30周年のガラ・コンサート。
本日早朝からアーカイブで視聴してみたら、3時間近い長丁場(2時間56分46秒)と表示されて、まずびっくり。
そして、最初のプログラム、没後150周年を記念してのラフマニノフの前奏曲では、
1曲ずつピアニストが入れ替わるという趣向に、またびっくり。
Sergei Rachmaninov, Preludes, Op. 23
本日早朝からアーカイブで視聴してみたら、3時間近い長丁場(2時間56分46秒)と表示されて、まずびっくり。
そして、最初のプログラム、没後150周年を記念してのラフマニノフの前奏曲では、
1曲ずつピアニストが入れ替わるという趣向に、またびっくり。
Sergei Rachmaninov, Preludes, Op. 23
- No. 1 in F-sharp minor: Largo(アレクサンドル・カントロフ)
- No. 2 in B-flat major: Maestoso(エフゲニー・キーシン)
- No. 3 in D minor: Tempo di menuetto(藤田真央)
- No. 4 in D major: Andante cantabile(ミハイル・プレトニョフ)
- No. 5 in G minor: Alla marcia(イェフィム・ブロンフマン)
- No. 6 in E-flat major: Andante(キリル・ゲルシュタイン)
- No. 7 in C minor: Allegro(アレクサンダー・マロフェーエフ)
- No. 8 in A-flat major: Allegro vivace(リュカ・ドゥバルグ)
- No. 9 in E-flat minor: Presto(ダニール・トリフォノフ)
- No. 10 in G-flat major: Largo(ユジャ・ワン)
演奏者が特定できた自分に👏(ブロンフマンだけ迷いました)笑
最初のカントロフ君、難なく自分の世界に没入しているところが、まず凄いです。
そして、キーシン、プレトニョフに挟まれての、真央君の登場に、喝采を送ります。
いつものごとく、とても楽しそうに演奏。
キーシンの後に弾いても、音色の美が際立っていました。
続くプレトニョフ氏、実は今まで、彼のピアノ演奏の良さがわかるようなlわからないような……だったのですが、今回は納得。
音の少ない曲で、実に優美に流れる音楽を構築していて、なるほど、確かに巨匠!と思いました。
(今回は、鼻歌混じりに流すのではなく、曲に集中して弾いてらしたのでは。)
真央くんのお師匠さん、ゲルシュタイン氏にも、なるほど納得!です。
自然さが際立つ楽し気な弾きぶり、というのは、真央君にも通ずるものでしょう。
(画像はカーテンコールで師匠と目を見かわす真央くん♪)
真央君以外の若手は後半に集中。
マロフェーエフ君の「イケメン化」については既に述べましたが、
ドゥバルグ、トリフォノフの両氏は、わが道を行く路線を貫いていることが外見からも窺えます(髪型、お鬚、独特ですねえ)。
当初の予定では、ソンジン君も入る予定だったはず。
最初のカントロフ君、難なく自分の世界に没入しているところが、まず凄いです。
そして、キーシン、プレトニョフに挟まれての、真央君の登場に、喝采を送ります。
いつものごとく、とても楽しそうに演奏。
キーシンの後に弾いても、音色の美が際立っていました。
続くプレトニョフ氏、実は今まで、彼のピアノ演奏の良さがわかるようなlわからないような……だったのですが、今回は納得。
音の少ない曲で、実に優美に流れる音楽を構築していて、なるほど、確かに巨匠!と思いました。
(今回は、鼻歌混じりに流すのではなく、曲に集中して弾いてらしたのでは。)
真央くんのお師匠さん、ゲルシュタイン氏にも、なるほど納得!です。
自然さが際立つ楽し気な弾きぶり、というのは、真央君にも通ずるものでしょう。
(画像はカーテンコールで師匠と目を見かわす真央くん♪)
真央君以外の若手は後半に集中。
マロフェーエフ君の「イケメン化」については既に述べましたが、
ドゥバルグ、トリフォノフの両氏は、わが道を行く路線を貫いていることが外見からも窺えます(髪型、お鬚、独特ですねえ)。
当初の予定では、ソンジン君も入る予定だったはず。
直前のキャンセルだったようですね。体調不良でしょうか。。。心配です。
その代役は、おそらくリュカ・ドゥバルグ(ルカ・デバルグ)君でしょう。
彼と、ユジャ・ワンのみ、楽譜を見ての演奏でした。
それにしても、これだけのメンバーを揃えて一度に弾いてもらう、なんてことができるのは、この音楽祭だけではないでしょうか。必聴、必見!
次は、
バッハの「ゴルトベルク変奏曲」を、ピアノ独奏だけでなく、弦楽三重奏、四重奏を主に、時にデュオや管楽器も入れての編曲版で。
実に魅力的でした。
ステージ上で、暗転している半分のスペースで、次の演奏者がセッティングする、というのもスリリングだったのでは。歌舞伎の早変わり的な面白さもありました。
驚いたのは、Variation20で、アレクサンドラ・ドヴガンさん(2007年生まれ)、
Variation29で、ツォトネ・ゼジニネ君(2009年生まれ)、
という超若手が登場したこと。
弦楽器は、もう誰が誰やら……チェロのミッシャ・マイスキー、クラウス・マケラ(指揮だけじゃない!)、ゴーティエ・カプソンあたりは、すぐにわかりましたが。
ということで、第30変奏から、マケラ&マイスキーの大写し。
オールスター、演奏者がこんなに大勢いたんです。
さすがヴェルビエ、畏るべし。
彼と、ユジャ・ワンのみ、楽譜を見ての演奏でした。
それにしても、これだけのメンバーを揃えて一度に弾いてもらう、なんてことができるのは、この音楽祭だけではないでしょうか。必聴、必見!
次は、
バッハの「ゴルトベルク変奏曲」を、ピアノ独奏だけでなく、弦楽三重奏、四重奏を主に、時にデュオや管楽器も入れての編曲版で。
Johann Sebastian Bach/Dmitry Sitkovetsky, Goldberg Variations, BWV 988 (transcription by D. Sitkovetsky。
- Aria ピアノ独奏
- Variation 1~4 弦楽器アンサンブル(三重奏、四重奏)
- Variation 5 ピアノ独奏
- Variation 6~10 弦楽器アンサンブル(二重奏~五重奏)
- Variation 11 クラリネット入り室内楽
- Variation 12 – Canone alla quarta ピアノ独奏
- Variation 13~17 弦楽器アンサンブル(三重奏、四重奏)
- Variation 18 – Canone alla sesta トラペット、クラリネット、チェロ、コントラバス
- Variation 19 弦楽七重奏
- Variation 20 ピアノ独奏
- Variation 21 ~26 弦楽器アンサンブル
- Variation 27 – Canone alla none ピアノ独奏
- Variation 28 弦楽三重奏
- Variation 29 ピアノ独奏
- Variation 30 – Quodlibet オールスターキャスト
ステージ上で、暗転している半分のスペースで、次の演奏者がセッティングする、というのもスリリングだったのでは。歌舞伎の早変わり的な面白さもありました。
驚いたのは、Variation20で、アレクサンドラ・ドヴガンさん(2007年生まれ)、
Variation29で、ツォトネ・ゼジニネ君(2009年生まれ)、
という超若手が登場したこと。
弦楽器は、もう誰が誰やら……チェロのミッシャ・マイスキー、クラウス・マケラ(指揮だけじゃない!)、ゴーティエ・カプソンあたりは、すぐにわかりましたが。
ということで、第30変奏から、マケラ&マイスキーの大写し。
オールスター、演奏者がこんなに大勢いたんです。
さすがヴェルビエ、畏るべし。