ポーランドの公園でくつろぐカイが、鳥に急かされる場面からスタート。
今回は、
  • レフ・シマノフスキ
  • 一ノ瀬海
この二人の演奏が、たっぷり聴けました。
一番の印象は、
「カイの演奏は、ただものではない」
ということ。
流れるナレーションをそのまま具現する演奏をしていました。
その自在なコントロール、世界観の表現力に脱帽しました。
素晴らしいピアニストが担当しているに違いありません。
これからも、カイの演奏がたっぷり聴けますように!


もちろん、シマノフスキの演奏(前回のショパコン入賞のシモン・ネ―リング担当)にも引き込まれました。彼は私のお気に入りでもあります♪

著名なピアニストの孫レフ・シマノフスキの演奏。

「これこそが、我々の待ち望んでいたショパン!」
「なんて美しいピアノ」
「1次よりさらにいい」
「これがポーランドのショパン」

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レフの心の声
「エミリア、君の分まで弾く!」
「これが終われば僕の罪は許される」
彼の1歳上の姉、エミリア・シマノフスカの悲劇。
レフはどう関係しているのでしょうか。
今後への鍵となる予感がします。

審査員の談笑
「アダムスキを落としたことを悔やむところだったが、これで大丈夫」
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ポーランドの心を表現したピアノに会場は引き込まれます。




そんなシマノフスキの余韻が残るなか
シマノフスキの優勝が決まったとでもいう会場の雰囲気の中で
カイが登場
すさまじい歓声
「シマノフスキに匹敵する音楽をしなくては、会場は納得しない」


「一ノ瀬のピアノはその導入だけで会場の色を変えた!」
「そうそう。マズルカはそれでいいんだよ」
「颯爽としたマズルカ。まるで子供が春に外へ飛び出すような」
「自然な音楽。あたたかくて、なつかしくて」
「一面を黄色に染め上げる、あの我々の菜の花」
「留学もしていない一ノ瀬になぜこんなマズルカが弾けるんだ」
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「カイは昔から大地から生まれたような曲を弾かせると第一級だった」阿字野
「一ノ瀬は、誰の後に弾こうが、奴は奴のピアノを弾くだけ」修平の父

「マズルカは素晴らしかった。認めよう。しかしここまで聴衆の心をつかんでしまったら、次のポロネーズが大変だぞ」
予想に反して、抑えて入る英雄ポロネーズ

「行こう、森へ!」
1回目より2回目を勇壮に
主題を自在に弾き分けて、曲の世界を作り上げるカイ

「こいつ、本物だ!」


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すてきな曲目たち。
またゆっくり聴きたいと思いました。


原作を読んでいない私に生まれた新たな疑問。
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この男性(初登場?あ、もしかしてカイの少年期に登場済み??)だれ?
これからどう絡む?
そして、先週ほのめかされた、カイの指の負傷は?