PIOピアノ雑記帳

ピアノ、音楽関連の話題を主とした雑記帳blogです。

カテゴリ: PC・ネット・AV機器

いよいよ後期開始。
究極の自転車操業の日々に突入です(特に走り出しは消耗するのです)。
そんな折、
流れてきた動画に、疲れた心が癒されました。



クン=ウー=・パイク氏については、
こちらの本に書かれいる内容も読みましたし、
2014年のクラシック倶楽部を視聴して、感銘を受けたりもしました。

生で一度、聴いてみたいものです。

2020年9月19日(土)14時開演 16時20分終演
@東京オペラシティコンサートホール

ピアノ:藤田真央
2020-09-19 (3)
<プログラム>
9月17日のAプロのうち、
前半の冒頭がベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番「幻想風ソナタ」ではなく
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第7番 ハ長調 K.309

後半の最後の2曲が
シューベルト:「さすらい人幻想曲」ハ長調 Op.15 D.760ではなく、

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調
ラヴェル:ラ・ヴァルス 二長調

アンコール
クライスラー(ラフマニノフ編曲):愛の悲しみ
ショパン:ノクターン第10番 変イ長調

2020-09-19 (4)

2020-09-19 (5)

冒頭は、「やっぱり会場で生音を聴きたい!」と思いました。
一昨日のベートーヴェンの音色の美しさがあまりに衝撃的だったせいもあります。
でも、だんだんとネット配信の音色にも慣れてきました。

そして、後半。
やはり一昨日とは異なる最後の2曲からアンコールまでの流れに、もうノックアウトされました。
なんだか壮大なる大河映画に身を浸し、壮大なる音楽に包まれたような。
ああ、そうか。
このドラマの流れは、まさに「幻想」なんだ。
これが、真央くんの描きたかった「幻想世界」なんだ!と納得してしまいました。
だからこそ、
どんなに拍手が来ようとも、このアンコールの2曲でもって、
長い長い、日本ツアーを締めくくりたかったんだろうなあ、と思いました。

すごいピアニストが出てきたものです。
20歳そこそこにして、ここまで自分の世界を構築し、
聴き手を魅了してしまうとは。
そして何より、演奏者自らが楽しんでしまうとは。

一昨日は右端の席で、手元や体の使い方はまったく見えなかったのですが、
オンライン配信では、そのあたりがじっくり見えたのも新鮮でした。

なんだかもう、複数の仕事について突発的なことが同時多発状態になっていまして、
対応にてんてこ三昧になっていました。(まだ収まったとはいえない……💦)
そんななか、先日予告した武生音楽祭、
初日の前半だけLIVEで、あとはアーカイブで聴きました。


【武生国際音楽祭】J.S.バッハ&細川俊夫 独奏の調べ【2020.9.11】
  •  ​J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007 (水野優也/チェロ)
  • 細川俊夫:メロディアII(北村朋幹)
  • J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004(山根一仁/ヴァイオリン)
  • J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調BWV1005(毛利文香/ヴァイオリン)
  • 細川俊夫:エチュード IV/V/VI(北村朋幹/ピアノ)
  • J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調BWV1011(岡本侑也/チェロ)

若者たちの堂々たるソロ演奏の連続でした。
伊藤恵さんが体調不良でいらしたとのことで、初日には間に合わず、北村くんが代行。
細川俊夫氏のエチュードⅠ/Ⅱ/Ⅲの予定を、同氏作曲の別の作品に差し換えての演奏でしたが、音の少ない楽譜で聴衆を惹きつける音楽づくり、さすがだと思いました。


  • シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第2番イ短調 D385(山根一仁/ヴァイオリン、北村朋幹/ピアノ)
  • ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番ニ長調 Op. 70-1「幽霊」(毛利文香/ヴァイオリン、岡本侑也/チェロ、北村朋幹/ピアノ)
  • 武満徹:オリオン(水野優也/チェロ、北村朋幹/ピアノ)
  • ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調 (毛利文香/ヴァイオリン、岡本侑也/チェロ、北村朋幹/ピアノ)
2020-09-14 (5)

またまた北村くん、出ずっぱり。すごいなあ。
伊藤恵さん、ピアノソロのリサイタルには出演されていたようですが、やはり体調不良でいらしたのでしょうか。
その影響でしょうが、プログラムの変更もありました。
たまたま、最後のラヴェルは、
ピアノ北村くんに、ヴァイオリン郷古廉くん&チェロ横坂源くん
という編成で聴いたばかりでしたが、今回の毛利さん&岡本くんのほうが、お行儀がいい感じだったかも。
(あ、そういえばネット視聴者もお行儀いいです。チャット欄、みごとに空白。。。)

