PIOピアノ雑記帳

ピアノ、音楽関連の話題を主とした雑記帳blogです。

カテゴリ:音楽コンクール > エリザベート王妃国際音コン(チェロ)

エリザベート王妃国際音楽コンクール2017 チェロ部門(初開催部門)
結果が出ました。→ Queen Elisabeth Competition 公式ホームページ
(追記:岡本君の演奏リンクを追加しました)
  1. First Prize : Victor Julien-Laferrière
  2. Second Prize : Yuya Okamoto
  3. Third Prize : Santiago Cañón-Valencia
  4. Fourth Prize : Aurélien Pascal
  5. Fifth Prize : Ivan Karizna
  6. Sixth Prize : Brannon Cho
ずっと聴いて応援してきた岡本侑也くん、第2位入賞です! 
おめでとうございます。
全ラウンド聴きましたが(→拙記事の エリコン(6)エリコン(14)
どの局面においても理知的で、内面的にも深い、語り掛ける音楽だったと思います。

岡本くんの演奏はこちら↓で視聴できます。
第一次(音声データ)
第二次リサイタル 第二次コンチェルト 
ファイナル

第1位の Victor Julien-Laferrière君(フランス)は、たまたま全く聴いておらず、
コメントできません。。。
第3位のSantiago Cañón-Valencia君(コロンビア)はファッションも個性的で、
メディアからも注目されていた印象。
個人的には、第6位のBrannon Cho君(米国)の音色にも惹かれていたので、
彼も入賞して嬉しいです♪

岡本君2位のニュース、既に山手線車内掲示板に速報で出たとのこと(妹からの連絡に感謝)、
これから人気が出て、演奏会のチケットがとりにくくなることを恐れる私です。。。

画像は表彰式中継ビデオから切り出したもの。1位のVictor君と語り合う岡本君。
1位から順に発表していく方式には、ちょっとびっくりしました。


2017-06-04 (4)

岡本侑也くんのファイナル、LIVEで聴きました。
テレビ局のストリームは快適だったのですが、
最終盤、ドヴォルザーク協奏曲の最後の方で突然映像が切れてしまい、びっくり。

(追記:ファイナルの録画→公式ホームページVIDEO。UPまでに時間かかりますが)

実は、岡本君の前のJeongHyoun (Christine) Leeさん、
課題曲(細川俊夫「Sublimation」)の途中でチェロの弦が2本も切れてしまうというアクシデントが発生した模様。岡本君登場前の休憩時間に、スタジオにリーさんを呼んでこの話をしていて、切れたときの映像も流れていました。そんなこともあって、時間が押していたのだろうと思います。
コンクールにおいても、いろいろ起こるものですねえ。
リーさん、アクシデントに見舞われたステージ上でも、スタジオのインタビューでも、キュートな笑みを絶やさず、焦らず優美に対処していました。今後、人気者になる予感。。。

さて、岡本君。

細川氏の新曲、初めて全曲通してちゃんと聴きましたが、
仏教のお経を唱える時に使うお椀形の鐘(たぶん)とか、拍子木(たぶん)も登場。
いろんな音を「昇華」する音楽、という意味も込められているのでしょうか。
チェロの演奏技法も、さまざま取り入れられているようで、
幽霊チックな音色を出したり、ピックで弾いて野太い音を出したり、
さすがはチェロのコンクール用に作曲された曲……と思いました。

岡本君、冒頭の幽霊に始まって、次々にさまざまな音色を繰り出していましたが、
演奏しながら汗だくでした。
彼のこんな姿は初めて。
いつもクールに、何事もないかのように演奏している印象が強い彼です。
新曲それも現代曲をたった1週間で自分のものにするって、大変なのでしょうねえ。

続くドヴォルザークの協奏曲は、いつものごとく崩れや乱れのない、高貴な演奏。
演奏後の会場動画では、(TV画面が切れた後、慌ててコンクールのホームページで視聴)
観客のスタンディングオベーションも見えました。
ただ、
昨日のカンさんのような、渦巻くパワーにエトス!といった迫力は足りなかったかなあ。
とはいえ、現代曲もドヴォルザークも、
チェロ1本になるカデンツァ部分は、ここぞとばかりに聴かせていました。お見事!

