PIOピアノ雑記帳

ピアノ、音楽関連の話題を主とした雑記帳blogです。

合わせの3回目。
1回目は1月9日。
2回目は2月12日(初回レッスン後)。

<曲目>
J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056 
編曲 Edwin Fischer
Edition Wilhelm Hansen, Copenhagen

今回は、お初の合わせとして、第3楽章をば。
ページ数も多いし、音符も多いし、大変であろうと予想はしていましたが、
予想のはるか上を行く、あわわわ…状態でした。
声部が多くて、自分の音ですら全部は聞けてない?って状態で臨んだので、
当然といえば、当然。
手が4本になってしまうと、もう、音が追えない。。。
自分の音も聞こえない。。。

片手ずつ合わせ
の練習で、やっといろいろ腑に落ちました。

しかし、バッハ、おそるべし。
ミスタッチの音が目立つこと、目立つこと!
うっひゃ~!って感じ。

練習します。

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滅多に買わない雑誌を買ってみました。
はい。特集タイトルに惹かれて。
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表紙にもなっているアンドラーシュ・シフ様インタビュー記事、
タイトルは
「ベートーヴェンより出でて、ベートーヴェンに至らんことを」
サブタイトルは
「現代のピアニストは、ベートーヴェンが使っていた当時のピアノの音が、頭に入っていなければなりません。」
でも、昨年秋、オペラシティでのカペラ・アンドレア・バルカを率いたコンサートではフォルテピアノではなく、モダン・ピアノのベーゼンドルファーを使用。そのわけは、
実は、東京オペラシティのベーゼンドルファーを選定したのは私で、ウィーンのベーゼンドルファー社でその楽器を探したのです。ウィーン的な響きだし、今回演奏する曲はすべてウィーンで作曲された作品ですから。
記念年、記念日といったものが苦手で、ピアノ・ソナタ全曲演奏会についても27回もやっているから、ベートーヴェン記念年に特別なことをやる予定なし、とのこと。

3月のリサイタルについても予告されていましたが、
今回のCovid-19に関わらず、予定通り来日が実現しますように!

さて、特集。
まず、上下2段に分けて3頁を割いて紹介しているのが、昨年11月のロン=ティボー第1位、第2位のお二人へのインタビュー。
★第1位 三浦謙司
★第2位 務川慧悟
このコンクール、ファイナルしかネット配信がなかったのですが、務川君はセミ・ファイナルについて雄弁に語っていました。

三浦君、Twitterで素晴らしい人生観を披露しているのですが(質問箱への回答が秀逸)、
プロフィールによると、
13歳で英国政府主宰の奨学金を獲得して単独渡英。2011年に王立音楽アカデミー、ベルリン芸術大学、カーティス音楽院の受験に全て合格し、ベルリン芸術大に入学するも、中退。その後、ハンス・アイスラー音楽大学に入学し直し…
とのこと。あまりの独立独歩ぶりに驚嘆し、人生観を生み出す人間性に納得しました。

さて、その後は「声から紐解くピアニストたちの音と物語」として23人が登場。
名前だけを列挙しておきます。(取材:伊熊よし子)
  1. 反田恭平
  2. 阪田知樹
  3. 小林愛実
  4. 松田華音
  5. 尾崎未空
  6. アレクサンダー・ガジェヴ
  7. ジャン・チャクムル
  8. 藤田真央
  9. ニュウニュウ
  10. ダニエル・シュー
  11. エリック・ルー
  12. ダニール・トリフォノフ
  13. キット・アームストロング
  14. ダナエ・デルケン
  15. ルーカス・ゲニューシャス
  16. レミ・ジュニエ
  17. 高木竜馬
  18. 鐵百合奈
  19. 山中惇史
  20. ソヌ・イェゴン
  21. アレクサンダー・クリッヒェル
  22. 奥井紫麻
  23. 太田糸音
その他として、(取材:高坂はる香)
  • チョ・ソンジン
  • アレクサンドル・カントロフ
  • リュカ・ドゥバルグ
  • ドミトリー・シシキン
  • アルセーニ・タラセヴィチ=ニコラーエフ
  • ベアトリーチェ・ラナ
  • 牛田智大
  • 北村朋幹
  • ルーカス&アルトゥール・ユッセン
  • ヤン・リシエツキ
さらに「ネクストブレイク・ピアニスト」として(取材:高坂はる香)
  • アレクサンダー・マロフェーエフ
  • イ・ヒョク
  • 八木大輔
  • 古海行子
  • マリー=アンジュ・グッチ
詳細略。
世にはきらめく才能、こんなにいるんですねえ。