2020-09-14 (9)

最後に「出演者集合」って感じで全員で舞台に登場したんですが、
山根くんのラフな格好に、会場からは笑いが。。。みんな仲良さそうで、ほっこりしました。
若いって、いいなあ。(おばさんの感想)

あ、アーカイブが残っているのは1週間限定とのこと。
視聴、お急ぎください。

少し前に、この音楽祭のプログラムを偶然目にして、
若き綺羅星たちの勢揃いぶりに驚嘆しました。
一人大御所でご参加の伊藤恵さんの人脈によるものなのでしょうか。。。
1990年から続く音楽祭とのことです。




チェロ:水野優也 岡本侑也 (あ、ふたりとも「ゆうや」)
ピアノ:北村朋幹 伊藤恵
ヴァイオリン:毛利文香 山根一仁


2020-09-09 (3)

2020-09-09 (4)
嬉しいことに、これらのコンサート、YouTube配信もしてくださるとのこと。
YouTube・武生国際音楽祭
1週間の見逃し配信もあるそうです。
嬉しい!楽しみです♪

(リンクの誤りを訂正しました。9/11)

2020年9月6日(日)日本時間19時~
エラール社製ピリオド楽器(1838年)による演奏
演奏者:ドミトリー・アブローギン



Programme: 
FRYDERYK CHOPIN [1810-1849]

Waltz in A flat major, Op. 34 No. 1 
Nocturne in C minor, Op. 48 No. 1 
Mazurka in C minor, Op. 56 No. 3

FERENC LISZT [1811-1886]
Polish Songs S.480 [1857-1860]
Meine Freuden [Op. 74 No. 12]

FRYDERYK CHOPIN [1810-1849]
Waltz in C sharp minor, Op. 64 No. 2
Berceuse in D flat major, Op. 57
Polonaise-Fantasy in A flat major, Op. 61

アンコール
Czerny Variations on a Favorite Viennese waltz by F. Schubert, op 12

2020-09-06

Chopin Institute による毎週のこの配信は時折聴いていて、
いつもとってもいい演奏だなあと思っているのですが、
特に今回は、その中でも素晴らしかったと思います。

ピリオド楽器による演奏って、素敵です。
ビンビン響きすぎる感のあるモダンピアノで弾くより、ショパンの魅力が伝わります。
もちろん、その特性を理解して操ることができてこそ。
高度な技が必要なのでしょうけれども。

画面越しに見て、聴いていただけなのに、まさに感動してしまいました。
アンコール前のトークからは、演奏者の楽器に対する愛情も伝わってきました。
アブローギンくん、2018年の第1回ピリオド楽器によるショパコンでも活躍されたようです。

【追記】
つい最近のショパンと彼の欧州フェスティバルでの演奏もありました!
私もこれから聴こうと思います。(9/7に加筆)

2020年8月26日(火)00:00開演
ピアノ:ルーカス・ゲニューシャス(Lukas Geniušas)



<プログラム>

 Franz Schubert
  • Allegretto in C minor, (D. 915)
  • 4 Impromptus 4つの即興曲 (D. 935)
Fryderyk Chopin
  • Berceuse 子守唄 in D flat major Op. 57
  • Piano Sonata in B minor Op. 58
Encore:
Franz Schubert (1797-1828)
  • Waltz Op.18 No.6 in B minor (D. 145)
2020-08-26 (4)

巨匠の風格、でした。
真夜中、シューベルトだけLIVEで聴いて感銘を受けました。
個人的にはずっと
  • 柔らかいシューベルト
  • きれいな音色のシューベルト
に魅力を覚えていたのですが、彼の音色は全く異なるもの。
それでいて、圧倒的な説得力、訴えかける力がありました。
胸がふるえました。

今朝になって聴いたショパンも、格調高い演奏でした。
素晴らしい。

その風貌も、近年なんだか「むさい」感jじだったのに、
同じ髭スタイルながら、今では洗練されて見えます。
ショパコン、チャイコンで「媚びを売らない若者」の典型のように見えた彼も、いまや成熟を遂げた大人の演奏家だなあと思いました。

