食はワルシャワ駅直結のショッピングセンター内で済ませました。
久々に「ごはん」です。「ラーメン」です。
はお味は、日本で食べたらイマイチのレベルでしたが、空腹だったのと、久しぶりだったのとで結果オーライ。画像、既に食べきってしまいそうな頃に撮影したものです。Excuse us.
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翌日からは、またもや「たっぷり朝食」。
朝から優雅モードです。
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その効果で、遅めのランチ、部屋呑みディナー。
ショパンの生家から帰ってきたのが15時ごろで、さすがに空腹になったわれら、
「ポーランドに来てから、まともなもの食べてない!」
と気づき、ちゃんとしたポーランド料理を食べようと決意。(おおげさ)
ネットで調べて評価の高かったこちらへ。
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イケメンお兄さんが、おもてなし心いっぱいに、お給仕してくださいました。
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人参のスープに、代表的ポーランド料理のピロギ、そして久々のお魚料理。

帰りには立派なバラの花までいただいて、貴婦人気分です。
夕食はバラを見ながら、優雅呑み~。
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旧市街とワジェンキ公園散策の折のランチは、もう記事にアップ済みです。


食べ歩き旅行とはいえませんが、
お財布に優しく、楽しく食べることのできた旅でした。

プラハで泊まったところ、食べたものの記録です。
月曜の夜6時過ぎにホテルにチェックイン。
11時間+1時間強のフライトで、さすがに疲れていたので、ホテルの隣のレストランで軽い夕食をとりました。
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キャベツのスープ、チーズとビーツ入りのサラダ。美味でした~。

翌朝から3日間、毎朝、たくさん食べましたよ~。こちらがホテルの朝食会場。
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最上階(といっても4階)の屋根裏部屋です。
食べ物は撮影し忘れましたが、シリアル、ドライフルーツ、サラダ、フレッシュフルーツ、パン、チーズ、ハム、温かいソーセージ、卵料理、ビーンズ、さらには、日替わりのケーキやクロワッサン類まであって、よりどりみどりでした。

左側の窓の外はこんな景色。
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朝食会場脇の階段。
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泊まったホテルはここです。エレベーター内の掲示を撮影。

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貴族の館を改装したという小ぢんまりした4つ星ホテル。
ヴルタヴァ川(モルダウ)東岸の中心地はホテルの値段が高くて手が出ず、西側に宿をとったのでしたが、こちらのほうがお部屋も広く、心配したお湯や電気のトラブルもまったくなくて、大満足でした。
こういう雰囲気、なかなか味わえませんし。
ツイン部屋、朝食込みで、日本のビジネスホテル並みの料金で済みました。

いっぽう、ドイツの年上の友人は一人でジュニア・スイート泊。
そのお部屋を撮らせてもらいました。リビングルームでは毎晩おしゃべり~♪

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次は、友人と合流してからの昼食と夕食の記録。
昼食はストラスホフ修道院からの景色が何よりのご馳走でした。
夕食はホテル近く、マラー・ストラナ地区の路地を入った店に直観で入りましたが、正解でした。

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二日目のお昼は、市民会館の広場のカフェで。
朝ごはんをゆっくり、たっぷり食べたので、アイスクリームとコーヒー。
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夕食後はコンサートの後、初日と同じレストランで。
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真ん中がチーズのフライ。奥がソーセージ。
手前は、キノコのなんとか、で、麦やチーズ、香草と合わせてある品。
どれもワインに合って、お洒落なディナーとなりました。

朝食たっぷり効果(?)のおかげか、毎日1万5000歩以上歩いてもまったく問題なし。
この生活リズム、ポーランドへ移動後も続いたのでありました。



おまけ画像(前の記事にアップし忘れました)。
ホテルそばのジョン・レノンの壁です。
町全体が世界遺産だというプラハには、落書きは見られません。
このジョン・レノンの壁だけに、落書きが許されているとのこと。抑圧されていた時代に、自由を求めた落書きが自然発生的に始まったのだそうです。

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実はここまでの道に迷い(近いのに)、
日本大使館の前に立つガードマンの方に教えていただきました。

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2019年8月7日(水)18時開演 19時05分終演
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演奏:チェコフィルハーモニーの弦楽楽器奏者5名

