PIOピアノ雑記帳

ピアノ、音楽関連の話題を主とした雑記帳blogです。

カテゴリ:音楽コンクール > 日本音楽コンクール

BSプレミアム 2017年12月13日(水)午前5:00-5:55放映
クラシック倶楽部

今さらですが……の第2弾。
演奏者、演奏した曲目は以下のとおり。
 ~2017年10月23日 東京オペラシティ・コンサートホール~ 
(管弦楽)東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、
(指揮)飯森 範親

第1位 香月 麗(シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 作品129)
第2位 矢部 優典(チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 作品33 )
第3位 藤原 秀章(シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 作品129)
入選・聴衆賞   櫃本 瑠音(チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 作品33)
入選 岩崎 弓夏(チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 作品33)

2017-12-29
チェロ部門は、応募者42人、予選は2次までなんですね。
 cf. ピアノ(応募者219人)、ヴァイオリン(応募者109人)は3次予選まで
改めて、ピアノ人気の突出ぶりを実感しました。

曲目、チェロでは2曲に偏ってるな……と思ったら、そうではなく、
本選会の課題曲がこの2曲で、そのどちらかを選ぶという形式なのでした。
ピアノやヴァイオリンでは、課題曲の曲数が多いのとは異なります。
チェロのソリストとオーケストラが共演するという形態をとる曲目数自体、ピアノやヴァイオリンに比べれば少ないのかもしれません。

1位、2位が音楽大学に、3位が大学院に在籍中の学生さん。
聴衆賞&入選が音大卒業された方、入選が高校生でした。
1位の方のみ全曲が放映されたせいもあるでしょうが、やはり一番余裕があるように、演奏を楽しんでいるように見えました。
チェロという楽器でも、いまや女性奏者が過半数という状況になったのですね。

今回、ピアノ、ヴァイオリン、チェロと視聴してみて、
桐朋音大(付属高校も含め)の一人勝ち状態(プラス芸大がちょっと)という勢力図にびっくり。
以前は、東京音大の演奏家コースとか、国立音大、武蔵野音大あたりの名前も見た気がするのですが、音楽大学で何が起こっているのでしょうね?
門外漢の私には、さっぱりわかりませんけれど。

BSプレミアム 2017年12月12日(火)午前5:00-5:55放映
クラシック倶楽部

今さらですが、録画しておいたものを見ました。
録画機のHDD容量不足で、消されそうになったので慌てて…。

演奏者、演奏したヴァイオリン協奏曲の曲目は以下のとおり。
 ~2017年10月22日 東京オペラシティ・コンサートホール~ 
(管弦楽)神奈川フィルハーモニー管弦楽団、
(指揮)田中 祐子

第1位  大関 万結(シベリウス ニ短調  作品47 第3番)聴衆賞
第2位  外村 理紗(チャイコフスキー ニ長調 作品35 )
第3位 岸本 萌乃加(シベリウス ニ短調  作品47 第3番)
入選 飯守 朝子(シベリウス ニ短調  作品47 第3番)
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第1位が2000年生まれ、第2位が2001年生まれ、という若さに、
そして、本選に残ったのが全員女性であることに、まずびっくり。
どんどん若手が出てきますね。
そういえば、指揮も女性。
田中 祐子さん、メリハリの効いたハンサムな指揮ぶりに目を惹かれました。
(当然のこととはいえ、あまりカメラで捉えられていなかったのが残念)

そして、演奏の方も。
やはり姿勢だな、リズム感だな、という思いを強くしました。
立ち姿ですから、視覚に訴える部分も大きいなあ、と。
上位の方は、その体全体でリズムを楽しんでいるように見えました。
もっとも、
上位ほど放映時間が長くなるわけですから、そのあたりのアドバンテージもあるでしょうが。

ここで、素朴な疑問。。。
日本音コンのヴァイオリンというと、シベリウスばかりが演奏されているような気がするのですが、何か意味があるのでしょうか???

BSプレミアム 2017年12月11日(月)午前5:00-5:55放映
クラシック倶楽部

録画しておいたものを見ました。
演奏者、演奏したピアノ協奏曲の曲目は以下のとおり。
 ~2017年10月21日 東京オペラシティ・コンサートホール~ 
(管弦楽)東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、
(指揮)梅田 俊明

第1位 吉見 友貴 (プロコフィエフ 第3番 ハ長調 作品26)
第2位 鐡 百合奈 (サン・サーンス 第2番 ト短調 作品22)聴衆賞
第3位 原嶋 唯   (ショパン 第1番 ホ短調 作品11)
入選 小井戸 文哉(ラフマニノフ 第2番 ハ短調 作品18)

第1位の吉見君の演奏は、全曲が放映されました。
なるほど、と納得いたしました。
まだ17歳、202名の参加者中最年少で、オーケストラと合わせるのも初めてという話でしたが、本選の演奏はオーケストラとの息もぴったり。素晴らしいリズム感で、みずみずしさに溢れる演奏でした。若い彼が、全身全霊で「音楽している」様子は、見ても聴いても、心動かされるものでした。
演奏を終えた瞬間、ハッと現実に返って我ながらびっくり!といった表情、とってもよかったです。
人生初のオケとの共演、これ以上の形はない、一期一会の演奏だったのでは、と思いました。
これから経験を積んでどう進化していくのか、大変に楽しみです。
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2位かつ聴衆賞の鐵さん、とっても清冽で優雅なサン・サーンスでした。
こちらは、洗練さが際立つというか、しっかり冷静にコントロールした演奏。
曲目自体、他の3曲とは異なり、耳慣れたポピュラーな曲ではないだけに、その鮮烈さがますます際立っていたように感じました。先日のドキュメンタリー番組でも、
音量で圧倒するようなタイプの演奏ではないので、そういった自分らしさが生かせる曲、いつまでも弾いていたいと思う大好きな曲を選んだ
とご本人が述べていましたが、その意図が生きているなあと感じました。

原嶋さん、小井土さんの演奏は時間も短かったので、コメントできませんが、ともにレベルの高い演奏でした。

過去には、聴く側、見る側として、
演奏者、自意識過剰……
と鼻白むような演奏スタイルが目立つことも正直あった日本音コンでしたが、今年は見ても聴いても引き込まれ、気持ち良かったです。日本のピアノ界の将来、明るいかも……。

NHK Eテレ 2017年12月9日(土) 午後3:00~午後4:00放映
「若手ピアニスト頂上決戦~第86回日本音楽コンクール・ドキュメント~」
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今年の日本音コン・ドキュメントは、ピアノ部門に絞っての放映でした。
なるほど、確かにとってもレベルの高いコンテスタントがそろっているように感じました。
応募の条件が年齢だけ(17歳~29歳)ということ、
書類審査や録画等での予備審査はなく、
202名もの応募者が、10分間の生演奏で第一次予選を受けること、
初めて知りました。

それにしても、
このコンクールの本選に残るような人材でも
「ピアニストという職業に就けるかどうかはわからないけれど」
と言わざるを得ないような世界。
「1日に9時間ぐらいでしょうか」というほどの練習をこなしてなお……という現実は、つくづく厳しいなあと思います。

今回、本選に残られた4名の方々は、それぞれ本当に真摯に努力されていることがよくわかり、全員を応援したくなりました。
来週月曜11日には、クラシック倶楽部で、ピアノ部門本選の演奏が放映されるようです。
こちらもじっくり聴きたいなあと思いました。

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