2020年8月25日(火)19:30~20:45
ヴァイオリン:植村太郎
ピアノ:文京華

<プログラム>
  • D・ミヨー(ハイフェッツ編曲)ブラジレイラ
  • G・ルクー ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ト長調 第1楽章
  • A・マミャール ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調 Op.13
  • M・ラヴェル ツィガーヌ
  動画はこちら

2020-08-25 (5)

時間が時間だけに、家族も巻き込んでTVにつなげて視聴。
あまりクラシックを聴かない家族も
「なんか、本格的だな~」
とか言いながら、思ったより楽し気に視聴していました。

文京華さんは、ツイッターの「質問箱」の回答が秀逸で、おススメの方です。
演奏も、キリリと締まったハンサムな音楽でした。
なかなかお洒落なプログラム、一家で楽しませていただきました。


2020-08-25 (4)

【訂正】8月19日
シシキンくんのアーカイブ、出ました!



昨日はChopin Instituteのアカウントから探したんですが、私の探し方が下手だったのかも💦


(以下、8月18日の投稿)


今日になりたての午前0時から、シシキンくんの演奏をLIVEで途中まで聴いたのですが、
(前半がショパンのバラード1番~4番、後半がプロコフィエフのソナタ第7番、メトネルの忘れられた調べ…)
今、続きを聴こうを思っても見当たりません。

シシキンくん、切れ味の鋭さは例の如く。
それでいて、もっと自由闊達に、スケールが大きくなったように感じました。
2020-08-18
ピアニストのトップ・バッター、
ネルソン・ゲルナーについてはアーカイブが残ってるのは特別なのかな?

あ、公式サイトに以下の記述がありました。

Most concerts we are going to stream live will also be accessible later as video on demand (VOD). However, today we cannot yet promise that the recitals by Dmitry Shishkin, Lukas Geniušas, Ingolf Wunder, Dmitri Alexeev, and Yulianna Avdeeva, both the concerts by the Apollon Musagète Quartett, and the Prégardien/Drake and Goerne/Lisiecki recitals will be accessible on later dates.

やはり、シシキン君のはアーカイブが残らないようですね。残念。


さらに、次の記述も。

The only ones we cannot show you online are the performances by Ivo Pogorelić, Nikolai Lugansky, and Evgeni Bozhanov. 

確かに、ポゴレッチ、ルガンスキー、ボジャノフの演奏が無料でオンラインで聞こうとするなんて、虫が良すぎますよね。

室内楽のBelcea Quartet、ホロデンコのアンサンブルなどは、すぐにアップされてます。




本日、ねじり鉢巻きで終日PCに向かい、提出されたレポートを読み続けていた私、
夜になってさすがに疲れ、ふと目に入ったこちらの配信にお邪魔してみました。
そして、びっくり。
「お目目が点」状態になって引き込まれました。



まず、野外の雰囲気のお洒落感に。
膝を立てた状態で、自由自在にカシオのデジピを操る、その闊達さに。
楽譜なしの即興演奏が実にサマになっています。

そして、LIVEでの視聴者が5000人、
チャンネル登録者数が37万人に迫る、というその規模に。

さらに、
途中からは、18歳の共演者も登場。
ただいま、7歳年下のその若者と一緒に自動車の免許取得合宿中というのです。
才能ある者同士、お互いに刺激を与えあい、楽しんでいる様子がビシバシ伝わってきました。

オバサンも、楽しませていただきましたよ。
電車の音も、虫の音も、すてきなBGMに聞こえるものですね。
いろいろな発見がありました。
「スミノフ」なるお酒も、初めて知った私です。

それにしても、
この彼が、来年のショパコン予備予選に登場するって、すごいことです。ほんと。
見事なる両刀使い。

16th International Music Festival „Chopin and his Europe”
FROM BEETHOVEN TO CHOPIN 
15 - 31 August 2020



2020年8月15日(土)21時(日本時間16日4時)開演
@ワルシャワ・フィルハーモニック・コンサートホール

ピアノ:ネルソン・ゲルナー(Nelson Goerner)

<プログラム>
Ludwig van Beethoven
・Sonata No. 26 in E flat major (‘Les Adieux’告別), Op. 81a
・‘Eroica’ Variations in E flat major, Op. 35

~休憩~

Fryderyk Chopin
・Ballade in A flat major Op. 47

Ferenc Liszt
・Valse oubliée nr 2 S 215 (1884)
・Rapsodie espagnole, S 254 (1858)