テレビでは、演奏前にコンテスタント紹介動画も流れたのですが、
岡本君のインタビューは流暢なドイツ語で、字幕はフランス語。
ほとんど何もわからず。。。演奏前にはチョコレートを食べて集中力を高めるらしい??
下記画像はそのインタビュー動画の一部です。

53



ほとんど聴いていないのですが、
今朝5時ごろ、試しにアクセスしてみたら、韓国ベテラン女性のSeungmin Kangさん、LIVE中継中でした。
ファイナリスト12名中、6番目の演奏者。
ファイナルも折り返し点となりました。

演奏はドヴォルザーク協奏曲の終盤で、朗々と響く堂々たるもの。客席はスタンディング・オベーションの嵐。
彼女、リサイタルでも常に渾身、迫力の演奏という印象でしたが、オーケストラと合わせるとなると、音量が出るのは強みですね。

明朝、同じ時間帯、同じドヴォルザークで、岡本君登場の予定です。

細川俊夫氏の「Sublimation」も録画で聴きましたが、チェロを琵琶のように搔き鳴らしたり、拍子木を打つような打楽器音が入ったりと、日本風の趣も感じました。
岡本くんがとんな音色を創り出すのか、楽しみです。

ファイナルの課題曲となる新曲が発表されました。

細川俊夫氏の作曲による「Sublimation」。→公式News

なんと日本人作曲家の作品でした! 
Sublimationは、昇華という意味のようですが、
日本的なムードなども取り入れているのでしょうか?
楽しみです。

29日(日本時間30日3:00am)から始まるファイナルで、
ファイナリスト12人によって、ブリュッセル交響楽団との共演で演奏されます。
世界初演は、中国のSihao He君となりますね。

finalのスケジュールは、こちら→ 拙ブログ記事 公式ホームページ


2017-05-28

セミファイナル、遅ればせながら録画で聴いてみました。
今まで、ハイドンの協奏曲2番の演奏にあたることが多かったので、
今度はハイドン1番、ファイナリストの演奏をば。(全員じゃないですが)
演奏者によって曲の雰囲気が随分と変わることがわかって、おもしろうございました。

では、印象の覚え書き。。。

Santiago Cañón-Valencia(コロンビア1995) くん
長髪で、指輪をジャラジャラ嵌めている、個性派チェリストくん。
ファイナリスト発表の動画を見ていたら、カメラがやたら彼を映していました。
彼の演奏に対する会場の受けがよく、ファイナル進出を予測していたのではないかと。
もしかすると、マスコミ的にも本命なのでしょうか??
確かに、即興演奏、ロック・ミュージックも行けそうな、ビート感溢れる演奏でした。

Brannon Cho(米国1994) くん
非常に爽やかで端正な演奏。わたくし的には、とっても好感が持てました。
ハイドンに対する愛があふれているような。
後でリサイタルも聴いてみようと思います。

Ivan Karizna(ベラルーシ1992) くん
たいへん豊かな音で、流麗な演奏をします。
大柄な身体を揺すって、えくぼの笑顔で、楽しそうな弾きぶりです。
佐藤卓史くんとのリサイタルも聴きましたが、プロコフィエフソナタが秀逸でした。

ということで、3人とも、さすがはファイナリスト。レベル高いです。
こういう中で順位をつけるのって、大変でしょうねえ。つくづく。

上記とは関係ないのですが、
公式ホームページ、セミファイナルの写真集中の一枚に(タイトル"Planning")、
岡本君、三井君、上村さん、カンさんが話し合う様子を見つけたので、ここにUP。^^


Planning33068

ファイナルステージのタイムテーブルを書いておきます。
協奏曲の曲目とともに。(紫は女性コンテスタント)
協奏曲は、ショスタコーヴィチが6人、ドヴォルザークが4人、シューマンが2人。
セミファイナルと異なる曲なら何でもいいのですが、重なるものですね。