(第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)

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会場でのプログラム配布もなし。
路上で配布していたチラシとは異なる曲順で、次々と演奏されていきました。


<プログラム>

  • モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジークより
  • ヴィヴァルディ:四季より 夏
  • バッハ:AIR
  • ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲 ハ長調 作品46-1
  • ドヴォルジャーク:新世界より ラルゴ
  • スメタナ:モルダウ
  • J.シュトラウス:ピチカート・ポルカ
  • シューベルト:アヴェ・マリア
  • ビゼー:カルメン組曲
  • ドビュッシー:月の光
  • チャイコフスキー:花のワルツ
  • ラヴェル:ボレロ
アンコール
  • J.シュトラウス:プリンク・プランク・ポルカ
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泊っていたホテルから徒歩5分ほどの場所での室内楽コンサート。
1時間ちょっとという長さ、
超メジャー曲を並べたプログラム、
フラッシュさえ焚かなければ、写真も録画も自由、
……明らかに観光客向けのコンサートです。^^


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開演20分前は、客の入りはこんな感じでしたが、
開演時には8割がた埋まっていました。人気です。

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せっかくだから、と「がぶりつき」の前から3列目中央で鑑賞。
いやあ、演奏者のみなさま、見事なエンターティナーぶり。
しかつめらしい表情で、くそ真面目にトライアングルを鳴らすヴィオラ奏者、
楽器をこすったり、回したり、叩いたり、見事にパーカッション役もこなすコントラバス奏者、
表情たっぷりのアクションでメンバーを引っ張る第一ヴァイオリン奏者。

演奏のレベルも高かったです。
動画撮り放題!なんていうコンサートでは、演奏者名は伏せるんだなあ。。。なんて納得してしまいました。
ビビリの私、スマホのシャッター音が気になって演奏中には写真を撮らず。
ファインダー越しより、生で見たり聴いたりしたいですしね。^^
屋外コンサートだったりしたら、撮っちゃうんですけれども。

生演奏を堪能して、とっても明るい気分になって、素敵な旅の思い出となりました。
そして、いい気分のまま、ここからディナーへと向かった私たち3人だったのでした。

最終日です。
フライトの出発が午後3時過ぎなので、午前中は動こうよ!と、朝8時から開いているというワルシャワ蜂起博物館へ。使いやすいトラムでGO。
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到着。
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ところが、なんと!
お兄さんが出てきて言うには、"It's closed!"
はあ? だって、ここにちゃんと8時からオープンって書いてあるじゃないの、と入口の掲示を指さしたところ、お兄さん、"Down, down!"
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う。なんと!
下の方の枠に囲まれてるところに「2019年7月、8月」の開館時間が。
なるほど。毎日10時オープンですと!
ううう。事前にホームページで確認すべきだったんですね。でも、街中にだって、どこかには掲示すべきなのでは?現地の入口だけの掲示って、ひどい~。

気を取り直して作戦変更。
せっかくだから、まだ乗車していないメトロを使って、ヴィスワ川の方へ行ってみよう!
メトロの駅を目指した我等だったのでした。
が!
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嫌な予感。
何ですか、この黄色いテープは。そしてその前に立つ男性は。
案の定、またもやです。
"It's closed."
はあ? 駅まで閉まってるんですと。
いったいなにごとかと食い下がってみると、肩をすくめながら答えることには
" Mechanical problem".
機械が動かないとかなんとかいうことらしい。。。
次の駅まで歩け、15分だ、とのこと。
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エスカレーターで地上に出て、歩きましたよ。15分ならぬ20分ぐらい。
またもや、抵抗のモニュメントにも出会いました。
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町なかの自転車道は、歩道よりも優先されている感じ。
自転車だけでなく、足で蹴って進む奴もけっこう走ってます。

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気を取り直して、次の駅から改めてトラム乗車です。

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やってきました。ヴィスワ川。
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シレナ橋のたもとの人魚像。
このすぐそばにコペルニクス科学センターがあります。
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時間の関係でセンターの内部見学はパス。
川べりを散策後にホテルへ戻りました。
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街中で、果物や野菜を露地売りしています。ヒマワリの種は、花そのまま。
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博物館見学はできませんでしたが、びっくり続々の街散歩、楽しかったです。

旧市街からワルシャワ中心地のCentrumへ戻ってから、
そのままバスに乗り換えて、ワジェンキ公園(Park Łazienkowski)へ。
今度はちゃんと車内表示もアナウンスもありました。バス路線のメジャー度によるのでしょうか?それとも単なる運??

