PIOピアノ雑記帳

ピアノ、クラシック音楽関連の話題を主とした雑記帳blogです。

カテゴリ:【その他雑感】 > スポーツ

言うまでもなく、
野球の大リーグで活躍する大谷翔平くんと、
ショパン・コンクールで第2位を獲得した反田恭平くん
をとり上げた番組。

まあ、10分だけで、何が言える?
ということでしょうが、ごく当たり前の内容でした。

35E5BF03-2D98-43FC-BB3F-0CF35DD5B425


85027176-CA93-47E6-8522-AB827B62B3D3

27歳の若者には全く見えない、反田君のイラストです。
まあ、ビジネス界で侮られないように、という意図も込めて、
ご本人がそれを狙っておられるのだろうとは思いますが。

「コンクールを意識して体重を20キロ増やしたが、これから体型を絞る」
と公言していた反田君の今後に注目したいと思います。(体形も、見かけ年齢も含めて)。^^

1月5日(日)NHKドキュメンタリー番組の録画を見ました。
奇跡のレッスン▽フィギュアスケート ハビエル・フェルナンデス(スペイン)

2020年1月5日(日) 午後7時00分(110分) 
2020-01-04

平昌オリンピックオリンピックの銅メダル選手、
まだ28歳。
それで、子供たち10人を1週間コーチするという、その設定にもびっくり。

子供たちは青森県八戸市のスケートクラブ所属。
1日1時間半程度しかリンクが借りられない、それも1年のうち8か月だけという練習環境。
これが、
スケートがメジャースポーツではない国、スペインのハビエル選手の境遇と似ているということで、選んだのだとか。

ハビエル選手、ものすごく心の温かい人だなあと思いました。
悩む子供たちに、まさに寄り添う指導法。
表情が出せない子供が滑るのに付き添って、声をかけて盛り上げる、とか
ジャンプを怖がる子供に、できる、できる、いい感じ、と折を見て話しかける、とか。
かつ、とても謙虚。
うまく説明できないなあ。明日までにもう一度考えてくるよ、などとも。

それから、
子供たちのひたむきさにもジーンときました。
そして、やはり、家庭のサポート体制ですね。熱い家族。
前編、後編、と110分もある番組でしたが、短く感じました。

再放送が
2020年1月13日(月) 午後2時00分~BS1
とのこと。おススメです。

ものすごく久しぶりに、フィギュアスケートをLIVEで見ました。
男子フリー。
驚いたのは、曲目です。

見始めてから8名のうち、3名の選曲が
シンドラーのリスト
  • ロマン・サドフスキー(カナダ)
  • ジェイソン・ブラウン(US)
  • アントン・シュレトフ(ロシア)
いい曲ですね。
ポーランド旅行の前、今年の7月に見たばかりの私。
でも、この曲を聴くと、ソチオリンピックで衝撃だったロシアの赤いコートの女の子
リプニツカヤ選手が忘れられません。。。

なんてことを書いていて、
最終滑走のセルゲイ・ボロノフ(ロシア)の曲目にびっくり!
後半部のこれは、ラフマニノフの歌曲ですよ。
  • Zdes’ khorosho   Op.21-7  1902年作曲
ロシア語の「ハラショー」って、よく聞きます。khorosho、それです。
日本語訳は「ここは素晴らしい」だったかな。
春頃まで、この曲のピアノ編曲版をひたすら練習していた私です。
最後に、ロック調の曲想に変化する、おしゃれな編曲でした。

D14B3625-3093-4A47-A673-AFF0639A1938

↑ 曲想がまさに変化したときのポーズ。
仕事をしながらのTV視聴というか、音楽鑑賞でしたが、楽しい時間でした。

羽生選手、おめでとうございます。

今日の「題名のない音楽会」、
演奏と筋肉という話題で、スポーツとの共通点がクローズアップされていましたが、ピアノの反田君が指摘していた内容は、NHKの二番煎じのような感じでした(→ボディーミュージアム)。

これも一つの例ですが、
このところ、音楽とスポーツを並べて論じられることが多いような。。。
コンクールでの順位付けもしかり。

そんな視点でネットサーフィンしていましたら、こんな記事に遭遇。
【インタビュー】町田樹というミステリー
本日の記事のタイトルは、町田くんの発言
「音楽を身体で表現できれば、充足される人間なのです」
からの引用です。(下の画像も同記事から転載)
2019-03-23