J-WAVE
村治佳織 RINREI Classy Living (土曜20:00~20:54)
2020年2月22日(土)放送
ゲスト:藤田真央
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いやはや、弾丸トークにびっくりしました。
村治さん自らが
「真央さん、お話面白い!ラジオ持たれたらどうですか?一人語りをぜひ!」
と発言されてたほど。
私もそう思います!ぜひ!
再放送はこちらから。

面白かったポイントは次のような点かな。

・今、チャイコンの後に決まった演奏会が多すぎて、海外含めての移動も多くて大変だけれども、いろいろな場所でいろいろなピアノに出会えることがとても楽しい。ピアノの音を瞬時に感じて、それに対応して音を引き出す楽しさがわかるようになった。

・今年のショパコンには出ない。気づいたら〆切が過ぎてた。

・チャイコン・ファイナルについては邪念だらけだった。1曲目のあとすぐ2曲目の協奏曲を始めるときは、げっ!ここでまた集中し直しか!って思った。チャイコ1番の後のラフマ3番第1楽章は「早く終わんないかな」っていう気分だった。清水和音さんとか、横山幸雄さんとか、1日に複数の協奏曲を普通に演奏されてるし、大丈夫だと思っていたのは甘かった。

・優勝したカントロフはチャイコ2番の50分、ブラームス2番も50分もの大曲2曲、ちゃんと彼なりの演奏ができていて凄かった。(「彼なり」って言葉を使っていたことに「ほおっ」って思いました)

・クラシックの音楽はオペラも含めてたくさん聞く。そのぶん、ポップスとかは全然知らなくて、小学生のとき「嵐」って自然現象stormのこととしか思えず、クラスの話題についていけなかった。

・父親の仕事の関係で転校が多かったけれど、ピアノが弾けたことで伴奏を頼まれたので、それで友達ができた。

・今、はまっている作曲家はバッハ。あの構築力はすごい。鍵盤楽器の限界を超えた世界を見つめている。いろいろ回って、バッハに帰ってきたっていうか。。。(この後、あ、ラジオ収録的には「モーツァルト」って答える予定だったんでしたっけ?って話に。以前は、ワーグナー、ラヴェルにも惹かれてていたとのこと。)

・この秋からはベルリンに留学する予定。3~4年、できれば一生行っていたい。

・2019年「多忙ピアニストランキング」世界第8位のキリル・ゲルシュタインに師事する予定(入試はこれから)。ゲルシュタインはルービンシュタイン国際ピアノコンクールで優勝して、ジャズも学んだピアニスト。楽譜に忠実でありながら発想が自由というところに惹かれている。

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ベルリンで、ますます飛躍することでしょうねえ。
そうすると、秋以降は、日本での演奏が聴きにくくなるのかな?
ゴールデンウイークの日本でのら・ふぉる・じゅるねにも出演とのことですが(チェロのクニャーゼフがいつステージに現れるか要チェック!)、チケット取りは壮絶だろうなあ。。。

3年目となった味噌づくり、本日、仕込みました。
またまたお手伝いいただいた友人に感謝!
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大きい瓶に入っている右側のが、本日仕込んだもの。
左手の小さいタッパー入りのは、去年仕込んで、ただ今食べている最中のもの。
1年間で、ここまで変化しますよ〜。

本日、友人宅まで、煮豆を鍋に入れた状態で運んだところ、
自転車の上下動の影響を受けて、煮汁がかなりこぼれてしまいました。
去年まで、どうやって運んでいたのか忘却の彼方〜。情けなや。

来年は気をつけよう! 
 
 

月曜日に山盛りもらってきた薬も、喉対策については飲み終えました。
実はその後、喉の痛みはなかなか引かなくて、ついにガラガラ声に。
微熱あり?的な状態が続いていました。

昨日は、何年ぶりかでお仕事もお休みいたしました。
声が出ないのでは、もし出勤しても実質「開店休業」状態になるのと、
「体調が悪い人は仕事を休め」と連呼されているCovid-19対策状況を鑑みて。

さすがに一日ゆっくりすると、ずいぶん良くなります。
劇的回復の一日となり、
今日は無事に出勤できました。

ここでぶり返すとマズイので(来週は予定が詰まっている)、
念のため、帰宅途中で内科に寄ってきましたが、
医院はとってもすいていました。
皆さま「不急不要の外出を控えて」いらっしゃる?
Covid-19対策が功を奏して、インフルエンザも風邪も流行っていない??
そんななか、思い切り風邪をひいちゃった私は、反省しなくてはいけませんね。