バス停から公園入口もわかりやすかったです。
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14時ごろは、こんな感じ。ショパン像の隣にピアノがセットされています。
まだ時間があるので、公園内をお散歩。広大です。
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そういえば、アニメ「ピアノの森」でも、この公園が舞台となった場面があったような。
お腹もすいてきたので、公園内のレストランを目指してみましたが……
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なんと、日曜日は、食事をするなら「一人200ズウォチ(約6000円)」のブランチのみ、とのことで、我等、しっぽを巻いて退散いたしました。
公園の外に出てしばらく歩いてみると、カジュアルなカフェ・レストラン発見。
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こんな感じで遅めのお昼に。
バターって美味しいのね~♪と感動しちゃいました。
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陽射しを避けよう、避けようとする我等に対し、
陽射しを浴びよう、浴びようとするヨーロッパ系の人々。

さて、16時のコンサートを目指します。
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公園の横にそびえるなんともご立派な建物は、ロシア大使館でした。納得。

15時半ごろに公園に戻ってみると、ベンチや椅子はもう満席。
我等は芝生ならぬ、通路の端に紙を敷いて腰を下ろしました。

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ベビーカーに座っている子ども、
おもちゃをひっぱって走り回る子どもを連れた若い家族が大勢。
カジュアルで楽しいワクワク感に満ちていました。

この日のピアニストは、Andrzej Wierciński(1995年生まれ)。
(アナウンスは「アンドレイ・ウィルシンスキー」といった発音に聞こえましたが…)
数多くのコンクール入選歴を持ち、2015年のショパンコンクールで、第2次予選まで進んだ実力の持ち主です。
来日もしているとのことで、「プリンセス・マサコ」の前で弾いたとアナウンスで紹介されてました。(プリンセスという称号でいいのかな?)

<プログラム>
  • ノクターン ロ長調 作品62-1
  • バラード第4番 作品52
  • マズルカ 作品24-1.ト短調  2.ハ長調  3.変イ長調  4.変ロ短調
  • スケルツォ 作品54 ホ長調 作品54
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マイク&スピーカーを通して公園全体に流されていましたが、音色や音量の幅、音楽性の十分に伝わる、素敵な演奏でした。
緑の中で風に吹かれつつ、幸せそうな人々に囲まれて聴くショパン……また格別です。
http://koncerty-chopinowskie.pl/en/11-08-2019-2/
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さて、帰り道。
行きと同じ番号のバスに乗ったというのに、なんと「Centrum」というバス停は出てこず、慌ててその次あたりのバス停でおりました。バス路線、不思議すぎます!


おまけ画像。
国立ワルシャワ・フィルハーモニーホール。ショパコン会場です。
Centrumから徒歩圏。いよいよ来年ですね。5年に1度のショパコン。
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ワルシャワ滞在4日目。
今日は公共交通を利用して観光しようよ!まずは旧市街!
ということで、バスに乗ろうとしたのですが、いやはや、ワルシャワはバスのルートが多すぎて、しかもだだっ広い道路では反対方向のバス停の位置さえ把握しづらくて、まさに四苦八苦。
それらしき方向へ歩いているうちに、旧市街に停まるというナンバーのバスに行き合い、乗ったはいいのですが、車内では次のバス停の文字表示もアナウンスもなし。ひえー。どこで降りたらいいんじゃい!