(encore)
Ignacy Jan Paderewski
・Nocturne in B flat major op 16 no 4

2020-08-16 (1)

あさ4時に目覚めてしまい、PCを開けてみたら、
こんなコンサートがライブ配信されていました。
このレベルの正統派リサイタルが無料配信されていることに、びっくり。

まずもって、
ベートーヴェン、ショパン、リストと、ピアノの音色がガラリと変わって聞こえます。
かつ、1曲の中での変化の幅が壮大です。
見事でした。
(おそらく録音マイクの不具合により、一部、激しい曲想の部分で音が割れました……アーカイブで調整されるでしょうか)

そして、最後のアンコールでは涙が出そうになりました。
ポーランドのショパン・インスティテュート様、ありがとうございます。
今後のプログラムは、こちらでチェックできます。
日本時間に換算して、ピアニストを列挙しておきます。……すごいメンバー。
  • 17日(月)24時 ドミトリー・シシキン(ソロ)
  • 19日(水)24時 エフゲニー・ボジャノフ(ソロ)
  • 20日(木)24時 ケヴィン・ケナー(室内楽)
  • 22日(土)4時 ニコライ・ルガンスキー(ソロ)
  • 23日(日)4時 ヴァディム・ホロデンコ(室内楽)
  • 24日(月)4時 Dmitry Ablogin(ピリオド楽器によるソロ)
  • 25日(火)4時 イーヴォ・ポゴレリチ(ソロ)
  • 25日(火)24時 ルーカス・ゲニューシャス(ソロ)
  • 26日(水)4時 ヤン・リシエツキ(歌曲のリサイタル)
  • 27日(木)4時 Kamil Pacholec(ソロ)
  • 27日(木)24時 インゴルフ・ヴンダー(ソロ)
  • 28日(金)4時 シモン・ネーリング(室内楽)
  • 28日(金)24時 ドミトリー・アレクセーエフ(ソロ)
  • 29日(土)4時 Gabriela Montero(ソロ)
  • 31日(月)4時 Julius Drake(歌曲のリサイタル)
  • 9月1日(火)4時 ユリアンナ・・アヴデーエヴァ(ソロ) 

◆ロシアピアニズムの話「ショパン演奏の基本 〜指の使い方〜」

ピアニストの丸尾祐嗣さんによる解説動画。
実例つきで、わかりやすいです。



ショパン vs リスト
おもしろいですねえ。

今、日本で主流になっているのは、ハノン、チェルニー、フランツ・リスト
という流れの奏法。
指の運動がしっかりできるように教育する。

それに対して、ショパンが提唱したのは全く異なる奏法。
指の運動を少なくして、
指の第三関節から「指を鍵盤に刺す」または「鍵盤をなでる」という意識で弾く。
「爪の先から、ピアノの蓋の方向(奥)に向かって、力を逃がす」

なるほど~。

この対比を示す証左として、
何でも初見で弾きこなしてしまうリストが、
  • ショパンのエチュードOp.10-2
だけは初見では弾けなかった、というエピソードが挙げられています。
この曲は「指の運動」で弾こうとすると、とても弾きにくいのだとか。
(ショパンのエチュード、難しすぎてほんの数曲しか弾いたこともない私。伝聞体でしか表現できませぬ💦)

「刺す」とか「なでる」という動きをしようとすると、
手の甲、指の柔軟性が求められますよねえ。
それが、ほんと、圧倒的に足りないんだなあ、私には。。。

広島交響楽団
指揮:下野竜也 
ピアノ:萩原麻未 
メゾソプラノ:藤村実穂子

2020年8/6(木) 18:45開演  20:55終演
広島文化学園HBGホールよりライブ配信

<プログラム>

ペンデレツキ:シャコンヌ(ポーランド・レクイエムより)
藤倉大:ピアノ協奏曲第4番《Akiko’s Piano》(広響委嘱・世界初演)

~休憩~

ベートーヴェン:カヴァティーナ(弦楽4重奏曲第13番より弦楽合奏版)
マーラー:亡き子をしのぶ歌
バッハ(斎藤秀雄編):シャコンヌ(パルティータ第2番ニ短調BWV1004より)

アンコール
プーランク(下野竜也編曲):平和のためにお祈りください

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全体を通して、心に沁みる音楽が奏でられたコンサートでした。

