PIOピアノ雑記帳

ピアノ、音楽関連の話題を主とした雑記帳blogです。

カテゴリ:コンサート等のレビュー > 室内楽(ピアノを含む)

2020年8月31日(月) 第1部 12:10開演 13:10終演
第2部 14:30開演 15:40終演
@横浜みなとみらいホール 大ホール

ヴァイオリン:郷古廉
チェロ: 横坂源
ピアノ: 北村朋幹

第1部
フォーレ:ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.120
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調

第2部
ヘンツェ:室内ソナタ
ブラームス:ピアノ三重奏曲 第1番 ロ長調 Op.8


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2週連続、みなとみらいホールのマチネ・コンサートに足を運びました。
今回は、昼間のコンサートとは思えない本格派プログラム。
その完成度に圧倒されました。
素晴らしかったです。(語彙力足りなくて、すみません💦)

印象に残ったこと
  • ラヴェルの三重奏、難易度の高さに仰天。まともに演奏できる人って少ないのでは?
  • 特に第2部のプログラミングの妙に脱帽。2曲が互いに引き立て合った感じです。
  • ブラームスって、やっぱり大家だ!
個人的イチオシの3人が揃い踏みで、いやもう、夢心地の私でした。
ありがとうございます。

Hakuju New Style Live
~心が喜ぶ演結び 新しい出会いの形へ~
バッハとコンテンポラリーの融合

2020年7月28日(火)15時開演 17時20分終演
@ハクジュホール

【出演】
中野翔太(ピアノ)成田達輝(ヴァイオリン)坪井夏美(ヴァイオリン)笹沼樹(チェロ)田原綾子(ヴィオラ)

<プログラム>

J.S.バッハ:「フーガの技法」BWV1080よりコントラプンクトゥスⅠ
ウェーベルン:弦楽四重奏曲作品28
J.S.バッハ:「フーガの技法」BWV1080よりコントラプンクトゥスⅡ
フーバー:インタルシーミレ ヴァイオリンソロのための
J.S.バッハ:「フーガの技法」BWV1080よりコントラプンクトゥスⅢ
ファーニホウ:アダージッシモ 弦楽四重奏のための(東京初演)
J.S.バッハ:「フーガの技法」BWV1080よりコントラプンクトゥスⅣ
ケージ:4分33秒
J.S.バッハ:「フーガの技法」BWV1080よりコントラプンクトゥスⅤ
ブレクト:ドリップ・ミュージック

~休憩30分~

J.S.バッハ:「フーガの技法」BWV1080よりコントラプンクトゥスⅥ
一柳慧:イン・メモリー・オヴ・ジョン・ケージ ピアノのための
J.S.バッハ:「フーガの技法」BWV1080よりコントラプンクトゥスⅦ
フェルトマン:直線的思考Ⅱ
J.S.バッハ:「フーガの技法」BWV1080よりコントラプンクトゥスⅧ
ヴィヴォルク:シルフラ 弦楽四重奏のための(日本初演)
J.S.バッハ:「フーガの技法」BWV1080よりコントラプンクトゥスⅨ
梅本佑利:フラッフィー・ピンク!弦楽四重奏のための(世界初演)
J.S.バッハ:「フーガの技法」BWV1080よりコントラプンクトゥスⅩⅣ(未完成のフーガ)

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3月12日以来の、生演奏@コンサートホール。
音響のすばらしさが、胸に沁みました。

その意味で、一番印象的だったのが、第1部最後の現代曲。
楽器は使わないんです。
じょうろとバケツ(のようなもの)を持った演奏者が、舞台上、客席の左前方、右前方、左後方、右後方の5か所に散らばって、それぞれの場所から「水滴が落ちる音」を響かす、という趣向。
この、水滴の音の共鳴が、すごかったのです。
こんなこと、自宅の台所でやったって、何の印象も残さないでしょう。
ホールという場所の威力をまざまざと感じました。

あ、それから、
ピアノって、やっぱりすごいな、と。
ず~っと弦楽器の演奏を聴いてきて、第2部でピアノ独奏になるや、
たった1台での響きの、なんたる存在感。

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成田君曰く(終演後のトーク。このときは撮影可能と事前にアナウンス)
可能なら、バッハの「フーガの技法」全17曲の間に、現代曲17曲を挟んだ形で実施したかった、とのこと。
10年前、エリザベート王妃国際コンクールで2位になったときから、
「現代曲が好き」
という発言をしていたと記憶していますが、着実に道を歩んでいるんだなあと感慨を覚えました。