目を皿のようにして、バスが停車する度にバス停名をチェック。
旧市街地図にある名前の停留所で降りたところ、目の前にはこんなモニュメント。
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どう見ても十字架の群立なのですが、これ、ガイドブックにも何の情報もなく、何人かのポーランド人に聞いてみても誰も知らない模様。確かに、町じゅうに抵抗や争い関係のモニュメントがある印象です。
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こんな通りを進み、
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公文書館とか、
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裁判所とかいう表示の建物を過ぎ、ついに石畳の道へ。
おお!旧市街の区画に到達です。
まずは、マリー・スクウォドフスカ=キュリー博物館へ。
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日本語の書籍が沢山展示されていて、びっくりしました。
石畳の道をたどって、バルバカンへ。
建物はもちろん、石畳も、第二次大戦で徹底的に破壊されたものを復元したとのこと。
ポーランド人の執念を感じます。
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日曜日とあって、教会には人々が集まっていました。
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旧市街広場。
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聖ヨハネ大聖堂の内部。
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オルガンコンサート、ちょっと気を引かれたものの、ワジェンキ公園のショパンピアノ演奏の方に軍配が上がりました。
王宮広場。
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王宮の中に入るにはチケットが必要。
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チケット売り場はまたまた長蛇の列でしたが、なんとかノーマルのチケットを2枚購入。
ここから、信じられない成り行きに。。。
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入場の時間帯が設定されているなんて、どこにも書いてなかったのに!
ツアーガイドもイヤホンガイドも要らない、フリーのチケットでって言って買ったのに。
しかも、2人分まとめて購入したというのに、1人は「12:35」、もう1人は「12:50」って、なにごと?
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この守衛のおじさまの胸三寸で、入場の可否が決まるのです。
コミュニケーションを図ろうとしましたが、英語はダメ。ロシア語ならとのこと。
初めは鬼の形相だったおじさま、我らが座り込んで待っていると、だんだん気の毒そうな表情になってきて、「Excuse me!」を連発。「ごめんね、どうしようもないんだ」ってところでしょう。
我らの入場時間、二転三転した結果、12:35に入れていただけました。

それにしても、8月ヴァカンスシーズンの観光地の混みっぷり、凄まじいです。
プラハはもちろん、クラクフも、ワルシャワも、団体ツアー客の多いこと!
旗を持ったガイドに続くのは、スペイン語、イタリア語話者が目立ちました。

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日中の直射日光に、かなりバテバテとなった私、じっくり鑑賞する気力が足らず、さっさと出てきてしまいました。
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ワルシャワCentrumへの帰路はトラムで。
こちらは、車内表示もアナウンスもバッチリでした。ふう。
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前日のガイドさん付きてんこ盛りプライベートツアーから一転、
8/10は、ワルシャワから西へ54kmの郊外にあるというショパンの生家、Żelazowa Wolaへ自力で(ツアーは使わずに)行ってきました。

市バスではなく、Motobusというバス会社のバスに乗ります。
運賃は乗車時に運転手へ現金で。片道11ズロチ(約330円)。
Żelazowa Wolaまでは1時間10分程度。
下記の時刻表のうち、緑の発車時刻が該当路線。我らは8:45発に乗車しました。
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車内では、バス停名のアナウンスも、車内表示もなし。
降りたい停留所が近づくと、乗客が運転手のそばに近づいていくのです。
デカデカと「Żelazowa Wola」と書いたメモを運転手に見せ、コミュニケーションを試みていた我らに、英語のわかる乗客の方が「教えてあげるよ」とニッコリ。
助かりました!
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9:50ごろに「Żelazowa Wola」到着。
すぐさま、反対側のバス停時刻表をチェックし、本数の少なさに呆然。
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12時からのピアノコンサートを聴くつもりでしたから、「13:51発」を頭にインプット。
降りたバス停に戻り、バスが元来た方向に道を戻って行くと、すぐに見える信号の角が、目指す「Żelazowa Wola」でした。
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中央の建物に入り、入場料を払います。
数年前から方式が変わったようで、イヤホンガイドはありません。
まずは、期間限定の特別展示室へ。ショパンの彫像の展示がなされていました。
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展示室内には我ら二人のみ。
庭へ出ても閑散。広い空間、満喫できました。
こんなに広いなんて!と思いましたが、元は貴族の館の敷地なのですから、広くて当然ですね。
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さてさて、白い建物が博物館。中へ入ります。
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茶色いピアノが、ショパンの時代のもの。
黒いのは、コンサートで使われるものです。
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次に、カフェのある建物内でショパンの人生紹介の映画鑑賞。
20分程度で、さすが分かりやすくまとまっています。おススメ!
ポーランド語での上映でも、ずっと流れている音楽が心地よく、画面も見やすいので、全くフラストレーションは感じません。
ラッキーなことに、英語プライベートツアーのガイドの方が入ってこられてからは、音声が英語にチェンジ。(鑑賞者は、このツアーの3名と我ら2人のみ)。
ショパンがポーランドを離れるまで、周囲の大人、当時の音楽関係者たちが、ショパンを慈しんでいたことが伝わってきました。
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⬆︎映画ホール入り口の立像。