いずれも、ベルギー時間 20:00(日本時間 翌日3:00am)の開演。
世界初演となる新曲(10~15分)と協奏曲の二本立てで演奏されます。
岡本くんは、日本時間・金曜早朝の登場予定です。

  演奏動画→ VIDEO(公式ホームページ)  外部サイトLIVE中継

5/29月曜

1. Sihao He(中国1993) シューマンop.129

2. Brannon Cho(米国1994)ショスタコーヴィチ1番

5/30火曜

3. Yan Levionnois,(フランス1990)ドヴォルザーク2番

4. Aurélien Pascal(フランス1994)ショスタコーヴィチ1番

5/31水曜

5. Maciej Kułakowski(ポーランド1996)ショスタコーヴィチ1番

6. Seungmin Kang(韓国1987) ドヴォルザーク2番


6/1木曜

7. JeongHyoun (Christine) Lee(韓国1991)シューマンop.129

8. 岡本侑也(日本1994) ドヴォルザーク2番


6/2金曜

9. Bruno Philippe(フランス1993)ドヴォルザーク2番

10. Santiago Cañón-Valencia(コロンビア1995)ショスタコーヴィチ1番

6/3土曜

11. Victor Julien-Laferrière(フランス1996)ショスタコーヴィチ1番

12. Ivan Karizna(ベラルーシ1992)ショスタコーヴィチ1番

2017-05-22



ファイナリストは、以下の12名です。
  1. Santiago Cañón-Valencia(コロンビア1995) 
  2. Brannon Cho(米国1994) 
  3. Sihao He(中国1993) 
  4. Victor Julien-Laferrière(フランス1996) 
  5. Seungmin Kang(韓国1987) 
  6. Ivan Karizna(ベラルーシ1992) 
  7. Maciej Kułakowski(ポーランド1996) 
  8. JeongHyoun (Christine) Lee(韓国1991) 
  9. Yan Levionnois,(フランス1990)
  10. 岡本侑也(日本1994) 
  11. Aurélien Pascal(フランス1994)
  12. Bruno Philippe(フランス1993)

わあい!岡本君、残りました。.。゚+.(・∀・)゚+.゚
三井君、Valentino Worlitzsch君もよかったと思うのですが……残念。

たまたまですが、全く聴いていないコンテスタントが多いです。
そんな中、韓国の女性二人は聴きました。これもたまたまですが。
カンさんは、チャイコフスキー国際コンクールでも入賞する等、
華々しいコンクール入賞歴なのだとか(演奏後のインタビューで指摘されてました)。
とっても熱い演奏をされます。
リーさん、二次予選ではカンさんの次の登場で、コントラストを利かせた演奏という印象。
弾きぶりがチャーミングで、新曲課題曲が見事でした。

ファイナルの演奏順はくじ引きで、これからその演奏順に
 一日に二人ずつQueen Elisabeth Music Chapelに移動し、ファイナルに備えます。
いわば隔離ですね。隔離期間1週間。
このお屋敷に着いた時点で、課題曲(未発表の新曲)の楽譜が手渡されるというルール。
ファイナルでは、この譜読み能力、独力で音楽を作る能力も試されるわけです。
一つ屋根の下にいる間に、ファイナリスト同士の友情が育まれるという話も。。。

ファイナルは、5月29日(月)~6月3日(土)。
たいへん楽しみです♪
 
2017-05-21

セミファイナルの協奏曲、ハイドンかボッケリーニ、ということになっていますが
今まで、ボッケリーニに当たったことがありません。演奏するコンテスタント、何名なのでしょう。

ハイドンのチェロ協奏曲が大好きな私、おおいに喜んで聴いているのですけれど、
古典派の協奏曲って、やはり音程のズレ、音色の瑕疵が目立ちますね。
ちょっとした箇所で、おやややや、あららら、という演奏も結構あります。
リサイタルでは、共演ピアニストと共にリラックスして演奏していた人の
ナーバスな様子が見えたり……オーケストラが慣れた相手っていうのは無理ですものね。