18歳の若き作曲家を応援したい、という気持ちも伝わりました。
一方、ジョン・ケージは、……やはり「??」でした。


【追記】
プログラムの解説動画はこちら


アーカイブ配信が、7月30日から2週間、視聴できます(有料)。

一昨日はチェロとのデュオをご紹介しましたが、
それに先立って、クラリネット、チェロ、ピアノのトリオ演奏がアップされていました。

6月26日
@Olsberg Convent Church(スイス  SOLsberg Festival)

クラリネット:SABINE MEYER
チェロ:SOL GABETTA
ピアノ:SEONG-JIN CHO

<プログラム>
Ludwig van Beethoven (1770–1827)
Trio B flat Major for Clarinet, Violoncello and Piano, op. 11 “Gassenhauer-Trio” (1797)
-
Allegretto con brio
Adagio
Tema: Pria ch’io l’impegno. Allegretto

Ludwig van Beethoven  (1770–1827)
Trio E flat Major Clarinet, Violoncello and Piano, op. 38 “Grand Trio” (after the Septet, op. 20) (1805)
-
Adagio – Allegro con brio
Adagio cantabile
Tempo di Menuetto(shares the theme with the 2nd mvmt of Piano sonata No.20 in G major op.49 no.2)
 
Andante con Variazioni
Scherzo. Allegro molto e vivace Andante con molto alla marcia – Presto

2020-07-07 (2)

さわやかな室内楽。
ベートーヴェンのイメージが少し変わったかも。
途中で、聞き覚えのあるピアノソナタのテーマが出てきてびっくりしました。

クラリネットのサビーネ・マイヤーさん、今年で60歳とは思えない若々しさ。
ググってみたら、
1981年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (BPO) の首席クラリネット奏者のオーディションを受けて、カラヤンには気に入られたものの楽団側に拒否されたとして、話題になった方でした。

こんな素敵な教会で、
こんな少人数の聴衆として、
こんな室内楽を聴けたら、……まさに至福でしょうね。

一昨日の記録です。
2020年6月20日(土)11:00開演 13:30終演
@サントリーホールブルーローズ(無観客有料配信)

 出演
弦楽四重奏:
 クァルテット・インテグラ(三澤響果、菊野凜太郎、山本一輝、築地杏里)
 タレイア・クァルテット(山田香子、二村裕美、渡部咲耶、石崎美雨)
 チェルカトーレ弦楽四重奏団(関朋岳、戸澤采紀、中村詩子、牟田口遥香)
 クァルテット・ポワリエ(宮川莉奈、若杉知怜、佐川真理、山梨浩子)
ピアノ三重奏:
 トリオ・ムジカ(柳田茄那子、田辺純一、岩下真麻)
 トリオ デルアルテ(内野佑佳子、河野明敏、久保山菜摘)
アミクス弦楽四重奏団メンバー(宮本有里、山本周、松本亜優)
曲目
■トリオ・ムジカ
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 作品97「大公」より 第1楽章、第2楽章
■チェルカトーレ弦楽四重奏団
シューマン:弦楽四重奏曲第3番 イ長調 作品41-3 より 第3楽章、第4楽章
■タレイア・クァルテット
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「内緒の手紙」より 第1楽章、第4楽章
■アミクス弦楽四重奏団メンバー、トリオ デルアルテメンバー
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D. 956 より 第1楽章
■クァルテット・ポワリエ
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 作品51-1 より 第1楽章、第2楽章
■クァルテット・インテグラ
シューベルト:弦楽四重奏曲第15番 ト長調 D. 887 より 第1楽章
■トリオ デルアルテ
ドヴォルジャーク:ピアノ三重奏曲第3番 へ短調 作品65 より 第1楽章
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久しぶりに妹宅を訪ねたので、一緒に鑑賞。
若者たちの技量の高さにびっくりしました。
中でも、
チェルカトーレ弦楽四重奏団、クァルテット・インテグラの演奏は生で聴いてみたいなと思いました。

2020年6月14日(日)19時開演 20時40分終演
@サントリーホール ブルーローズ(無観客配信)

 <出演>
ヴァイオリン:郷古廉
チェロ:佐藤晴真
コントラバス:幣隆太朗
ピアノ:福間洸太朗/秋元孝介

<プログラム>
(チェロ独奏:佐藤晴真)
ガブリエッリ:チェロのための無伴奏リチェルカーレ第5番 ハ長調
J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV 1011 より第1曲「前奏曲」、第5曲「ガヴォット」
ガブリエッリ:チェロのための無伴奏リチェルカーレ第6番 ト長調
カタルーニャ民謡:「鳥の歌」

(ヴァイオリン独奏:郷古廉)
J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004 より 第1曲「アルマンド」、第5曲「シャコンヌ」