さて、12時開始のコンサート、お庭で聴くのですが、いい席を確保したいよね、と早めに移動。
窓からピアニストの姿の見える最前列を確保しました。
開演まで、鳥のさえずりを聞きながらのおしゃべり&リラックスタイム。
11:35ごろまで、ピアニストのバリバリ練習している生音が、かすかに漏れ聞こえていました。

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コンサート開演。
アナウンスによる紹介はポーランド語のみ。うう。
ピアニストは1995年生まれのTymoteusz Biesくん。

<プログラム>
  • 前奏曲 第15番「雨だれ」op.28-15
  • 練習曲 へ長調 op.10-8
  • 4つのマズルカ op.17-1,2,3,4(第10番~13番)
  • 舟歌 op.60
上記のプログラムで、30分強。
若々しく、情緒あふれる演奏でした。
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開演中は、この客席がちょうどいっぱいになる程度、観衆が集まってきていました。

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演奏後にタバコで一服の演奏者。
ちょっとお声をかけましたが、さすが、ちゃんと英語が通じました。
そういえば、ポーランド、喫煙者率、高いです。特に若者。

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⬆︎受付、ショップ、特別展示室のある建物。
お庭を散策し、ショップもうろついていたら、土曜コンサートの演奏者情報を発見。
2週間後は牛田くんの登場ですよ。ビックリ。

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そんなこんなの後、早めにバス停へ。
13:51発の予定で、13:57ごろにちゃんと来てくれました。優秀です。
15時にはワルシャワ中央に戻れました。
1日がかりのジェラゾヴァ・ヴォラ見学でしたが、大満足です!

8/9は早朝5:50ワルシャワ中央駅発の列車で、古都クラクフへ。
約2時間20分の快適な旅で、8:10ごろ到着。
メインは、ここから車で1時間半ほどのアウシュヴィッツ(第一収容所、そして第二収容所ビルケナウ)だったのですが、これについては後日。

ビルケナウを13時ごろに発ち、 クラクフに戻ってきたのが14:20。
金曜日は道路が渋滞するかも、、と心配したのですが、、実に順調に行き、クラクフ観光を2時間ほど楽しめました。 

こぢんまりした、可愛らしい古都。
プラハほど密集しているわけではなく、そぞろ歩きにいい感じ。
でも、観光客は年々増えているそうで、もしかすると数年のうちにプラハ並みになってしまうのかも。

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ヴィスワ川から見た城壁。
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ヴァヴェル城。時間の関係で、外観のみ。
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 聖ペテロ聖パウロ教会。
ルネサンス様式。正面は立派でも側面は質素です。
「王の道」を歩いて、中央広場へ。
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⬆︎正面にそびえるのが、旧市庁舎の塔。
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こちらにそびえるのは、聖マリア教会。
その内部。
⬇︎天井。
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⬇︎正面。見どころだという15世紀の祭壇は修復中でした。
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この教会の背後が、聖バルバラ教会。
正面の像は、当時の学生を表しているのだとか。
クラクフ、今も人口の3-4割が学生なのだそうです。
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織物会館と、その内部。
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ウインドウ・ショッピングを楽しみました。
その後、「王の道」をさらに進んで、フロリアンスカ門、そして、城壁を守る砦の跡、バルバカンへ。
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最後に、ガイドさんの締めの説明を聞いて、クラクフ駅で解散となりました。
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ホテルにチェックインし、ランチをとった後、ワルシャワの町を歩いてみることに。
ショパン博物話を16時に予約済みなので、それまでの時間を有効活用。

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まずはショパン博物館の位置確認。  
裏手はこんなことになってました。
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音符だらけの壁。
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音楽学校かな?
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博物館の外観。
ここから徒歩10数分で、ショパンの心臓が収められた教会、聖十字架教会です。