さて、今日の勤務校では本年度最後の出勤日。
無事に終えられたことを祝し、同僚とちょい贅沢ランチ。
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来年度に向けて、また頑張ります。

前回の記事で話題にしたNHKのテキスト、
私、持っていました!
ネットでそのテキスト画像を見て「覚えあり!」と、本棚を捜索した末に発見。
平成5年(1993年)1月1日発行、980円。

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でも、この時期、私は身辺慌ただしかったはずで、
放映そのものは、あまり見てなかったかも。。。
で、この目次に、今の私がレッスン中のマズルカを発見。びっくり!



YouTubeで検索かけて、そのレッスン動画も発見しました。

「民族舞踊なんだから、sotto voce であっても、明瞭に」

なるほど。
問いかける、答える、という解釈は我が師匠と同じ。
でも、終わり方の解釈は違うみたい。
これからちゃんと見て、ちゃんと自分の頭で考えようと思います。

流れてきた情報で、こんな動画を見ました。
で、感動しちゃいました。

NHK趣味百科ショパンを弾く レッスン篇Vol.6
曲目:スケルツォ第2番 Op.31 変ロ短調
講師:シプリアン・カツァリス
生徒:五月女 慧

カツァリス氏による曲の解釈に、痺れました。
決して彼自身の独断による解釈ではないという根拠の提示にも。

シューマン曰く
「大胆さ、優しさ、愛、そしてつれなさにあふれている」
「バイロンの詩にたとえられる」
ショパン自身曰く、
「冒頭部分が曲全体の鍵である」
「最初の三連符は”問いかけ”であり、”死の館”のように響くべきだ」

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ショパンが「死の館」と言っているのだから、
肉体が死んで、精神が残っている。
その精神が、「私はここで何をしているのだろう」と問いかける。

すると、目もくらむような答えが返ってくる。
”死者の国”の前にいる衛兵が、トランペットを吹き鳴らすように朗々と。
「お前は死者の国にいるのだ!」

そして、2回目の問いかけ。
死者「私はここから出られるだろうか?」
答え「NO! NO! NO!」


こんな始まりです。その後も、


空に、筆でさっと描くように、
とか
上へ、上へ、高いところの雲へと飛び移っていく
とか
イマジネーションに溢れる言葉が次から次への繰り出されていきます。
(上の言葉は曖昧な記憶によるもの。間違っていたらゴメンナサイ)

その実際については、ぜひ動画をご覧いただきたく。

それにしても、これ、いつの放映だったのでしょう?
と思ってググってみたら、
1993年の1~3月の放映だった模様。

私の手元には「スーパーピアノレッスン ショパン」というテキストがあるのですが、これは2005年8月~11月で、講師はジャン・マルク・ルイサダ。
それより10年以上も前の放映だったんですね。

実は、土曜日から喉がイガイガし始めて、
日曜の夜には、「痛い、痛い!」と泣きたくなるほどに。
意を決して昨晩は早々に就寝したところ、幸い、今朝にはかなり楽になってました。
コロナウイルスだったら、どうしよう〜
と、頭をよぎったりもしたのですが
  •  熱は出ない
  • だるさもない
  • 息苦しさもない
ということで、まず違うだろうと判断。
本日は、マスク装着のうえ、いつもどおり出勤いたしました。

が、昼頃から、くしゃみ連発🤧
鼻水ずるずるにもなってきたこともあり、
帰宅途中に耳鼻科を受診。
すると、

「あー。今年は早いですからね。バッチリ来てますよ 、花粉症❗️」

との診断。
喉の方は、それとは別な症状で、真っ赤っか!
とのことで、抗生剤やら痛み止めやらも処方されました。
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ううう。薬の山。


授業では、新聞記事をということで、
コロナウイルス関連の今日の記事を扱ったのですが、
導入として、
「ウイルス対策として一番大切なことは何だと思う?」と問いかけたら、
全員が口をそろえて
「マスク!」
えええっ??
それは違う。一番大切なのは手洗い!……と、記事で確認!
この記事の中の

「不要不急の外出を控える」

の意味をすぐに理解できた留学生、皆無。
(昨年4月から日本語を学習し始めた学生たち)