彼、数年前に、順位付けのある競技生活を引退……とは覚えていましたが、
2018年10月に、プロスケーターとしての活動にもピリオドを打ち、学業に専念することを発表していたとは知りませんでした。
現在、早稲田大学の博士課程に在籍し、博士論文執筆中とのこと。

フィギュアスケートを「ブーム」ではなく文化として日本に根付かせるために、
研究者としての視点から活動を続けていきたい、という強い意志は、説得力があります。
彼にとっては「人生そのものが表現であり、創作活動」で、そういう意味で言うと
フィギュアスケートの演技も、研究活動も同一である、とか
今のアスリートたちには、メディアリテラシーが必要である、とか
非常に共感できるコメントばかりで、なるほど~と唸らされます。

どんな音楽を聴いても、フィギュアスケートで表現するなら…と考えてしまうという彼。
いつか、彼の振り付けによる若手の演技も出てくるのでは?
楽しみに待ちたいものです。
最近では、ピアニストの生演奏(ブニアティシビリ、福間洸太郎などの実力派による)にあわせたフィギュアスケート演技も行われているようですし、いろいろなコラボレーションが考えられそうです。

自分の人生、自分で選び取っている若者の姿、いいなあと思いました。

家人が招待券をもらったとのことで、行ってまいりました、東京ドーム。
驚いたこと、いろいろあります。試合そのもの以外について。

  • 試合開始前イベント(何かちゃんと呼び名があるのかな?)
18時試合開始のところ、20分ほど前に到着したのですが、
芸能人の若い女の子たち(モモクロの4人)が始球式よろしく球を投げ、そのスピードを測定&公表して(本来80キロ以上しか測定できないそうなんですが、特別に遅い球も測定するとのこと)盛り上がってました。
その後も、電光掲示板には、まだグラウンドには登場していない選手の紹介だとか、次々に映し出されて、そのたびに歓声が上がったりするんですね~。
なるほど、こういう娯楽だったのか、野球観戦って。
7F6400E6-967D-4849-8752-9246209816FF
  • 飲み物の売り子さん(昭和の呼称ですよね、これ💦)
これが一番印象的でした。
ビールの樽を背負って(トイ・ストーリーのバズを連想してしまった)、可愛らしい笑顔を振りまきつつ、客席の階段を軽々と往復するお嬢さんたち。その回数数知れず。
すごい重労働に相違ないのに、楽し気な様子は終始変わらず。すごいプロ意識だなあと恐れ入りました。アルバイトなのでしょうか?


試合そのものは、既に1回表にして勝敗見えた、ってな感じで、なんだかダレた雰囲気も感じられたような。。。
ずっと思ってることですが、野球って、ピッチャーの負担だけが異様に重い競技(一人の出来ひとつで試合が決まったりする)で、スポーツとしてどうなのよ!?って気がします。
ワタクシ、いろいろあって疲労困憊していたこともあり、なんと試合観戦中に居眠り……という失態を演じ、家人にも呆れられて早々に退散しました。すみません。「猫に小判」って奴の典型だったかもしれません。

私、スポーツ音痴です。
でも、最近、周囲を見ると、バレエ、フラダンス、マシントレーニング、テニス、ジョギング、ウォーキング、等々、何かしらのスポーツを日常に取り入れている人たちが大勢。

さすがの私も
「な~んにも体を動かしてないけど……このままだと寝た切り婆さん予備軍?」
という気になってきました。
ピアノ弾くにも「体が固い」コンプレックスの塊ですし。
美音をつくりだすには、少なくとも柔い身体が必要に違いなく。

そんな思いから、
実は今までにもいくつか体験はしてみたのです。しかし、
  • ヨガ(数年前)……「大地のエネルギーを感じて~」等々のインストラクションに「うっ。そんなの感じられない」と拒否反応を示すわが身に気づく。
  • ピラティス(先月)……「骨盤を立てて」とか、指示の意味自体が把握できず。「素晴らしい。完璧です」と「あーー。難しいですよね」の差が自分では判断不能で、Give Up。
ということで、本日、新たなる挑戦に踏み出しました。
  • スポーツクラブ体験
結局、マシンの使い方を教わってきただけですが……。
やはり「正しい体の使い方」でマシンを動かしているかどうかの判断が、難しいですねえ。自己流にやってしまうと、かえって体を壊しそうです。胸筋を鍛えようとして、肩に力を入れていたり、手首に無理をかけていたり……下手するとピアノも弾けなくなりそう~。
「はじめのうちは、個人トレーナーをつけたほうがいいですね」とのアドバイスをいただきましたが、ううむ、そこまでする気はないなあ。