ペンデレツキ、和音の響きがせつなく独特。幕開けにふさわしいと感じました。
アルゲリッチに献呈された《Akiko’s Piano》、コロナ禍により来日できなくなったアルゲリッチに代わり、急遽ピアニストが萩原麻未さんになったとのことですが、ほんと、少女のつぶやきが聞こえてくるようでした。
最後のカデンツは、舞台中央のグランドピアノから、右端に置かれたアップライト・ピアノ……被爆ピアノへと移動しての演奏。
Web配信では、みごとな響きで届きましたが、会場でもそうだったのでしょうか。
そうそう、グランドピアノでの譜めくり担当が麻実さんの夫君、ヴァイオリニストの成田達輝くんだったのにはびっくり。
(黒づくめ、黒マスク姿で、途中まで全く気づきませんでした)

休憩後の曲では、
へっ?これ、本当にベートーヴェン?と思ってしまった私です。しみじみ流麗。
マーラーは圧巻でした。ぐぐっと集中度がアップして、独特の世界に。
シャコンヌは度々耳にしますが、斎藤秀雄編というのは初めてかも。弦楽器の音が重なったときの美しさを堪能しました。

下野さん、自分は後ろに下がって……といった謙虚なご様子でしたが、
アンコール曲の編曲もなさって、そのご尽力、素晴らしいと思いました。

こんなコンサートを無料配信してくださって、ただ、ただ、感謝。
晩御飯を給仕しつつ、無理やり家族も巻き込んで鑑賞した私でした。

2020-08-06 (6)

ヴァーチャル・ヴァルビエ・フェスティヴァルの最終日は、
ユジャ・ワンでした。
MediciTVのほうには、インタビューがまとまっています。


YouTubeは、ヴァルビエ音楽祭での過去の演奏もアップされています。
わたくし現在、本業の方が多忙を極めているため、
ちょこちょこと、つまみ食い的に聴いているだけですが(なにしろ全体で4時間超)、
テクニックと疾走感、これはもう、ユジャならではですね。




彼女、このフェスティバルには2008年(当時21歳)に初参加して以来、
毎年のように参加しているのですね。
その見事なテクニックと音楽性が、多くの人に愛されていて、
音楽祭全体が、彼女を慈しんでいるように感じました。

初参加の折は、ミッシャ・マイスキー、アルゲリッチ、キーシンと
子どもの頃から雲の上の人だと思っていた人々が、生身の人間として同じ空間にいることに驚愕した、というような話をしていました。
VTRを見ても、当時の彼女、まだあどけなさの残るかわいらしさです。
その中でも、彼女にとっての特別な存在は、キーシンだったのだとか。

MARTIN T:SON ENGSTROEMという方(調べたら、歌手のBarbara Hendricks の夫君!)と
スイスとニューヨークをつないでの最新インタビューがこの配信の目玉のようですが、
なんというか、舞台に立ちたい強い思いとか、切迫感とは無縁の境地にいるようでした。
  • 「何か新しいレパートリーができた?」と何度か尋ねても、答えをはぐらかしている感じ。(他の話題に移ってから、あ、そういえば、という感じで、ファニー・メンデルスゾーン、シチェドリン、といった名前を出してきましたが)
  • Lots of sleeping、reading,  and movie ……サバティカルをとっている、リラックスしている、といった表現をよく使っていました。
  • 最後のステージはカーネギー・ホールで、次は9月のドイツ公演がある。ただ、大人数のオーケストラが必要なリストやブラームスはできないのではないか、モーツァルトやベートーヴェンになるのかも、とのこと。ルールがくるくる変わるから、わからないねえ、と。
2008年に21歳ということは、今年32歳?
この間、疾走を続けてきて、いま、休めてありがたい、といったところなのかも。
例の如く、けらけらと声をあげて笑いながらのインタビューでしたが、どことなく落ち着きがないというか、迷いのようなものが感じられたりも。

インタビュアーのマルティン氏、60歳の誕生日に、赤ちゃん32人(だったかな?人数の記憶曖昧)の写真をプレゼントされたそうで、その意味はというと、
「ヴァルビエ音楽祭で知り合って、結婚した音楽家たちの赤ちゃん」
だったとか。
夏のアルプスで知り合ってゴールインする若者音楽家たち。すばらしや。

【演奏】
藤田真央(ピアノ)

【詳細】
会場:王子ホール(東京、日本)

【プログラム】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第12番 ヘ長調 K.332
フレデリック・ショパン:ワルツ 第3番 イ短調 Op.34-2
フレデリック・ショパン:ノクターン 第18番 ホ長調 Op.62-2
フレデリック・ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
フランツ・リスト:ウィーンの夜会(シューベルトによるワルツ・カプリース第6番) S.427-6