「できるだけ出かけないで、家にいましょう」

なら、100%の学生が理解できました。
こういう「やさしい日本語」、必要ですねえ。


期せずして、「健康テーマ」に終始した一日でした。
今日も早目に休むことにします。おやすみなさい。

尾高忠明インタビュー by 京大オケ

2ヶ月以上前の記事ですが、
Twitterで流れてきて、印象が強かったのでご紹介。

京都大学交響楽団、
2020年1月8日(水)にザ・シンフォニーホール、
2020年1月10日(金)に京都コンサートホール 大ホールで、
第206回定期演奏会を開催しているのだそうです。

プログラムは
  • 芥川也寸志 : 交響管弦楽のための音楽
  • A. ボロディン : オペラ『イーゴリ公』より「だったん人の踊り」
  • P. I. チャイコフスキー : 交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」
で、客演指揮が、尾高忠明氏。すごいなあ。
それで実現したインタビューとのこと。
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なかなか含蓄のある言葉が並んでいます。

やっちゃいけないことは遠慮だけど、もっといけないのは、24歳でカラヤンやバーンスタインみたいな大御所指揮者の受け売りを言ってしまうようなことで、これは器の小ささがばれてしまう。舞台に出たらお客さんはわかってしまう。「その歳なりに」というのは大事だと思います。

「器の小ささ」。
日々、自覚している私です。💦

みんな自分の曲を演奏するときは照れくさい。僕は自分の父親や兄の曲を振っているときがそう。それは父だから、兄だからというより、その曲の中に自分を感じる。DNAというかね。

お父様は作曲家・指揮者である尾高尚忠氏。
お兄様は作曲家の尾高惇忠氏。
著名なる音楽サラブレッド!と思ってたんですが、
「僕の曽祖父は渋沢栄一で、家系は商売人か銀行家か教授ばかり。うちの父親だけが音楽をやっていた」ですって。
昭和の時代って、ほんと、華麗なる一族っていうカテゴリーが厳然としてあったんだなあ。

そういえば、演奏曲目の作曲家、芥川也寸志氏の父親は、あの芥川龍之介。
芥川也寸志氏と共にNHKの音楽番組に出られていた黒柳徹子氏のお父様はN響のコンサートマスター。
その番組(ググったら「音楽の広場」という番組名だったらしい)に、尾高忠明氏もほぼレギュラーとして出演されていたんですね。

なんだか、昭和に対するノスタルジーを強く感じてしまいました。

南米に赴任した友人の一時帰国に合わせて、
トルコ、チュニジア料理店にて同窓会。
 
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赴任といっても、送り元の日本側が給料を払うのではなく、赴任先の受け入れ機関と本人が折衝して現地側で給料を確保するのだとか。
海外でのお仕事を何度も経験した後、専門を変えて神学を本格的に学び、牧師となった彼女です。
彼女の場合、年間150万円の給料で生活できるとのこと。
もともと行動力の人ですけれども、会う度にそのスケール感がアップしていて驚かされます。

会話の中で、いろいろお勉強もさせていただきました。
曰く
「キリスト教」と言っても、一筋縄ではいかない。西欧のキリスト教がカトリック、プロテスタントに分裂。東ローマ帝国側のギリシャ正教、ロシア正教、など東方正教会はそれと一線を画す)

カトリックは「神父」。女性は神父になれない。アルコールに対する禁則はさほど厳しくなく、修道院でビールを醸造することも。
プロテスタントは「牧師」。女性でも牧師になれる。後世になってから庶民階級を信者としてきたため、現実生活における飲酒習慣による生活の乱れをよくわかっていて、禁酒意識が高い。少なくとも教会の中で飲酒することはない。

イスラエルではユダヤ教の教えが厳しく守られていて、安息日の禁則が何十項目もある(あれ?百単位だったかな?)。この日は一切の仕事をしてはいけない。例えばエレベーターの仕事とは「ボタンを押す」ことなので、安息日になる前日に「安息日運転」に切り替えて、ボタンを押さなくても「各階に自動停止」運転になる。

こういう禁則の行きすぎへの反発もあって、キリスト教がユダヤ教から分かれた。

その他、新興宗教の今の様子とか、いろいろ知らないことがいっぱい。。。
トルコ料理との絡みで、聖パウロのお話とかも。

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お皿の模様とか、お店の調度品にも話が発展。
好奇心に満ち満ちた同窓生たち、それぞれの話の広がりっぷりにも刺激を受けました。

二日連続で、おいしく楽しい時間を過ごせたことに感謝です。

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