【観客のいない音楽会】
ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団
モーツァルト・マチネ 第40回 Live from Muza!

指揮=原田慶太楼 
ピアノ=金子三勇士 
フルート:八木瑛子(首席フルート奏者)
ヴァイオリン:水谷晃(コンサートマスター)
ヴィオラ:武生直子(首席ヴィオラ奏者)
チェロ:伊藤文嗣(首席チェロ奏者)
管弦楽=東京交響楽団

2020/03/14(土) 11:00開始(1時間47分)

<プログラム>

モーツァルト:フルート四重奏 第3番 ハ長調 K.285b
モーツァルト:交響曲 第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415 (387b)

ピアノソロのアンコール
モーツァルト:ピアノソナタ 第5番 ト長調 第2楽章

オーケストラのアンコール
中村 八大:上を向いて歩こう

2020-03-14

今日は生放送は聴けなくて、
夕方になってから、「タイムシフト公開」というので聴きました。

室内楽の四重奏、
うちのしょぼ~いPCスピーカーでも響きがクリアに聴こえてびっくり。

マエストロの解説
2020-03-14 (1)

「1782年モーツァルト・セレブレーションのコンサート」
というコンセプトで、今日のプログラムを決めた経緯
  1. まだ共演していないソリストとして金子三勇士氏を指名。彼が未だ演奏していないモツコンとして13番が決定。
  2. 同年の作曲で同時に発表された「ハフナー」に白羽の矢。出だしのリズムも同じ2曲。
  3. 時間的にもう1曲となり、同年発表のフルート四重奏曲に決定。
こんな解説を、だれもいない会場に向かって話してくださるマエストロ、素敵です。

演奏中に流れてくるコメントを見ると、
クラシックのコンサートになじみのない方々も大勢いらして、
これを機に、いろいろと興味を持たれた模様。嬉しい事態です!

「トッポみたいなあの楽器は何だ?」……ファゴットです。
「マチネって何?」……昼の公演です。
クラシックのコンサートって
「何を着ていけばいい?」……普通の格好でOKです。バサバサ音のする服はNG。
「何時間もかかるの?」……2時間程度が一般的です。
「いくらぐらいするの?」……このコンサートは3500円。学生なら1000円です。
「えっ?結構安いんだ~」

といったやりとりが。

さて、いよいよ金子三勇士さん登場。
彼のモーツァルトって初めて聴きましたが、
しょっちゅう弾かれてるリストより、私はこちらのほうが彼に合っている気がします。。。
キラキラした明るいモーツァルト、わくわくしながら聴きました。

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そうそう、ピアノのときはニコ動のコメントがうるさく感じて、
コメントを消して聴きました。
画面右下の吹き出しを「×」にするだけでいいんですね。
コメントに教えていただきました~。

オーケストラの中で話題になったのが、
ティンパニの女性奏者と、トロンボーンの古楽器。
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そして、アンコール。
まず、ピアノソロ。
指揮の原田慶太楼さんと、ピアノの金子三勇士さんのインタビュー。
今日のカデンツァは、モーツァルトの譜面に金子さんがアレンジを加えたものだとか。

そして、オケ。
中村八大さん、川崎市出身とのこと。
このcovid-19に翻弄される時期、この川崎で、の選曲だったのですね。
画面のコメントでは感動、涙、等の文字が行きかいました。

すてきな時間をありがとうございました。


このコンサートは、こちらで視聴できます。
期間限定なのかな?