2020年8月24日放映 クラシック倶楽部
フォルテピアノ:クリスティアン・ベザイデンホウト
<プログラム>
モーツァルト作曲
たまたま録画してあった番組を、仕事のBGM代わりにつけてみたのですが、
引き込まれて仕事そっちのけ、がっつり鑑賞してしまいました。
「平均律ではなく、古典調律でチューニングされた楽器」
という音色に耳が惹かれたのかもしれません。(私の耳は鈍くて、詳しいことは不明です💦)
インタビュー、秀逸なるモーツァルト観に納得です。
歌舞伎について詳しくて、びっくり♪
歌舞伎といえば、先日のPTNAピアノ・コンペティションの特級で第2位となった森本くんの演奏を歌舞伎に例えた講評も見ましたが、歌舞伎一つにもいろいろな捉え方があるんだなあ、と印象的でした。
いろんな出会いに感謝。
フォルテピアノ:クリスティアン・ベザイデンホウト
<プログラム>
モーツァルト作曲
- ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.332
- ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K.281から 第2楽章、第3楽章
- ピアノ・ソナタ ハ短調 K.437
たまたま録画してあった番組を、仕事のBGM代わりにつけてみたのですが、
引き込まれて仕事そっちのけ、がっつり鑑賞してしまいました。
「平均律ではなく、古典調律でチューニングされた楽器」
という音色に耳が惹かれたのかもしれません。(私の耳は鈍くて、詳しいことは不明です💦)
インタビュー、秀逸なるモーツァルト観に納得です。
- モーツァルトの音楽は、深く考えずに聴くと、エレガントで当たり障りのない音楽に聞こえるかもしれません。インターコンチネンタルホテルのエレベーターで聴くようなね。それはとても退屈です。
- 18世紀の音楽は表面上はとても優雅ですが、その奥底には強烈にうごめくエネルギーに満ちた小宇宙が存在していると感じます。全身でそれを感じて演奏しなくてはいけないのです。
- わたしはこの楽器を通してやっと本当のモーツァルトに出会えたと感じました。
- 彼の音楽と人間性は、信じられないほど賢く文学的で、洗練されたユーモアにあふれています
- 今日のようなピアノ・ソナタだけのプログラムは一見退屈そうに見えるでしょう。しかし、モーツァルトは動きに非常に鋭くて、曲はそれぞれが全く違う劇場のような世界なのです。
- 私はモーツァルトの音楽に歌舞伎の世界を感じています。歌舞伎はひとつの「見得」に信じられないほどの力強さが感じられます。観客はそんな「見得」に込められた役者の熟練の技に魅了されるのです。
- モーツァルトの音楽も、ひとつの小さな動作に劇的な力が込められています。それを意識して聴くと、彼の音楽は本当に力強く、心が震えるのです。
歌舞伎といえば、先日のPTNAピアノ・コンペティションの特級で第2位となった森本くんの演奏を歌舞伎に例えた講評も見ましたが、歌舞伎一つにもいろいろな捉え方があるんだなあ、と印象的でした。
いろんな出会いに感謝。