~休憩10分~

(コントラバス:幣隆太朗、ピアノ:秋元孝介)
ライナー:コントラバス・ソナタ

(ピアノ独奏:福間洸太朗)
佐藤聰明:コラール(2000)
藤倉大:2つの小品(2011)
デュビュニョン:ソロ・ピアノのための3つの舞曲 作品20(1998)[日本初演]

2020-06-14 (12)

昨日は19時開演のコンサートを途中であきらめて、後で後悔の嵐だったので😢、
今晩は家族に頼み込んで、
リビングのTVにノートPCをつなぎ、晩御飯食べながら家族で視聴。

いやもう、感動でございました。
冒頭のチェロの音色から。深い!
そして、
郷古くんのバッハは、圧巻の説得力でございました。

後半は、全曲初めて聴く曲でしたが、
もう、テレビがぶりつきで、視聴してしまいました。
どれも、確信に満ち満ちた演奏。
曲想も、音色も、レンジがrangeが、すごい。

エナジー注入していただいた気分です。ありがとうございました。

(そういえば、勝手にスクショをアップしてはいけないのでは?
……と気づきました。前回のものもこれから撤回いたしますです)

2020年6月14日(日)13時開演 14時20分終演(休憩なし)
@サントリーホール ブルーローズ

≪出演≫
ピアノ:川口成彦
ヴァイオリン:原田陽
チェロ:新倉瞳

≪曲目≫
ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 作品8 より 第1楽章
グラナドス:『スペイン舞曲集』より 第5曲「アンダルーサ」(ピアノ独奏)
シューマン(リスト 編曲):「献呈」 S. 566 (ピアノ独奏)
フォーレ(江口玲編曲):夢のあとに 作品7-1
フォーレ:ロマンス 変ロ長調 作品28(ヴァイオリン&ピアノ)
サン゠サーンス:『動物の謝肉祭』より 第13曲「白鳥」
ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト長調

2020-06-14 (9)

解説、トークが印象に残りました。
レクチャー・コンサートの趣。
コンサートの標題からして、楽器そのものに焦点が当たっています。
私、耳がよくないので、古楽器とモダン楽器のピッチの差なども気付いておらず、なるほどと思いました。
モダン楽器:442Hz
今回の楽器:430Hz
ということで、低めのチューニング。
ピアノの構造も違うので、当然、音の響きも異なりますよね。

ピアノだけでなく、ヴァイオリン、チェロも古楽器仕様。
エンドピンを使わずに抱え込んで弾くチェロに、ガット弦で顎充てのないヴァイオリン。

こういう楽器を好んで弾く演奏者は、「大音量で圧倒しよう」という発想はなく、音楽が「調和しよう」という方向に向かう、とのお話でした。


今現在、演奏しているもの以外にやってみたい楽器は?
との質問に対する答えが三者三様。
  • 原田:楽器、という存在に対する執着がない。ただ音楽が好き。アンサンブルに興味あり。
  • 川口:20世紀初頭、戦前の特殊なピアノが弾きたい。モール式ピアノ、微分音ピアノなど。
  • 新倉:イディッシュ語で歌いたい。語学勉強中。
なんというか、知性のあふれでる雰囲気でした。
音楽としては、ピアノ独奏の「アンダルーサ」が個人的には一番好きでした。

:::

さて、話は前後します。

昨晩19時から配信の、堤剛(チェロ)、小菅優(ピアノ)のコンサート。
やはり家族のいる自宅で、19時~21時の時間を確保するのはほぼ不可能。
冒頭曲(テーマは、勝利者に向かって奏でられる、あのメロディー)と、
最後の曲だけ、かろうじて聴きました。
冒頭から、小菅さんの、ぴりっとしたハンサムな音に惹きつけられました。
演奏後、「私はこんなに演奏の機会に飢えていたのか」と実感されたそうで、感無量と言った様子で涙ぐまれていたのが印象的でした。
メモとして、プログラムだけ載せておきます。

ベートーヴェン:
 ヘンデルのオラトリオ『ユダス・マカベウス』の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO 45
 チェロ・ソナタ第2番 ト短調 作品5-2
 チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 作品102-1
 チェロ・ソナタ第3番 イ長調 作品69

楽しみにしていた、サントリーホール・チェンバーミュージック・ガーデン。
意を決して、ブルーローズ(小ホール)最前列の席をゲットしていたというのに、案の定の公演キャンセル。
でもでも、そのうち一部について動画配信があるということで
(お目当ての公演はオジャンでしたが)
視聴券を購入いたしました。