今まで聴いたところでは、やはり岡本侑也(日本1994)くんの演奏が好き♪
リサイタルでは、曲が渋いせいもあって会場の反応いまひとつでしたが、
今回のハイドン協奏曲2番では、会場も大いに盛り上がっていました。
特に緩徐楽章の2楽章、音色が美しくてうっとり。

ファイナル、是非通ってほしいです。
(セミファイナルのアーカイブ動画→Video_Semi-final

同じハイドン2番では、
三井静(日本1992)くん(髪型・雰囲気が一新していてびっくり!)も、流麗な演奏でした。
LIVEで聴けたJeongHyoun (Christine) Lee(韓国1991)さんはメリハリが素敵だったかな。

調べてみたら、この3人の
他に、
Seungmin Kang(韓国1987)さん、 Victor Julien-Laferrière(フランス1996) くん、Alexey Zhilin(ロシア1987)くん、Irena Josifoska(セルビア・ハンガリー1996) さん、Christoph Heesch(ドイツ・日本1995) くん、Astrig Siranossian(フランス1988)さん、Maciej Kułakowski(ポーランド1996) くん、Anastasia Kobekina(ロシア1994) さん、Thomas-Michael Auner(オーストリア1990)くん、Valentino Worlitzsch(ドイツ1989) くんの合計12人がハイドン2番を選択していました。

それにしても、夜の視聴はストリームが途切れること多々。
うちのネット環境が悪いのか、視聴者が増えてきたのか、現地録画の関係なのか。。。
ファイナルは視聴者がもっと増えるでしょうから、視聴困難になるかもしれません。

画像は三井君のセミファイナル協奏曲演奏姿と、登録プロフィール写真です。

2017-05-20 (3)

Mitsui_Shizuka210x14532455


ただいま演奏中のValentino Worlitzsch(ドイツ1989)くんと共演中のピアニストの方、
なんだか、度々そのお姿を目にします。。。おそらく日本の方では?
と、調べてみてびっくり。
第一次予選では、なんと9名のピアニストと共演されてました。

Naoko Sonoda (Pianist accompanist)

しかも、その9名のうち、セミファイナルに残っているのが6人!
 Santiago Cañón-Valencia(コロンビア1995)
 Julia Hagen(オーストリア1995)
 Christoph Heesch(ドイツ・日本1995)
 Seungmin Kang(韓国1987) →セミファイナルの共演はKeiko Tamuraさん
 Maciej Kułakowski(ポーランド1996)
 Valentino Worlitzsch(ドイツ1989)
68人中24名の選出でしたから、通過率30%程度のはずなのに、
彼女の共演者に限って言えば、その三分の二が通過しています。

さらにググってみて、わかりました。
薗田 奈緒子さん。
ベルリン芸術大学の先生にして、
前回のチャイコフスキー国際コンクール、チェロ部門の優勝者の伴奏を務めた方でした。
昨年は、その優勝者・アンドレイ・イオニーツァと世界ツアーもされたようです。
薗田さんをインタビューしている記事、面白くよみました。
「チームワークだからこそ、自分の能力をもっと発揮できるし、雑念がなくなる」
「コラボレーション・ピアニスト」
いいですねえ。
チャイコンのときは4人を担当して、全員がセミファイナルまで行って、
うち3人は入賞した……って、さらっとおっしゃってますが、すごすぎます。
今回もそれに近いようなことになるかも??

素敵なピアニスト発見!という気分です。
Valentino Worlitzschくんのとのコラボ(Robert Schumann : Adagio and Allegro op. 70、Benjamin Britten : Sonata in C major op. 65)も、素晴らしかったと思います。

2017-05-19


演奏LIVE視聴は、ベルギーと日本の時差でなかなか困難。
録画VTRのアップは翌日遅くなってから、それも4人目のアップは日本時間でいうと翌々日?

