休日出勤を終えて帰宅後、
YouTubeで、令和の天皇即位祝賀式典を少し見ました。

「奉祝曲」
っていう単語に、響きに、びっくりしました。たてまつる、んですね。
お祝い、という気持ちと、たてまつる、という感覚のコンビネーションって。。。

作曲&指揮:菅野よう子
ピアノ:辻井伸行
歌:嵐

というコンビネーションにも、微妙な違和感。
演奏前の深々と、深々としたお辞儀にも、
演奏後の直立不動にも。

音楽が流れている間の微妙な違和感は、
共感とか、場の共有という一体感が感じにくかったからかも。
個人的には、歌詞にも感動はできなかったし。。。
(「君が笑えば世界が輝く」とか、なんかストレートすぎてスローガンみたいな……もっとも歌詞すべてをきちんと聞き取ったわけではないので、理解が浅いだけかもしれません)

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曲のタイトルは「組曲 Ray of Water」。
なるほど、天皇陛下のご専門は確かお水関係。

皇后さまが涙を流しておられるのを見て、またびっくり。
でも、たてまつる先のお二人が感動なさったなら、この曲の使命は果たしたといってよいのでしょう。
……と、自分を納得させようとしていたんですが……

「万歳三唱」
を強いる大声のしつこい連呼に、ワタクシ、完全に白けてしまい、
躊躇なく、ブチっと画面を閉じました。


なんか、音楽の使い方……
音楽に対する意識というか、姿勢というか、に「?」を覚える式典でした。
かつては、
「天皇に音楽を奉る」という姿勢が、日本人の生活に、感性に、マッチしていたのでしょうが。
笙とか篳篥とか、和楽器による演奏だったら、しっくりくるのでしょうか。
ううむ。
そんなんじゃあ、現代の国民の胸には何も響かない?

時代の変遷、ここに露呈せり!
ともいえるのかなあ。。。
あ、そういえば、
YouTubeの画面の右側に流れるチャットが、目にもとまらぬスピードで飛んでいくのにもびっくりしました。
あの速度じゃ、とっても読めない。。。💦