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教会内部。
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左手の柱の中に収められたとのこと。
ショパン以外にも大勢の人たち、たぶんポーランドのために尽くした方々の名前や彫像がたくさんあって、ちょっと目眩を覚えました。
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オルガン。
この教会の斜め前が、ワルシャワ大学。
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構内まで入らせてていただき、古い図書館も見学。
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すごく奥行きがあるように見えますが、これ、だまし絵です。

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コペルニクスの像。
このあと、16時より前の時間に、無事ショパン博物館に入館できました。
 

街なか同様、空港でも大混雑だったりしたら大変!と、早めに移動。
手元に残ったチェコ通貨をほぼ全部使い切って(590チェココルナ。3000円ぐらいかな)、ホテルに手配してもらった車で 空港へ。20数分で到着しました。
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ワルシャワまでは1時間ほど。
空港も、鉄道駅も、閑散としている雰囲気です。
案内に従ってゴロゴロスーツケースを転がしつつ歩いていったところ、あっという間に鉄道ホームに到達してしまい、切符をどこで買うのかわからずウロウロ。
通路を戻って券売機にたどりつき、蛍光色ベストを着用した若い青年に手伝ってもらって、無事に切符をゲットしました。
"Put it into the robot in the train to activate!”
わかりやすい英語での指示に感謝です。

さてさて、ホームで行き先を確認して乗り込んだ列車ですが、
3つ目の駅で、検札職員たちドヤドヤと乗り込んできて、あっちでもこっちでも、クレジットカードを預かっては違反切符を切るジージーいう音が(乗客、少ないのに!)。
まじめに切符を買っておいて、ほんと、良かったです。なにせ160円程度という安さ。 
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ちょうどお昼の12時に、ワルシャワ中央駅到着。
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だだっ広い車道に、たくさんの車、大きな連結バス、トラムが行き交い、なぜか頻繁にサイレンを鳴らしてパトカーが疾走するという駅前の風景は、プラハとはまるっきり異なります。
駅の両側に立ち並ぶ建物も、共産主義時代を思わせるような、殺風景なビルがたくそん。
壁への落書きも多々。
観光客第一の街ではなく、住民と勤労者が生活する都市、という第一印象でした。
 

ゆっくり、たっぷりの朝食を楽しんでから、トラムの広場までゆるゆると歩いて行くと、なにやら警官が大勢いて、車を停まらせてはトランクの中などを検査している模様。
ドイツから来た友人Mも、昨日、プラハ駅からホテルまでタクシーに乗り、同じ目に遭ったのだとか。
なにごと?
と思ったら、そこはアメリカ大使館の目の前。
車止めのための柵などもあちこちに設置されてました。
アメリカに対するテロなどの警戒でしょうか? 

さてさて、まずは、広場に建っている聖ミクラーシュ教会へ。
典型的なクリスチャンの教会、とのことで、プロテスタント教徒で、かつ同じような教会はイタリアでたくさん見た!というMを残して、日本からの友人Yと二人で中へ入りました。

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この教会の白いオルガンは、モーツァルトも弾いたもの、
と日本のガイドブックには書いてあったのですが、そんな情報は現地ではどこにも書いてありませんでした。
聖人の絵についての解説はあったのですけれども。
本当のところは、どうなんでしょうか?

さて、またまたトラムで混乱した私たちでしたが、なんとか目的の火薬塔、市民会館に到着。
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市民会館の中は、見学ツアーに入らないと見られないのですが、
ハイライトのひとつ、スメタナホールが改修中で見学不可と知り、ツアーはパス。
自由に出入りできるエリアだけ見て回りましたが、アールヌーボーの雰囲気が楽しめました。
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軽くランチを済ませたら、プラハの中心、旧市街へ。
さすがにここまでは、迷わずに歩けました。

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中程の塔が、聖ミクラーシュ教会。
午前に訪れた教会と同名です。
ヴルタヴァ川(モルダウ)西側のマラ・ストラナの教会とは異なり、入場自由でした。

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正面がティーンズ教会。
ここは、入場できない時間帯で、外から眺めたのみ。
それちしても、ものすごい観光客の群衆で、目眩を覚えたほど。
カレル橋の日中の様子、尋常じゃありません。

