ショパン・インスティトゥートによる配信、
今回は、ケイト・リウ。



会場は Royal Castle Concert Hall。
いつものホールではありません。
素敵な雰囲気です。

日本時間・19日午前2時半から配信されたものを、
2時間ほど遅れて、アーカイブで少し聴きました。

<プログラム>

Georg Friedrich Händel
Suite in E major, HWV 430
Fryderyk Chopin
Mazurka in A minor Op. 59 No. 1
Mazurka in A flat major Op. 59 No. 2
Mazurka in F sharp minor Op. 59 No. 3
Robert Schumann
Arabesque in C major, Op. 18
Fantasie in C major, Op. 17

(アンコール)
 Franz Schubert: Hungarian Melody in B Minor, D. 817 (1824)

2020-10-19

華奢な身体で、まるで天から降って来るお告げに従って奏でるかのように弾くスタイル、
5年前から変わっていませんでした。
目は天空を見つめているか、つむっているか、、、
非常に速いパッセージでは、多少視線が手元に行きますが、さすがの指さばき。
一曲目のヘンデルから、彼女の世界に引き込まれます。

マズルカ、世界の作り方がお見事。
冒頭の一音から、まさに会場の空気を変えてしまう音楽づくりです。

まだ最後まで聴いていませんが、
続きはいつ聴けることやら、、、ですので、とりあえずアップしてしまいます。
いずれ更新します。

(追記 10/22)
聴きました。
やはり、ショパンのマズルカが秀逸でした。見事なる完成度!

シューマンも、ケイト・リウの色に染め上げられていましたが、
ちょっと危うくなる場面もちらほら。
でも、彼女ならではの世界を構築してしまうところに脱帽です。
あのテンポの揺らし加減は、あのふり幅で、かつ説得力があるって、他の人には真似できないのでは。。。