だって、 まず測定された「体成分分析」の結果、「必要な筋力はある」との判定でしたし。
腕、脚は「アスリート並み」ですと。で、体幹が「普通の人」。

自宅で、背筋と胸筋の運動をすることぐらいから始めるのがちょうどよさそうだ……と判明したことで良しとします。
2018-07-30 (1)
(画像は、体験したクラブのホームページから借りて来ました)

平昌オリンピック、フィギュアスケート男子、
羽生結弦選手の金メダル(66年ぶり・2大会連続)、宇野昌磨選手の銀メダルという快挙に沸いている日本です。
私ももちろんその一人。
特に、ショパンのバラード1番にのせたショート・プログラムは圧巻だったと思いました。

けれども、それ以上に、朝日新聞17日の記事に感動しました。
「ミスを語り修正に生かす」
という見出し。
20180217_124835503_iOS
引用されている羽生選手自身の言葉に関わる箇所を抜き書きしてみると
  • 「何年間もずっと一緒に付き合ってくれたジャンプなので。感謝しながら飛んでいました。」
  • 滑れない間、「色々なもので勉強してきた」「フォーム、イメージを固めていた」と言った。そして、練習再開時に「イメージを氷上に移した」のだと言う。
  • (跳び方を言葉にして綴ったものの)「最大公約数」を「連想ゲーム」のように、小学2年のころからつけ始めた「研究ノート」に記録する。つまり、成功や失敗した時に体の各部分がどう動いていたかを整理し、共通点を書き出すのだ。そして、ジャンプ成功のための「絶対に見つけなきゃいけないポイント」を絞っていく。だから、羽生は自分の精神状態や体の動きを、言葉で的確に言い表せる。
  • 特にミスした時ほど話す。「話すことで課題が明確に出る」と言い、「(自分の言葉が書かれた)記事を読み返すと、自分の考えを思い返せる。それは財産であり、研究材料。だから、しゃべる」
いやはや、恐れ入りました。
けがをしたということをプラスに変える精神力。
それを裏付ける理知性と、努力の継続。
ただものでない結果を出す者は、その準備、日ごろの心がけからして、ただものではないのでした。

平昌オリンピック開幕。
11日の午前中、初めてそのTV中継を見ました。フィギュア団体予選。
種目はアイスダンス。
まじまじと真面目にアイスダンスを見たのは初めてかもしれません。

シーズンによって、音楽の種類が規定されるとのこと、初めて知りました。
今シーズンはラテン音楽。
明るくノリのいい音楽が多くて楽しめましたが、しっとり系の曲想もあるのですね。
ダンスというだけあって、音楽との一体感がより求められているのがわかりました。
ジャンプがなく、スケーティングが厳しくチェックされる、とのこと、芸術面がより求められるとも言えそうです。

日本のペア、実力で後半の組に入り、
アジア人として初めて国際大会の表彰台にも乗っているとは、私には初耳。
なるほど、前に滑った国々の演技より格上に見えました。
なかなかやるじゃん!と思ったのですが、
その後に滑った方々は、さらに格上。
中でもカナダのペアが圧巻で、舌を巻きました。
見た目も迫力を感じるほどの美男美女ペアですし。。。一流はオーラも段違い。二人ともまだ22歳と聞いてびっくりです。
2018-02-11
パワーでぐんぐん押す派と、しなやか流麗派がいるって、音楽の演奏家とも似ています。
フィギュア個人の演技は、やたらジャンプばかり話題になるのに違和感を覚える私、
その点、アイスダンスはいいなあとも思いました。

演技中の得点表示(要素をこなす毎に、成功だと、失敗だと、競技中だとランプがTV画面左上に並んでいき、技術点の合計点も併せて表示される)って、初めて見ましたが、オリンピック用の特別表示なのでしょうか?それとも最近はこれがデフォルト??

いろいろ発見も多く、楽しめました。

↑このページのトップヘ