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静かなマレーストラナ地区に宿をとって正解だった!
と思った我らでした。
朝晩は涼しいものの、真昼の3時間程度は結構暑く、16時ごろにざっと夕立が来てすっと涼しくなるという気候のプラハ。
このあと、雨が降る中をホテルに戻ったのでした。

プラハ城へはトラムに乗って。
乗る方向、正しかったのに間違えたと思い込み、乗り換えること2回💦
相変わらずの方向音痴です。
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人混みに恐れをなして外観だけを拝んで退散した我ら、
次に目指したのはストラスホフ修道院。
しかし、ちゃんと門をくぐったものの、敷地内で入場料をどこで払うのか見つからず、うろうろ。
なんとかレストランを発見し、お昼としました。
ここからプラハの街並みを見下ろす景色が素晴らしかった!
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入場料が払えなかったのは、なんと11:45-13:00が昼休みで窓口が閉まっていたためと、のちに判明。
なんだか共産主義時代の名残を感じました。

昼間の日差しに汗だくとなり、
一旦シャワーを浴びようとホテルに戻る途中で、雷とにわか雨に遭遇。
一時はさすがに傘がないと困るほどの土砂降りとなったものの、途中、休み休み、雨をやり過ごしつつ戻りました。
しばらく休んで、ディナーへ。
6時ごろから、また散策です。
お城までの道は、歩いてもさほどではないと発見しました。
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夜9時近くまで明るいので、とにかく1日が長い!
明日はモルダウ(プルタヴァ)川の西側、プラハの中心地をメインに回る予定です。

突然ですが、昨日からチェコのプラハに来ています。
ごくごく近所の友人との二人旅です。

ワルシャワ経由で5日午後16時過ぎに空港へ到着。
成田〜ワルシャワ11時間、
ワルシャワでのトランジット時間わずか40分、
ワルシャワ〜プラハ1時間10分の旅。
おそらく最短時間での到着です。
乗り継ぎ時間の短さから、バゲッジロストの恐れを感じ、すべて機内持ち込みに。
さすがにこの短時間乗り継ぎの人々にはツアー客はおらず、みなさま大きな機内持ち込み荷物を抱えてました。

プラハ到着後、
パス、地下鉄、トラム、徒歩でホテルを目指しましたが、見事に道に迷った私たち。😓
でも、そのおかげでホテル周辺の様子の概略がつかめた感あり。
街中では英語はほとんど通じないということも、しかと把握しました。

今朝は、すっきりと目覚め、爽やかそのものの気候の中、
ホテルの部屋に付属のテラスで、教会の鐘の音を聴きながら朝のコーヒーを楽しみました。
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今朝早くからお散歩してみましたが、すでにすごい人数の観光客!
実はこの後、プラハ城での大混雑におそれをなし(東京ディズニーランド以上の長蛇の列!)、お城観光をパスしたのですが、プラハの混雑ぶり、尋常じゃありません。
早朝散歩は正解でした。
なんといっても青空が美しい。

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カレル橋

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有名な時計台。ちょうど9時の鐘の音を聞き、人形の動きがみられました。
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この天気からは創造つきませんが、二日連続で、午後4時ごろから雷が鳴り、雨が☂️降り出しました。
さて、朝のお散歩のあとは、ドイツはライプチヒから駆けつけてくれた友人と合流し、3人旅に。
その様子は、また改めて。

家族旅行に来ています。
行きの飛行機の中で、こんな情報を得ました。
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羽田からウィーンまで、ダイレクトで行けるようになるなんて、びっくりです。
な〜んて、さもよく知っているかのような顔をしていますが、
実は、28年も前、当時はまだソ連だったモスクワ経由で一度行ったことがあるだけです。💧

今日も、残念ながらウィーン行きに搭乗したわけではありません。
国内便、それもフライト✈️時間55分という近場が目的地。
ウィーン、また行ける日が来るかなあ。。。

羽田に向かうバスの中で夜明けを迎え、7時過ぎに搭乗後、
飛行機の窓から見えたのがこれです。
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富士山、神々しいです。
近場へ向かう低空飛行ならではのアングルかもしれませんね。
 

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