早速、今朝11時から配信開始。
ENJOY! 室内楽アカデミー・フェロー演奏会Ⅰ   

しかし、LIVE配信1回かぎりの視聴なのでした。
このあたり、あまり意識せずに、お仕事BGMとして聞き流してしまい、大失敗。
曲目も覚えていませんよ。。。💦

(追記 6月14日)
演奏者、曲目の情報をWebサイトに発見いたしました。

【出演】
弦楽四重奏:
クァルテット・インテグラ(三澤響果、菊野凜太郎、山本一輝、築地杏里)
タレイア・クァルテット(山田香子、二村裕美、渡部咲耶、石崎美雨)
チェルカトーレ弦楽四重奏団(関朋岳、戸澤采紀、中村詩子、牟田口遥香)
 クァルテット・ポワリエ(宮川莉奈、若杉知怜、佐川真理、山梨浩子)
ピアノ三重奏:
 トリオ・ムジカ(柳田茄那子、田辺純一、岩下真麻)
 トリオ デルアルテ(内野佑佳子、河野明敏、久保山菜摘)

【曲目】
■クァルテット・ポワリエ
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番 ハ長調 作品59-3「ラズモフスキー第3番」より 第1楽章
■タレイア・クァルテット
モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K. 421 より 第1楽章
■トリオ デルアルテ
アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 作品32 より 第1楽章
■トリオ・ムジカ
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 より 第1楽章
■チェルカトーレ弦楽四重奏団
シューベルト:弦楽四重奏曲第12番 ハ短調 D. 703「四重奏断章」
■クァルテット・インテグラ
ベルク:弦楽四重奏曲 作品3 より 第1楽章
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若手演奏家による……といった紹介に、軽いノリでログインしたのですが、
いやいや、立派な演奏で、感服いたしました。
「サントリー室内楽アカデミーフェロー」
って、権威ある肩書なんでしょうねえ。

7回公演セット券を購入したので、来週の土曜日にも配信がある模様。
来週は、ちゃんと聞こうと思います。

2020年3月15日(日)16時開演
@東京文化会館小ホール(無観客ライブのネット配信)

演奏
Violin:Guy Braunstein
Viola:Amihai Grosz
Cello:Olaf Maninger
Piano:Ohad Ben-Ari


<プログラム>
モーツァルト:ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K.478
Mozart(1756-91):Piano Quartet No.1 in G minor K.478
フォーレ:ピアノ四重奏曲 第1番 ハ短調 op.15
Fauré(1845-1924):Piano Quartet No.1 in C minor op.15
ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 op.87
Dvořák(1841-1904):Piano Quartet No.2 in E-flat major op.87
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1曲目のモーツァルトは、パリっとしたカッコいい演奏でした。
プログラムの解説から引用します。

当時のアマチュアむけ楽譜出版の慣例として、ウィーンの出版社ホフマイスターはモーツァ
ルトに 3 曲一括のピアノ四重奏曲を依頼した。しかし、できあがった第 1 番は、技術レベルが
高く、特にピアノ・パートの難しさはアマチュアの手におえる水準ではなかった。

そうでしょう。そうでしょう。
端正なピアノが印象的でした。
ピアニストの方、この動画では、まるで学生さんのような若さに見えるのですが、
プロフィールを見ると、音楽界の重鎮となる実力者であられます。
写真もそれだけの風格あり。
横顔がとってもお若く見えるかた、なのでしょうか。。
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第三楽章はロンド・ソナタ形式によるフィナーレ。魅惑的な旋律が次々に繰り出され、
児戯に耽るような愉悦感に満たされる。ただし、典雅に弾き切るには相当な技量を要する。

納得。

フォーレ。
流麗にして、生き生きと息づく音楽。すごいな。

もっとも魅力的な第三楽章は三部形式の「アダージョ」。
ピアノの決然とした和音に支えられて、チェロが哀愁に満ちた旋律をゆっくりと弾き始める。
中間部のヴァイオリンによる幸福感あふれる歌が対照的。

すごくわかりやすい解説です。

休憩をはさんで
ドヴォルジャーク。
1楽章、2楽章を聴き逃してしまって、第3楽章の後半から視聴。

曲想の違いもあるでしょうけれども、
メンバー四人もどんどんほぐれてきたというか、さらに自由に、闊達に。
みんなでいっしょにスウィングしている感じ。
いいなあ。
掛け合いが躍動していました。
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あれ。
なんだか、ものすごーくあっさりと終わってしまいました。
無観客って、やっぱり寂しい。。。

アーカイブ、残してくださいますように。。。
聴き逃した部分を是非後で聴きたい。

ピアノのOhad Ben-Ariさんのソロ演奏も聴いてみたいなあ。
そして、
4月に楽しみにしている東京・春・音楽祭のチケット購入済みの公演、
どうかどうか、実施できますように!