で、たまたまLIVEで聴けたのが、後半セッション、リサイタル最終演奏者。日本時間早朝5時ごろから。
メモを残しておきます。

1日目:JeongHyoun (Christine) Lee(韓国1991) さん
課題曲の Annelies Van Parys : Chacun(e) sa chaconne を暗譜演奏。
弱音と強音、レガートと弾ける音のコントラストが明確な、主張ある演奏でした。
他の曲はちゃんと聴けてません。。。

2日目:Bruno Philippe(フランス1993)くん(今、聴いたばかり!)
・課題曲
・バッハの無伴奏組曲第4番よりプレリュード、クーラント、ジーグ
・Francis Poulenc : Sonata FP 143 (Allegro - Tempo di marcia, Ballabile, Cavatine, Finale) [Bruno Philippe - Tanguy de Williencourt]
・David Popper : Dance of the Elves [Bruno Philippe - Tanguy de Williencourt]

まさにリサイタル、という感じで聴かせました。ぜひファイナルでもまた聴きたい。
ピアニスト(Tanguy de Williencourt君)も、おそらくいつものパートナーなのでしょう。
なるほど、デュオ二人で作り上げる雰囲気というのもあるのだなあ、と感じました。
プログラムも聴き映えのする組み方。最後は速弾きで魅せ、会場をおおいに沸かせていました。

で、録音で聴いたのが(録画がなかなかUPされず…)1日目、前半セッション最終演奏者の
岡本侑也(日本1994) くん
・バッハの無伴奏組曲第6番よりプレリュード、アルマンド、クーラント
・課題曲
・ストラヴィンスキー イタリア組曲
・Henri Dutilleux : Trois Strophes sur le nom de Sacher, pour violoncelle solo

課題曲、音量はずっと低めで音質の差で聴かせる感じでした。しぶい。深い。
(今、やっと録画にアクセスできてちょっと見てみたら、彼も暗譜でした!すごい!)
全体を通して、安定感ばっちり。気持のよい音。
ピアノ伴奏が入るのは課題曲とストラヴィンスキーだけで、あとはチェロ1本って
これまた、大物感です。(共演は、公式伴奏者 Thomas Hoppe氏)

日本国籍ももつChristoph Heeschくん、
つい先ほど、ブルーノ君の前にちらっと聴いただけですが、演奏後インタビューに登場。
「いわゆるコンクール向きのプログラムにしなかった。せっかく45分も自由にリサイタルさせてもらえるから、大好きなシューベルトを弾いた」といったことを言っていました。(ありがたや。これはフランス語でなく英語。)

そういう目で見てみると、岡本くんとブルーノくん、プログラムの組み方は似ています。
こういった組み方が、いわゆるコンクールの王道なのでしょうか?
岡本くんは、最後の曲も、いわゆる派手系ではありませんでしたが。
(追記:コンクール規約を確認したところ、課題曲演奏のほかに、バッハの無伴奏組曲からプレリュードを含んで3楽章以上を演奏すること、とありました。とすると、それほど似ていないかも。。。汗)

今日はこんなところで。
2017-05-17

LIVE動画こちら↓は途切れることなく快調でした。
https://www.rtbf.be/auvio/direct_concours-reine-elisabeth?lid=91811#category=0

(追記:もちろん、公式ページVideosでも。こちらは曲目も一緒に見られて便利です。
 録画ビデオは上記公式ページに翌日アップ→ "more videos▶"へ)

休憩時間には、演奏を終えたばかりのコンテスタントへのインタビューも。
また、スタジオでの講評(?)も多々述べられていましたが、
フランス語は私、全くわかりましぇん。残念。

最初のコンチェルトを二人聴きました。

・Mr Sihao He(中国) ハイドンのコンチェルト1番
・Mr Valentino Worlitzsch(ドイツ)ハイドンのコンチェルト2番

ヴァレンティノ君のほうが年齢が上で、上背もあり、堂々たる態度。
インタビュアーが「語っているような演奏」と言っていましたが、
たしかに余裕という面で上回っていたかなあと思います。
(音程が怪しくなった箇所、ちょいあったかも…ですが)
彼は2年前にチャイコフスキー国際コンクールにも出場しているとか。
なるほど、インタビュー慣れもしているわけです(チャイコンのときに猫好きぶりを披露したようでした)。
また、私、本日4人目に演奏する岡本侑也くんを全力応援中なのですが、
このスタジオ・トークで彼の名前が出てきて、何やら話題にしていた模様…何を話していたんでせうか。