上の mdici.tiv.サイトは、ログインのために登録が必要。
でも、登録すれば無料で全編見られます。
mediti.tv Japanのサイトからは、登録なしで視聴可能。

Live 配信は昨日の午前2時だったのですが、昨日は朝から晩まで仕事漬けの日で、
やっと今、視聴できました。
アーカイブを残してもらえたことに、感謝感激。

初めの26分間は、今までのヴァルビエ音楽祭で頭角を現した若手演奏家たちへのインタビュー記録。
そして、第2部が、真央くんのリサイタルです。
今回の配信のために、つい数日前に日本の王子ホールで収録した、とのこと。
2017年に真央君が優勝したクララ・ハスキルコンクールの会場が、ヴァルビエからほど近いのだとか。
真央くん、2年前にはこのアカデミー生として参加していて、今年は当初から出演予定だったそうです。

今の若手といえば、MAOだ、
今日から、あなたはMAO FUJITAという名前を忘れられなくなるだろう、
みたいなことを、MCの方が確信に満ちた顔で言っていました。
おおお、すごいなあ。でも、私もそう思います。

2020-08-01 (1)

冒頭から、画面右側には真央くんの演奏プログラムが出てくる、という構成。
タイトルは
「A day with the Verbier Generation: Festival discoveries I: Brand-new moments at the Virtual Verbier Festival」
となっていますが、実質は、真央くんのリサイタルです。

いやもう、クリスタルな水のしぶきのような音楽。
なんだろう、この「グッとくる」感は。
モーツァルトも、ショパンも、シューベルト=リストも、一聴をおすすめいたします。
ほんと、absolutely wonderful.

ピアノ:吉見友貴
2020年7月23日(木)  浜離宮朝日ホール リサイタル映像収録

ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ WoO.57 ヘ長調
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第21番「ワルトシュタイン」 Op.53 ハ長調
ラフマニノフ :前奏曲集(プレリュード) 第6番 Op.23-6 変ホ長調
スクリャービン:ワルツ Op.38 変イ長調
スクリャービン:8つのエチュード(練習曲)第5番 Op.42-5 嬰ハ短調
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番 Op.36 変ロ短調 

特典映像
ショパン:マズルカ Op.56-3
ドビュッシー:レントより遅く
ドビュッシー:スティッリー風タランテッラ
ゼキーニャ(マルカンドレ・アムラン編曲):Tico Tico No Fuba
2020-07-31 (1)
本編では後半の曲目が、
特典映像では最後の曲が印象的でした。

彼に着目したのは、日本音楽コンクールに優勝したときのプロコフィエフのコンチェルト。
リズム感のあるもの、ロマンあるものがあっているように思いました。

1年前に生演奏を聴いたときは、ちょっと心配になったりもしたのですが、
今回の演奏では、彼の音楽性の豊かさを感じることができて、ほっとしました。

この4月以来、出勤することは全くなくなり、ひたすらPC画面に向かっております。
この件、あーだ、こーだと思わず愚痴記事を載せたりもしてきました(機材編)。
一番のネックは
「デスクトップPCのWebカメラが壊れている!」
ということで、
仕方なく、小さな画面のノートPCですべての配信関係の仕事をこなしてきたわけです。
Webカメラ、市場から消え失せてまして。。。

で、最近になって、やっと市場にWebカメラが出回ってきたことに気づき、
やっと本日、手元の届きました。
いそいそと、セッティング(……って、USBケーブルでつなぐだけ)。

が、なんと!
今まで同様、「このカメラは使えません。他のカメラを指定してください」
というエラーメッセージが!
ええっ??
買ったばかりのブランニュー・カメラでございますよ!

さすがにおかしいと思って、あれこれ検索かけまくった結果、判明したのは
「Windows10が、カメラをブロックしていた!」
ということでした。
で、結局は、ブロックを外すことでWebカメラは使えるようになったのですけれども、
もしかすると、というか、おそらく、
私が「壊れた!」と思い込んでいた古いWebカメラも、使えるに相違ありません。

_| ̄|○

がっくり。
エラーメッセージ、もっと工夫してほしい。
「このカメラは使えません」
じゃなくて、
「カメラの設定を確認してください。ブロックはかかっていませんか?」
とか!

また、意味のない散財をしてしまいました。落ち込む小心者です。

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