萩原麻未(ピアノ)
辻彩奈(ヴァイオリン)
安達真理(ヴィオラ)
横坂源(チェロ)
加藤雄太(コントラバス)

2020年1月17日(金)19:30開演 21:10終演
文京シビックホール 大ホール

<プログラム>

ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」より”月の光”(萩原)
エルンスト:シューベルト「魔王」の主題による大奇想曲(辻)
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番より プレリュード(横坂)
シューベルト:弦楽三重奏曲第1番 変ロ長調 D471(未完)第1楽章(辻・安達・横坂)

シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調「ます」D667
全5楽章 (萩原・辻・安達・横坂・加藤)

アンコール
J.シュトラウス:美しき青きドナウ(萩原・辻・安達・横坂・加藤)
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センター試験準備のためお仕事が休講となった日、
直前に思い立ってこちらのチケットを購入し、友人と二人で楽しんできました。

萩原さん、やはり音色が特別です。
柔らかくて弦楽器と自然に溶け合う。。それでいて、パキっシャリっとして音でメリハリもつける。絶妙なルバートのかけかたといい、唸らされました。

辻さんは初めて生で聴きました。
切れ味の良い弾きっぷり。「魔王」は1台の楽器だけの演奏とは信じがたい演奏。
室内楽では、ソリストの面目躍如。

横坂さんは色気のある音色を出しますねえ。たっぷりと響く音。
12月に引き続き、堪能しました。

安達さん、実に楽しそう。
ヴァイオリンの速弾きにぴったり合わせられるって、すごい。

加藤さん、ずっしり安定の音程。
低音が安定していると、音楽が締まります。さすが。

この5人、実に仲が良さそうで、楽しそう。
若さにあふれ、きらきら輝くような演奏に、こちらがパワーをもらいました。
音楽っていいな。改めて。

2019年12月8日(日)14時開演 16字20分終演
@めぐろパーシモンホール 小ホール

ヴァイオリン:郷古簾
チェロ:横坂源
ピアノ:加藤洋之

<オール・シューマン・プログラム>

ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 Op.105
 第1楽章 情熱的な表現で
 第2楽章 アレグレット
 第3楽章 生き生きと

ピアノ三重奏曲 第2番 ヘ長調 Op.80
 第1楽章 きわめて生き生きと
 第2楽章 心の奥からの感情をもって
 第3楽章 適度な動きで
 第4楽章 急ぎすぎずに

~休憩~

幻想小曲集 Op.73
 第1楽章 繊細に、表情豊かに
 第2楽章 生き生きと、軽やかに
 第3楽章 急いて、炎のように

ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op.63
 第1楽章 エネルギーと情熱をもって
 第2楽章 生き生きと、しかし急ぎすぎずに
 第3楽章 ゆるやかに、内心の感情をもって
 第4楽章 炎のように

~アンコール~
幻想小曲集 Op.88より
 第3楽章 デュエット

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いやあ、堪能いたしました。
濃密なるシューマンの世界。
三人の一体感が半端なかったです。
めくるめく情念の世界のエネルギーに圧倒されました。

個人的には、休憩後の2曲に、魂持っていかれました。
横坂さんのシューマン、すごいリリシズム。
何度か大勢のアンサンブルの一員としては生で聴いたことがありますけれど、
ソロ、トリオでの演奏は初めて。
魅せられました。よろめきました。

小ホール、なんとも濃い空間、濃い時間。
充実感いっぱいで会場を後にしました。
そして、
この3人で出演する「東京 春 音楽祭」のチケットを
ただいまポチっとした私なのでした。(`^^`)

あ、書き忘れましたが、加藤氏のピアノの安定感にも脱帽でした。
彼一人、ステージ上で出ずっぱり。
シューマンの情念の世界でしっかり支えるって、並の人間にはできそうになく。。。
すごいな。

カワイサロンコンサート in 表参道 No.706
~日本を代表するアーティストとヤング・アーティストたちの熱いコラボレーション。公開リハーサルからコンサートまで~

2019年11月1日(金)19時開演 21時終演
   (公開リハーサル 15:00-17:20)
Pianist 田崎 悦子 
Guest Artist:Violin 藤原浜雄
Young Artist:Violin 土岐祐奈 Viola 田原綾子   Cello 矢部優典 Piano 藤川天耀

<プログラム>
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲「仕立て屋カカドゥ」の主題による変奏曲とロンドOp.121a

バルトーク:
ヴァイオリンソナタ 第2番 Sz.76
第1楽章 Molto moderato
第2楽章 Allegretto

~休憩~

ドヴォルザーク:
ピアノ五重奏 イ長調 Op.81
第1楽章 Allegro ma non tanto
第2楽章 Dumka : Andante non moto
第3楽章 Scherzo (Furiant) : Molto vivace
第4楽章 Finale : Allegro