LIVE視聴はここまで。後半のリサイタルは、日本時間23時半過ぎの開始になりそうです。

  1. Thomas-Michael Auner(オーストリア1990) 
  2. Santiago Cañón-Valencia(コロンビア1995) 
  3. Brannon Cho(米国1994) 
  4. Julia Hagen(オーストリア1995) 
  5. Sihao He(中国1993) 
  6. Christoph Heesch(ドイツ・日本1995) 
  7. Irena Josifoska(セルビア・ハンガリー1996) 
  8. Victor Julien-Laferrière(フランス1996) 
  9. 上村 文乃(日本1990) 
  10. Seungmin Kang(韓国1987) 
  11. Ivan Karizna(ベラルーシ1992) 
  12. James Jeonghwan Kim(韓国1993) 
  13. Anastasia Kobekina(ロシア1994) 
  14. Maciej Kułakowski(ポーランド1996) 
  15. JeongHyoun (Christine) Lee(韓国1991) 
  16. Yan Levionnois,(フランス1990)
  17. 三井静(日本1992)
  18. 岡本侑也(日本1994) 
  19. Jonas Palm(ドイツ1993)
  20. Aurélien Pascal(フランス1994)
  21. Bruno Philippe(フランス1993)
  22. Astrig Siranossian(フランス1988)
  23. Valentino Worlitzsch(ドイツ1989) 
  24. Alexey Zhilin(ロシア1987)
第一次予選が終わり、セミファイナリスト24名が上のように発表されました。
*上記の( )内は国籍と生年、女性に色付け 
セミファイナリストの公式情報ページ
拙記事(→)に書いた三井君、James Jeonghwan Kim君、残りました。
日本からは、上村さん、岡本君、Christoph Heesch君も残っています♪
上村さん、岡本君の第一次予選も録音音声で聴きましたが、納得です!
上村さんは、速いパッセージをクリアに弾いて喝采を浴びていました。
岡本くんは、演奏が深くて感動してしまったほど。

セミファイナル(5月15日~20日)は、
・リサイタル(未刊課題曲を含んで40分)
・ボッケリーニかハイドンのコンチェルト(約25分)
の二本立て。
各日、次のスケジュールで行われます。(→公式PDF
前半:15時(日本時間22時)開始で4名(コンチェルト2名、休憩、リサイタル2名)
後半:20時(日本時間翌日3時)開始で4名(同上)

日本国籍4名を抜き書きしてみると…
15日(月)前半4人目:岡本侑也君・リサイタル
16日(火)後半3人目:Christoph Heesch君・リサイタル
17日(水)前半1人目:上村文乃さん・コンチェルト
17日(水)後半1人目:三井静君・コンチェルト 
18日(木)後半2人目:岡本侑也君・コンチェルト
19日(金)前半1人目:Christoph Heesch君・コンチェルト
20日(土)前半3人目:三井静君・リサイタル
20日(土)後半3人目:上村文乃さん・リサイタル

そして、いよいよ LIVE動画 配信開始です。
動画のリンク先がちょっとわかりにくくて未確認なのですが、
こちらのサイト(下記画像もここから拝借)へ行けば、わかるのではないかと。
時間的にLIVE視聴はなかなか困難とはいえ、楽しみです♪
(追記:50分ほど前に投稿した記事に、一部訂正・加筆を施しました。5/14 9:57am)


2017-05-14

第一次予選、順調に進んでいるようです。
そして、やはりこのラウンドは動画配信もLIVE中継もなく、
録音のみ聴取できる、という形式であることがわかりました。

一次予選の音声はこちらです→audio

本日午後の時点(10日16時)で、8日、9日の音声はすべてアップされていました。
昨日の最終演奏者、三井静くんの音声を聴いてみました(伴奏は佐藤卓史くん)が、
安定した立派な演奏だったと思います。
(他に数名、冒頭を聞き流してみましたが、危うげに聴こえる演奏もちらほら……)
昨日の第一演奏者、James Jeonghwan Kimくんの音声がトップに掲げてあったので、
こちらから聴いてみたら、彼もまた堂々たるものでした。

