カワイサロンコンサート in 表参道 No.706
~日本を代表するアーティストとヤング・アーティストたちの熱いコラボレーション。公開リハーサルからコンサートまで~

2019年11月1日(金)19時開演 21時終演
   (公開リハーサル 15:00-17:20)
Pianist 田崎 悦子 
Guest Artist:Violin 藤原浜雄
Young Artist:Violin 土岐祐奈 Viola 田原綾子   Cello 矢部優典 Piano 藤川天耀

<プログラム>
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲「仕立て屋カカドゥ」の主題による変奏曲とロンドOp.121a

バルトーク:
ヴァイオリンソナタ 第2番 Sz.76
第1楽章 Molto moderato
第2楽章 Allegretto

~休憩~

ドヴォルザーク:
ピアノ五重奏 イ長調 Op.81
第1楽章 Allegro ma non tanto
第2楽章 Dumka : Andante non moto
第3楽章 Scherzo (Furiant) : Molto vivace
第4楽章 Finale : Allegro

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お仕事がお休みになったので、友人と二人で行ってきました。
リハーサル、本番と2回聴いて、おなかいっぱい、満足至極。

リハ中の田崎先生のコメントとして
「演奏者自身が ”おもしろい~♪” って感じて、それをちゃんと出さなくちゃ!」
というのが印象に残りました。

ベートーヴェンにもユーモアが感じられました。

2曲目のバルトークは、1960年代、ニューヨークでブームになっていたそうです。
1945年にニューヨークで没した彼を悼み、慕うという雰囲気が当地にあったとのこと。
アメリカのクラシック音楽界は、
ロシア革命から、また、ヒトラーから逃げ出した音楽家たちの力による部分が大きく、
彼らが活躍していた1960年代のアメリカに留学された田崎氏、藤原氏はまさにその恩恵を受けた、といったお話も興味深かったです。

ドヴォルザーク、もともと「濃い」曲想ですが、今晩はまさに熱気あふれる演奏でした。


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リハと本番の間には、友人と二人で軽くディナー。
良い一日でした。