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お仕事がお休みになったので、友人と二人で行ってきました。
リハーサル、本番と2回聴いて、おなかいっぱい、満足至極。

リハ中の田崎先生のコメントとして
「演奏者自身が ”おもしろい~♪” って感じて、それをちゃんと出さなくちゃ!」
というのが印象に残りました。

ベートーヴェンにもユーモアが感じられました。

2曲目のバルトークは、1960年代、ニューヨークでブームになっていたそうです。
1945年にニューヨークで没した彼を悼み、慕うという雰囲気が当地にあったとのこと。
アメリカのクラシック音楽界は、
ロシア革命から、また、ヒトラーから逃げ出した音楽家たちの力による部分が大きく、
彼らが活躍していた1960年代のアメリカに留学された田崎氏、藤原氏はまさにその恩恵を受けた、といったお話も興味深かったです。

ドヴォルザーク、もともと「濃い」曲想ですが、今晩はまさに熱気あふれる演奏でした。


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リハと本番の間には、友人と二人で軽くディナー。
良い一日でした。

クリスチャン・ツィメルマン
ブラームスを弾くー室内楽プロジェクトー

2019年10月17日(木)19時開演 21時終演
@サントリーホール

ピアノ:Krystisn Zimmerman
ヴァイオリン:Marysia Nowak
ヴィオラ:Katarzyna Budnik 
チェロ:岡本侑也

〈プログラム〉

 ブラームス:ピアノ四重奏曲 第3番 ハ短調 Op.60
第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ
第2楽章 スケルツォ:アレグロ
第3楽章 アンダンテ
第4楽章 フィナーレ:アレグロ・コーモド

~休憩~

ブラームス:ピアノ四重奏曲 第2番 イ長調 Op.26
第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ
第2楽章 ポーコ・アダージョ
第3楽章 スケルツォ:ポーコ・アレグロ
第4楽章 フィナーレ:アレグロ

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自分への誕生日プレゼント。
たいへん暖かい、馥郁たる香りの音楽を堪能いたしました。
見目麗しい4名の方々、立ち居振る舞いも演奏と同様に端正で。
ツィメルマン、髪もお髭も見事な純白。神々しさをまとっていました。

個人的には、岡本君にブラボーを捧げたいです。
ヴァイオリン、ヴィオラのお二人も、初めて知ったポーランドの方ですが、大変伸びやかな音で、うっとり。
ツィメルマン氏の、若手に対する温かな眼差しが印象的でした。 

フィリアホール・ミュージックアカデミー・プログラム
山崎伸子プロデュース
輝く若手演奏家による「未来に繋ぐ室内楽」
vol.4  葵トリオ

2019年4月23日(水)14時開演  16:10終演
@フィリアホール

ヴァイオリン:小川 響子
チェロ:伊東 裕
ピアノ:秋元 孝介

〈プログラム〉
◆ベートーヴェン(1770-1827)
ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 op.11「街の歌」(約19分)
  第1楽章:アレグロ・コン・ブリオ
  第2楽章:アダージョ
  第3楽章:主題と変奏(仕事の前に:アレグレット)

◆アイヴズ(1874-1954)
ピアノ三重奏曲(約23分)
  第1楽章:モデラート
  第2楽章:TSIAJ(「このスケルツォは冗談だ」)プレスト
  第3楽章:モデラート・コン・モート

〜休憩〜

◆シューベルト(1797-1828)
ピアノ三重奏第1番 変ロ長調 op.99,D.898(約37分)
  第1楽章:アレグロ・モデラート
  第2楽章:アンダンテ・ウン・ポーコ・モッソ
  第3楽章:スケルツォ:アレグロ
  第4楽章:ロンド:アレグロ・ヴィヴァーチェ-プレスト

アンコール
◆ハイドン(1732-1809)
ピアノ三重奏曲第27番(ランドン番第43番)
  第3楽章:フィナーレ:プレスト

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素晴らしい演奏でした。
まさに堪能。
ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、すべての音がはっきりくっきり届くのです。
それでいながら、見事な一体感。端正でクリアな音楽。

アンコール前のトークによると、
山崎伸子氏が3人と深くかかわって直前指導され、昨日も公開リハーサル、今朝も最後のゲネプロと、まさに集中して音楽を深めてきたとのこと。
葵トリオのことは、2019年1月7日の新聞記事で「ミュンヘン国際音楽コンクールで優勝した3人」として知ったのでしたが、
見事だった今回のプログラムのうち、上記コンクールで演奏したのはアイヴズの作品のみとのことで、これにもびっくりしました。
短期間でこのクオリティの高さとは。