2017-05-10 (2)


今年はチェロ部門ですけれど、
このコンクールでは「PIANIST ACCOMPANIST(公式伴奏ピアニスト)」を設けていて
コンテスタントの方は、自分で伴奏者を連れてきてもいいし、公式の方に頼んでもいいということになっています。

この5名のピアニストのうちの一人が、佐藤卓史くん。
2010年の本コンクール・ピアノ部門ファイナリストです。
(この年、私はPCに張り付いて佐藤君を応援してました。こんな感じで…→
その後、2012年、2015年のヴァイオリン部門でも公式伴奏者を務めています。
今、数えてみたら、
2012年には、第一次予選で10人、セミファイナルで4人、ファイナルで2人の伴奏を、
2015年には、第一次予選で11人、セミファイナルで4人の伴奏を担当しているのですね。

今年のチェロ第一次予選での共演コンテスタントとしては、既に7名の名前が。
木曜日以降のスケジュールはまだ発表されていませんから、さらに増えるのかも。
弦楽器のコンクールであっても、こういう具合で、ピアノ愛好者には十分に楽しめるのです。^^

さて、チェロ2017のスケジュールは、こんな具合です。

<第一次予選>68名    5/8(月)-13(土)   20分のリサイタル
<セミファイナル>24名  5/15(月)-20(土) 
   40分のリサイタル(5分程度の未刊課題曲を含む) + 25分の協奏曲
<ファイナル>12名    5/29(月)-6/3(土)  
   10-15分の新曲with交響楽団 + セミファイナルとは異なる協奏曲

セミファイナルとファイナルの間の時間差は、
この間に、ファイナルで演奏すべき新曲の譜読みが課されるため。
コンテスタントは、お屋敷に缶詰めで共同生活をしつつ、準備に励むのだとか。
これは、年によって異なるどの楽器でも同様のスタイル。
セミファイナルのリサイタルも、提出済みのプログラム2種の一方を演奏する方式で、
どちらを演奏すべきか指定されるのは、ステージの29時間前。
タフなセッティングがなされています。
 

ルービンシュタイン・ピアノコンクールのファイナルが進行中ですが、
明日8日(ベルギー時間8日15時)より、エリザベート王妃国際コンクールが開幕します。
今年は、チェロ部門創設年。チェリスト68人が出場とのこと。
ファイナルの終了は6月3日。長丁場です。

日本からの参加は7名(うち2名は二重国籍)。独・米の10名、仏・韓の9名に次ぐ人数です。
以下に日本人コンテスタントの情報(生年、日本以外の国籍、第一次予選日時)を記します。
日時はベルギー時間。
日本とベルギーの時差は7時間です(赤字の時間帯は、公式には未発表で推測によるもの)。

藤原 秀章1994、8日(月)17:10-
上村 文乃1990、9日(火)20:00-
三井静1992、    9日(火)22:35-
岡本侑也1994、10日(水)21:45-
Christoph Heesch1995(独)、10日(水)22:10-
水野優也1998、11日(木)15:25-
Sayaka Selina1991(スイス) 、11日(木)16:45-

第一予選の持ち時間は20分。以下のa,b,cを演奏順自由で弾くようです。
次のラウンドに進めるのは、68人中24人。(→Rules)

a. ボッケリーニのソナタ
b. 指定曲中の1曲(シューベルト、シューマン、ドボルザーク、メンデルスゾーン)
c. イザイのチェロソナタから第1楽章

個人的に注目しているのは、岡本侑也君。
音楽はもちろんですが、弾き姿も美しいといつも思います。
過去の拙ブログを見たら、2011年から注目してました(→2011, 2013, 2015, 2016

第一次予選のスケジュールは、こちら
ただし、昨年(ピアノ部門)は第一次予選のライブ中継はなく、アーカイブで音声だけ聴けました。
今年もコンクール公式ホームページには、まだライブ中継のお知らせは出ていません。
去年と同様、中継は次のラウンド(セミファイナル)からなのかも。。。

2017-05-07



↑このページのトップヘ