2018年4月27日~5月4日のドイツ旅行記、まだ続きます。

5月3日ワイマール。
美術大学を見せてもらった後、まだ予定は残っていたのでした。
夜7時半からのミュージカル鑑賞です。とりあえず、急いで足を進めます。
その途中、いかにも芸術大学の町らしいオブジェを発見。
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巨大な椅子です。その奥の建物も大学のようです。
ドイツの大学って、「門があって、ここからここまでがキャンパス」といった形式ではなく、町全体に建物(校舎、研究室など)が散らばっているという趣なのでした。

さて、観劇の場所はNationalTheater、国民劇場。
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劇場の前には、ゲーテとシラーの像が。1857年の作だそうです。手をとりあってます。
町を歩く人は若い人が多くて、日本とは雰囲気が違いました。
劇場の中は、こんな感じ。
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友人M曰く
「ふん。田舎の劇場よね~。でもまあ、こういうのも素朴でいいでしょ。」
まあ、あちこちのオペラハウスに行っている彼女から見ると、確かに。。。
やおら、観客のファッション・チェックを始めた彼女、
「舞台鑑賞にふさわしい靴をはいている男性、一人もいないわねえ。」
なるほど。
ちゃんと磨かれた黒い靴、が男性の身だしなみだそうです。勉強になります。

ミュージカルの演目は、マイ・フェア・レディ。
「原作が英語だから、たぶん舞台でも英語。で、ドイツ語字幕だと思う」
と言っていたMですが、
幕が開くと、ドイツ語のせりふ、字幕なし、でした。わお!
これでは、私にはほとんどわかりませぬ~。
でも、音楽はわかりますし、ストーリーはまあ知っているので、予想以上に楽しめました。
前から3列目の中央、という特等席をゲットしてくれてましたし。

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驚いたのは、ステージ上に立つ人の数の多さです。
フル・オーケストラが舞台奥に鎮座してましたし、登場人物30人以上いたのではないかと。
当初、
「田舎の劇場だし、面白くなかったら、途中で帰ろう~」
と言っていたMでしたが、彼女はおおいに楽しんだようで(ドイツ語のジョーク等がかなり入っていたらしく、会場は度々大笑いの渦となっていました。そのあたりは理解できずに残念…)、ちゃんと終演、カーテンコールまで鑑賞。
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終演22時半。ライプツィヒ到着は24時過ぎとなりました。
夜の運転までこなしてくれたMに、ひたすら感謝、感謝、感謝。