アイヴズというアメリカの作曲家、初めて知りました。
プログラムノート(by ピアノの秋元孝介氏)によると、
「父親から音楽教育を受けて才能を発揮するも保険会社に就職し、その余暇に趣味として作曲を続けたり、教会のオルガニストを務めたり」し、「交響曲や室内楽曲などの膨大な数の作品」を残したものの、存命中はほとんど演奏されなかったとのこと。
現在になって、アメリカ現代音楽の先駆者として評価されているのだそうです。

「アメリカの日常に溢れる民謡や讃美歌をコラージュのように貼り合わせながら、アイヴズ特有の複雑なリズムや不協和音を織り交ぜた独創的な作品である」
という、そのままに、
不協和音の中に聞き取れる聴きやすいメロディー、ユーモアを感じるリズムなどが印象的な、魅力あふれる曲でした。

アンコール曲は、明日発売(前倒しで今回のホールロビーでも販売開始)のCDからとのことで、若々しい疾走感と、柔らかな音色で、ステージが見事に締めくくられました。

終演後、そのCD販売コーナーも、CDを手にサインを求める人の列もすごいことになっていて、熱気ムンムン。
これは、歴史に残る舞台に居合わせたことになるのでは……と感じています。

2019年3月22日(金)13:00~ 14:10終演
@ホテルオークラ東京 地下2階「アスコットホール」

ソプラノ:小林沙羅(A)
チェロ:岡本侑也(B)
ピアノ:河野紘子(C)

<演奏曲目>

(A&C)
  • 山田耕筰:風に寄せてうたへる春の歌(全4曲連作歌曲)
  • ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」より”すらりとした若者が歩いてきたら”
  • グノー:歌劇「ロミオとジュリエット」より”私は夢に生きたい”
  • 藤倉大:きいて
(B独奏)
  • 藤倉大:osm~無伴奏チェロのための
(A&B&C)
  • アンドレ・プレヴィン:ヴォカリーズ
  • ガルシア=ヴィアルド:星
  • 小林沙羅:えがおの花
  • (近世の筝曲):さくらさくら
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ラッキーにも、抽選に当たりました。
毎年応募するも、当選は3回目(→第15回 第17回)。

例年は、
「よかったね~♪」「おめでとう~♪」
というムードの漂う、祝祭感に満ちた時間を楽しむものでしたが、今回は一味違いました。

なんだか、スケール感がすごくて。
小林さんも岡本君も。
壮大なる音楽世界を構築してみせていただきました!という感じです。
会場の空気の、音楽の、密度の濃さといったら!

小林さんが繰り広げた、表情、しぐさも含めての見事なソプラノ世界。
そして、
岡本君が構成した、チェロという楽器の音色、音楽表現の驚くばかりの幅広さ。
いやはや、恐れ入りました。

すごい場に居合わせることのできた幸運をかみしめております。



プログラムより一部転載
<演奏曲に寄せて by寺西基之>
  • 藤倉大:osm~無伴奏チェロのための(演奏時間:約20分)
2015年にトッパンホールの依頼でチェロの名手ケラスのために作曲した「osm」で、チェロのあらゆる技巧を駆使しつつ、この楽器の持つ様々な可能性を多様な響きの変化に満ちた流れのうちに追求した作品です。題の"osm"について藤倉氏は、元々CG的に変化していく曲の性格から考え付いたosmosis(浸透)という語を短くしたもので、宇宙がチェロのボディに似ているとともに、organism(有機体)やorgasm(性的絶頂感)にも通じ、さらに無限大の記号∞を思わせるチェコのosm(8)との関連や、アメリカの10代の若者の使う"オーサムosm"(最高!の意)の語の縁起の世さからつけたと述べています。現代の最先端をいく難曲です。

  • アンドレ・プレヴィン:ヴォカリーズ
つい先日89歳で逝去した名指揮者アンドレ・プレヴィンがソプラノのシルヴィア・マックネアとチェロのヨーヨー・マのために1995年に書いた、ソプラノ、チェロ、ピアノのための曲。母音唱法の歌とチェロがやるせない旋律を歌い交わします。

  • ガルシア=ヴィアルド:星
ガルシア=ヴィアルドは、19世紀フランスの女性作曲家。チェロのオブリガード付きの歌曲で、ロマンティックな抒情性に満ちています。歌詞はフェートの詩によるものです。


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六本木一丁目駅そばでは、桜が見事に開花しつつありました。

2019年3月20日(水)14時開演 16時20分終演
@サントリーホール ブルーローズ(小ホール)

第1部
A)ピアノ:五十嵐薫子
B)ヴァイオリン:小川恭子
第2部
C)ピアノ:山西遼
D)ヴィオラ:田原綾子
E)チェロ:笹沼樹

<プログラム>
第1部
  • ショパン:バラード第1番(A独奏)
  • 成田為三・本居長世・岡野貞一=春畑セロリ:日本の歌メドレー~浜辺の歌、七つの子、ふるさと~(A&B)
  • フランク:ヴァイオリン・ソナタ(A&B)
  • エルガー:愛のあいさつ (アンコール曲 A&B)
第2部 オール・ブラームス・プログラム
  • 6つの小品 作品118より 第2曲 間奏曲 イ長調(C独奏)
  • 「F.A.E.ソナタ」より スケルツォ WoO2 (C&D)
  • 子守唄 作品49-4(C&E)
  • 愛のワルツ 作品39ー15 (C&E)
  • ハンガリー舞曲 第5番(C&E)
  • ピアノ・ヴィオラ・チェロのための三重奏曲 作品114(C&D&E)
  • ハンガリー舞曲 第1番(アンコール曲 C&D&E)
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田原さんのツイッターでこの催しを知り、応募したところ当選。
平日昼間にもかかわらず、ほぼ席が埋まっていたのは、私のような聴衆が多かったせいかもしれません。

前半のお二人は、大学院で共に学び、この1月の修了演奏会でも共演されたとか。
後半の三人は、桐朋付属高校の同級生で、全員24歳。
なるほど、納得のアンサンブルでした。

若さあふれる、パワーと精神力の伝わる演奏を堪能いたしました。
第2部のほうが会場の集中度が高かった(吸引力が強かった)のは、プログラム構成の影響もあったかと。
やはり、テーマを持って構成したプログラムには力があります。
また、チェロとピアノ、そしてアンコール曲は演奏者自身の編曲によるもので、今回初演だとか。
ピアノ、ヴィオラ、チェロの三重奏という編成も演奏機会が少ないとのことで、演奏者たちの思い入れのこもったプログラムだったのだと思います。

終演後の会場の熱気、特筆ものでした。
魅力あるコンサートに巡り合えて、よかったです。

N響メンバーによる室内楽
~ウィーンのワルツ物語(日本・オーストリア国交樹立150周年記念)

2019年3月15日(金)19時開演 21時終演
@東京文化会館 小ホール

ヴァイオリン:篠崎史紀 白井篤
ヴィオラ:中村翔太郎
チェロ:桑田歩
コントラバス:本間達朗
ハーモニウム:山口綾規
ピアノ:入江一雄

<プログラム>
クライスラー(弦楽五重奏):
 愛の喜び
 愛の悲しみ
 美しきロスマリン op.55-4
 ウィーン奇想曲 op.2

ドヴォルザーク(ヴァイオリン2+チェロ+ハーモニウム):
バガテル op.47
 I. Allegretto scherzando
 II. Tempo di minuetto. Grazioso
 III. Allegretto scherzando
 IV. Canon. Andante con moto
 V. Poco allegro

~休憩~

(弦楽五重奏+ハーモニウム+ピアノ)
J.シュトラウス2世(ベルク編):ワルツ《酒、女、歌》
J.シュトラウス2世(ウェーベルン編):ワルツ《わたしの恋人》
J.シュトラウス2世(シェーンベルク編):ワルツ《南国のばら》

アンコール(弦楽五重奏+ハーモニウム+ピアノ)
ジーツィンスキー:「ウィーン、わが夢の街」

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遊び心たっぷり、ウィーンの香り馥郁たるコンサートでした。
MARO氏、さすがです。
8年間、ウィーンで生活していらしたんですね。
冒頭、センスあふれるクライスラーで、ぱっと会場の雰囲気が変わりました。
どうやったら、こういう音楽が生み出せるんだろう~??(と、センスなく野暮な演歌になってしまう私は、羨望の眼で見つめるばかりなのでした……)。

室内楽にハーモニウム(リードオルガン)が加わるという編成、初めて聴きました。
当然ながら、このドヴォルザークも、ウィーンワルツの編曲版を聴くのも初めて。
どれも、たいへん魅力的でした。
後半のワルツは、後世の作曲家たちが、自分たちの作品演奏の資金集めをするために、人気のJ.ストラウスを編曲したもので、ウィーンのプラーター公園で演奏されたとのこと。
なるほど~。たしかにこれらは人気を集めたでしょうね。

プログラムが大変魅力的でしたし、
MARO氏はもちろん、演奏者のみなさんのトークも楽しかったです。
大満足。


追記
余談ですが、ググった結果、MARO氏が1963年生まれと知って、びっくり。
同世代じやありませんか! 
今回のステージでも、ピアニストのiPadを「何かピカピカ光るもの 」なんて表現されたりしていて、もっと上の世代の方かと思い込んでました。

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